JACKIE

Beautiful Things in My Life

年末のあいさつ周り say happy new year to my favorite liquor shops

2008-12-26 | 日記・エッセイ・コラム

年末ともなると、いろいろ挨拶で忙しい。

昨日は吉川酒店、今日は中井酒店に、挨拶のために行った。

この中井酒店は、以前にも書いたとおり、A2昇格間近の店だ。

入るなり、ママが「おビールですか?」と。

例によって、「瓶ビールください。」というと、

クラシックラガーがすっと出てくる。

私の好みを覚えていてくれる。

大半のお客さんはアサヒスーパードライを飲んでいるのに。

ラガーを飲み干し、地酒を飲んでいると、近くで飲んでいた人が、

「芋焼酎の小鶴ありますか?」と尋ねた。

「あると思う。」とママ、酒屋さんなので、売り場へ探しに行った。

「あったけど、41度の超高級もんや。」と、持ってきたのは、4合瓶で、箱入りだった。

「それもらいます。ロックで。」と頼んでいた。

そらそおやろ。絶対ロックや。私もそんなん水で割りたくない。

一杯口をつけたそのお客さん、「うーん、口のなかでパーと広がるわ。」と。

そらそおやろ。私も想像つくわ。

私の右隣で飲んでいた常連のお客さん、それを聞いて、

「ちょっと、臭いだけ嗅がせてくれへん?」と言ったら、

ママが、「あんた、何せこいことゆうてんのん。」

「一本開けたらええやん。」と。

続けて、「あんた、今から桃谷のスナックへ行って、高いウイスキー飲むねんやろ。うちは酒屋やから原価みたいなもんやで。」と。

その通り、せやから私も酒屋に飲みにきている。

そんな立ち飲みの面々の人たちと、ママとの会話を聞きながら飲む酒は最高だ。

たまには、その中にジャッキーも入ることがある。

職場から離れ、また別の世界での存在。

私はそれが、生きている証。

ただ酒が大好きだという、同じ価値観を持ったもんの集まり。

いろいろ聞いていると、その価値観以外では、ちょっと危ない人もいる。

でもこの場では、そんなん関係ない。

かなり、いい気分になってから、オアイソウをしてもらい、ママさんに来年もよろしくと、挨拶をしていると、他のお客さんから、「よいお年を!」と、大きい声で言われた。

私も皆さんに、大きな声で年末の挨拶をし、店を出た。

店を出ると、何とも言えないいい臭いがした。

この同じような臭いを感じることができるのは、地元の川崎酒店、徳永酒店、合気道道場近くの北浦酒店と、限られている。

年末の挨拶を次から次へと済まし、新年を迎える。

明日は、京橋、

ほんまに、年末は忙しいなあ。