ジーンが、これから車で1時間ちょっとで行ける、レイクジェニバに行こうか?
と私に尋ねた。
私は、そのレイクジェニバがわからないまま、ジーンにまかせようと、OK!とこたえた。
。
ハイウェイに入って、右にミシガン湖を見て、北へ走り続けた。
途中、ジーンが、
「この辺は、マイケル・ジョーダンとか、そんな有名人が住んでるとこや。」
とおしえてくれた。
。
へえ!そんな環境のええとこなんや。
気になるから、助手席から、外ばっかし見ていた。
その目的地に近づき、着いたときには、
感動した。
。
これが、ミズウミ?
ジーンは、「カリブのリゾート地を思わせるとこやろ。」と私に言った。
町並みもこじんまりとしていて、映画の1シーンに出てくるような町並みだ。
。
ポパイという名前のその店は、大きくて、明るく、夏場に来れば最高かなと思った。
ゴールデンヘアーで、ビキニ姿の子が、カクテルを飲んでるシーン。
そんなんが、想像される。
。
その店で、一杯飲み、その後二人でそのキュートな街を歩いた。
チョコレートショップに入ると、ジーンがチョコレートを買って、
「彼女のプレゼント用や。」と。
さすがは、アメリカ人。
。
それから、二人でブラブラ歩いて、不動産やさんの前で、日本円で一千万円以内の価格の家があったので、これやったら買えるで、とか話し合っている時、
中年の女性から、ジーンに声がかかった。
聞いてみると、車がエンコしたので、押してもらえませんか。
ジーンが私にいけるか?と言うので、
そんなんOKに決まってるやん。
「私はアスリートやで。」と言ったら、
ジーン、それをその人に伝えていた。
。
ということで、二人で車を押して助けたあげた。
その車、かなりポンコツだった。
アメリカ人のエンコ車を手押しするなんて、こんな経験めったにするもんやない。
。
こんな素晴らしいリゾート地がシカゴ近郊にあるとは知らなかった。
できれば、こんなところに住んでみたい。
一千万以内の値段でも家が買えんねんから。
と真剣に考えた。
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