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連載エッセイ「シカゴアンになった一週間」 - 旅立ち編 I'm a chicagoan for a week

2009-02-22 | 旅行記

フライトは午後7時なので、国際線での鉄則、2時間前の約5時に関空に到着した。

チェックインを済まし、荷物を預けてしまうと、身軽になるので、まずここでホッとする。

席は、当然アイルシート(通路側)で隣が空いているところを選んだ。

パスポート審査を終え、シャトルで搭乗口へと向かった。

ここへ来てしまうと、もう後は飛行機に乗るだけ、いよいよかと思う瞬間だ。

私は毎回、ここでは、ビールを飲んで搭乗を待つ。At_boarding_gate

これが、これから何十本となるドリンクの最初を飾る、記念すべき一本となる。

座席に着き、無事定刻に離陸した。on time

少し時間が経って、さあ、来た!来た!ドリンクサービスや。

本日、2本目のビールを注文しょ。(とは言っても、お昼ごはん時に、すでに2本飲んでいたので、旅立ってからは、という意味で。)

Can I have a beer?

It costs 6 dollars.

ええ!6ドル、600円払わなあかんのお? 前までは、無料やったのに。

これも、不景気のせいなんやろか。

しかたなしに、6ドル払って缶ビールを飲んだ。

その後、夕食時にワインを2本たのみ、食後のバーボンウイスキー、その他もろもろ、機内でえらい出費となってしもうた。(これが、京橋の立ち飲みやったら、くそ~!)

シカゴへの直行便が無いので、サンフランシスコで、入国手続き(厳重な取調べ)を済まし、乗り継ぎの国内便を待つだけとなった。

ちょっとこばらが空いてきたなあ。ビールでも飲もか。搭乗まで、ちょっと時間あるしな。

ええ店があった。ここにしょ。Buena_vista_cafe

Do you have some dark beers?

ということで、何種類かあったので、その中からシェラネヴァダという、アメリカでは、私の大好きな茶色のビールを頼んだ。

これが、また、旨かった。Very good!

滞在中にも、これスーパーで買って飲も。

国内線に乗っても、また6ドルを何回か取られ、予定外のえらい出費や。

無事、シカゴ、オヘイアー空港に着いたのは、その日と同じ土曜日の夜8時だった。

空港から、ホスト宅まで、タクシーで約40ドル。チップを入れても、5千円以内でおさまる。

機内で払い過ぎた分、ここで取り戻さな。時間かかるけど、地下鉄で行こう。

そう決めて、大きなスーツケースを押しながら、地下鉄乗り場まで、歩いた。

切符代はと、料金表を見ると、2ドル50セント、よっしゃあ、250円で行けるぞお。

特に車社会のアメリカ。

Suitcase こんな大きなスーツケース持って、地下鉄に乗ってる人なんて、誰一人いない。

この際、体裁なんか気にしてられるかあ。

6ドルの倍数、取り戻すためや。

そんなこんなで、タクシーなら、30分ちょっとで着くところ、1時間以上もかかってホスト宅に無事、土曜の夜9時半に到着した。

そして私はシカゴアンになった。

、、、、  ー 次編につづく ー


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