←拡大してご覧あれ! 春の象徴のような「つくしんぼ」だが、この繁茂・群生は「スゴイ!」を通り越して、「ブキミ!」である。
先月末の事、我が家から辛うじて徒歩で行けた「コンビニ」が撤退してしまった・・・私は、遂に「買い物難民」となった。
マイカー(自転車)を、努めて使わないようにしてから、スーパーでの食料買い出しは、おおよそ、十日に一度くらい、友達に誘って貰ったり、街に出たついでに買い出しをしたりしているが、緊急に食料不足に陥ると、コンビニで食パンと牛乳を買って空腹(?)を満たしていた。
その緊急避難場所たるコンビニを失って、冷蔵庫内は、ほゞ空状態となった昨日、買い出し予定は22日(友人とのランチ約束で街に出る)だから、如何にしてもヒモジイので、物置より自転車を引っ張り出し、撤退コンビニからは少し離れた(と言っても、徒歩で行くのはちょいツライかも)ドラッグストア(食品は、コンビニとさして変わらない品揃い)で調達した。
その帰り道、我が前方に歩く人は?・・・近所に住む知人ではないか。
そう、私より少し年配の彼女も、自分では殆ど料理をしないとかで、コンビニのお弁当などをかなり利用しているようだった。
両手には重そうに荷物を下げている。
聞いてみると、コンビニが無くなったのでドラッグストアまで歩いて買い物に来たのだと言う。
彼女の荷物を我が自転車の前カゴに預かって、彼女の自宅まで自転車を押しながら従った・・・つまり、結果的には、私も徒歩で買い出しに行った事になった訳だ。
ま、それはともかくとして・・・我が住む小さな区域でさえも、「買い物難民化した高齢者」が、少なくても2名いるという事実。
皆さ~ん!非力な難民を救ってください!・・・と叫びたいですねぇ・・・ホント。
どんどん高齢者の比率が高くなる日本の現状の中で、この明確な事実を自分の事と考えられる人が何人いるのだろうか・・・それを思うとカナシクなってしまうのは、私の被害者(弱者?)意識が強過ぎるのかな・・・と。
そう言えば、先日、一緒に箱根に出かけた友人は、満員のバスで席を譲られた時、その行為に対して「座れるのは嬉しいけれど、席を譲られる自分が情けなくなる」と嘆くのだ。
「あなた、もう十分、高齢を誇っていい立場だよ」と私は言うのだけれど、友人の嘆きは癒されないみたいだ。
私には、日本の高齢者(すべてとは言わないが)は、何故か、老化を悲観し頑張り過ぎるように見えるが、非力(無力とは違う)であることは恥ではないと、もっと、声を大にして主張してもいいと思う・・・如何?