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【物事の発展と底辺】『土曜日に書く』「私は底辺の一員である」
中国、韓国ではノーベル賞を取る日本人が多いことをうらやましがっているらしい。産経新聞のコラムに書いてあった。日本には物事を科学的に捉える国民風土がある。そして物事ひとつひとつ底辺が広い。底辺が広いことが発展につながっている。スポーツのサッカーで言えば、幼少から高齢者までサッカーに親しんでいる人たちが多くいる。それが、トップの日本代表チームの国際ランキングが上がることにつながっている◆衛星通信にも同じことが言える。アマチュア無線の周波数を使った人工衛星を追うことを趣味にしている人たちを「サテライター」と呼んで良いと思うが、外国のサテライターからは今、日本がうらやましがられていると思う。それは日本がCubeSatが数多く打ち上げているからである。そしてそれらの衛星に親しんでいる人が多いからである。ただ底辺と言えるほど多くはない。もっともっと底辺を広げる方法はあると思う。いずれにしても大学、民間にCubeSatを作って飛ばし、宇宙や地球物理等の研究をしようとする機運が高まっている。その背景にJAXAを中心とする宇宙航空技術の蓄積がある国であることには間違いない。