若者が語る「ドイツ統一から３０年」

熊本市国際交流員Anna Seitz(アンナ・ザイツ)さんによるドイツ語カフェに八戸会長に誘われて参加した。協会からは川田事務局長も。
熊本市国際交流事業団が主催する「異文化カフェ」の一つで、他にアメリカ、中国、フランス、イタリア、スペインの各語カフェがあり、ドイツ語カフェは毎月第４木曜日の午後２時からと６時半からの１時間。
９月２４日午後６時半、３階国際会議室の大きな楕円形のテーブルを互いにゆっくりと間をとって約２０名が囲んだ。
９月と１０月のテーマは「ドイツの統一から３０年」。９月は「①ベルリンの壁と東ドイツでの生活　Die Berliner Mauer und das Leben in der DDR」。
講師のアンナ・ザイツさんは１９８９年の壁の崩壊、また翌１９９０年の統一よりも後に生まれた世代。知識としての歴史をしかも日本語できちんと話せるか緊張していると語る。

感心したのは、図表、統計、画像、動画の活用。もちろん日本語も適確。これにより、東ドイツの日常生活を多面的に知ることができた。特に、小学校から技術を実習する写真は社会主義国の教育の心髄を示すものとして目を引いた。
次回、１０月２２日（木）は、いよいよ「②壁崩壊とドイツ統一」。
３０歳に満たないザイツさんが20世紀終盤のこの大きな出来事をどのような切り口で語るのか興味深い。
皆さんも聴講されたらいかがでしょう。

カフェの申し込み・問い合わせ
熊本市国際交流振興事業団　℡：096-359-2121　koza@kumamoto-if.or.jp
日時　昼の部　14:00～15:00　　夜の部　18:30～19:30
場所　熊本市国際交流会館
費用　５００円（コーヒー付き）

（M.S.　今回から時折ブログへの投稿にも参加します）