平成徒然草

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衛星通信記録11月8日(日)

2020-11-08 07:38:29 | アマチュア無線

本日午前7時曇り13.1

【奥多摩湖】紅葉を見にドライブ。奥多摩湖、かなりの人出でした。さらに山梨県側に進み、左折して入る「奥多摩周遊道路」は紅葉が盛りでした。

【FO-29】週末はスケジュール運用されますが今日、日曜日は「12:50」の1回だけ。

  【ISSに何時運ばれた】11月5日夜、ISSから放出された一連の衛星は、何時ISSに運ばれたのでしょうか。Orbital Launches of 2020を見ると、10月3日に米バージニア州ワロップス基地からアンタレスロケットで打ち上げられISSに運ばれていたようです。それから約1か月後に放出となった経過です。現在信号を出しているのは「SPOC」だけのようです。Bobcat-1とSpoc 2機の画像はOrbitalサイトからの引用です。

【Cube Satの成功率】11月5日にISSから放出された衛星は、Orbitalサイトの情報をそのまま見ると、9機運ばれていた訳ですから9機放出されたのではないかと見ています。しかし、全部がアマチュア無線の周波数を使う衛星ではなかったのだと思います。5機については放出スケジュールも公表されていましたから、放出されたことは間違いないでしょういつも書いていますが、衛星を追う身としては、衛星がBeaconあるいはTelemetryなりを出して初めて衛星になったことが確認出来る訳で、信号が確認出来ない以上、残念ながらそれは宇宙空間を漂うただの物体に過ぎません。今回「Bobcat-1」と「Spoc」の信号が確認されましたが、昨日の段階でBobcat-1は信号が止まってしまい、現在信号が確認出来るのはSpocだけのようです。V/U FM音声レピーターを積んでいた「NEUTRON-1」の信号が聞こえて来ないのは誠に残念です。

【なぜ成功率が低いか】素人が考察しても不確かですが、一つの原因として内蔵バッテリーの問題があるのではないかと思います。衛星が宇宙空間に放出されるまで多くの時間経過があります。衛星が出来上がりました。打ち上げ機関に渡します。打ち上げられてISSに運ばれます。ISSに保管され放出。どうでしょう。最低でも2か月は掛かるのではないでしょうか。いやもっと3か月くらい掛かるかも知れません。その間衛星の製作者は何のチェックも出来ません。その間、満充電されていた内蔵バッテリーの放電も進んでしまうかも知れません物事は失敗例を参考に改善されるのが普通ですが、ことCubeSatに限っては、依然成功率が向上しないのが不思議です。

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