「ドト-ル」の「ジャーマンドッグ」が大好きで、今回は、東京・上野広小路店の2階から、街を眺めながら、珈琲と共に味わっています
「フェルメール」が大好きで・・・何てことは無いのですが、最近の「フェルメール・ブーム」にどっぷりと浸っています。
6月30日、上野・東京都美術館では待望の「真珠の耳飾りの少女」、「国立西洋美術館」で「真珠の首飾りの少女」が、同時来日、展覧会が開催されているので、千葉在住の友人と待ち合わせて乗り込みました。
「フェルメール」の作品は、全世界でも、37枚(?)しかないそうで、何時でもどこでも簡単に鑑賞は出来ないでしょうから、あちらから、わざわざ来て下さったものを、無視する手もあるまいという思いもありますが・・・。
前にも言いましたが、絵画にしても何にしても、芸術の理解は出来ませんから、ただ、自分の好みに合うか合わないか、気持ちが癒されるか不安定になるかぐらいの選別で鑑賞しています。
あまり深読みを抜きにして「フェルメール」を観ると、引き寄せられるものがあって、自分好みの絵画の範ちゅうです。
「フェルメール」と聞くと、大概、出かけていますので、何回ぐらいか調べてみましたら、1999年・東京都美術館、2008年・東京都美術館、2011年・ザ・ミュージアム、そして、今年、2012年・東京都美術館・西洋美術館と、結構、観てるんですよね・・・悲しいかな、何が来ていたかは忘れていました。
「フェルメール」と言えば、一番に思い浮かぶ位、印象に残っているのは、鳴門市「大塚国際美術館(陶板美術館)」の「フェルメール・コーナー」で観た陶板製絵画です。
本物は忘れてしまい、陶板が印象に残るなんて(陶板で忠実に表現されていることに感服したのだと思う、それくらい完璧な作品でしたが)、我が芸術センスはこんなものです。
本物を観たというだけでは、11作品を達成してましたが、きっと、37作品全部を踏破することはないだろうと思っています。
「フェルメール」の後は、昼食(ウナギ専門店で、ウナギのない定食を注文、当然ビールは付けました)を取り、早々に、居酒屋(銀座ライオン)に向かい、午後2時から8時まで、飲んでおしゃべりして・・・帰宅は午後11時を過ぎていました。
とても暑い東京でしたが、「気分は爽快」の一日でした
2012年・東京都美術館・「真珠の耳飾りの少女」「ディアナとニンフたち」
2012年・国立西洋美術館・「真珠の首飾りの少女」ザ・ミュージアム「手紙を書く女」「手紙を読む青衣の女」「手紙を書く女と召使い」
2008年・東京都美術館・「ディアナとニンフたち」「マルタとマリアの家のキリスト」「小路」「リュートを調弦する女」
「ワイングラスを持つ娘」「ヴァージナルの前に座る若い女」
1999年・東京都美術館・「手紙を書く女」
絵は「判る」というものではなく、「感じる」ものではないかと思っています。
勿論、画いた画家の人生や画かれた絵の背景は知っているなら尚良いでしょうね。(特に宗教画については、聖書の場面が画かれていることが多いけれど、無神論者の私にはほとんどチンプンカンプンです (-_-;))
本物の絵の前に立つと、画家は私のためだけに描いてくれたと思いたくなります。おめでたい性格です。
フェルメールも伊豆の花さんに見て欲しくて、はるばる来たんですから感激したことでしょう。
私の場合、絵画も音楽も、鑑賞している時が、日常から解放されて集中できる時間を過ごす事が出来るのです。
難しい理屈も理論も抜きで、充実感を楽しんでします。
出かける積極性に、応援したいと思いました。
我家から東京まで、新幹線利用で、片道約2時間かかります。
勿論、目的は東京ですが、その道中の列車から、ぼんやり街を眺めているのも好きですから、できれば、在来線の方が良いのですが、片道2時間以上かかると、日帰り予定では、きつくなってしまいます。
そのうち、のんびり在来線に揺られて、東京への小旅行を楽しめる日が来るだろうと思っています。
伊豆の花様もフェルメール、ご覧になっていたのですね。
私は今回が初フェルメールです。
去年、名古屋でも展覧会があったのですが(他の絵で)、見る機会を逃していました。
私もドトールのジャーマンドッグは好きでセットでよくいただきます。
名古屋にも伊豆の花様の写真のように、街と街路樹を眺められる席のあるお店があり、
その近くで仕事をしていたときは、よくその席を独占していました ^^ヾ
「フェルメール」は如何でしたか?
何げ無い仕草さの中に、とても不思議な雰囲気を感じさせる絵だなぁと思います・・・ついつい見入ってしまうのですが、あの人だかりでは無理ですね。
何時の日か、じーっと見つめていられる時間を持てたらいいなと思います。
珈琲店の窓際の席は最高の場所ですねぇ・・・外界が目まぐるしく動き回っているのに、まるで異次元から俯瞰しているような気持ちになります。
ちょっと、傲慢で、でも、穏やかな気分になるのが、気に入っています。