IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

奇しくも・・・

2017-10-18 10:52:12 | この頃思う事

南伊豆にある「山野草植物園」を訪れた折、お目当ての山野草(さぎ草)が咲いていなくて落胆していたら、当園の方から「黄色のホトトギス」を頂いた・・・私的には好みの風情とは言えないが、花は、案外、カワイイ。

 


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「運慶展」と帰り道に立ち寄った「びわ湖長浜KANNON HOUSE」と・・・


10月17日、朝から雨である。
今日は、友人と東京・東博での「運慶展」に行く予定だが、雨降りで、出足(気力?)が鈍ってしまう。
何も今日でなくても構わないけれど、出かけようと決めた事だからと、いざ、出陣!。

AM7:30過ぎ、三島駅にて友人と落ち合う約束がバタバタ劇ありで、「北口」で待つと言っておいたのに、友人は「南口」に待機していたと言う。
う~ん、これからを思いやると、何だか切ないなぁ。

・・・てな事もあったが、無事に東博に着いた。
想定内ではあったけれど、雨模様の中、人人人の列・・・まず、チケット売場、そして、東博入館の列と平成館入館の列と、3か所も行列しているのだもの・・・ねぇ。
先見の明あり(?)の私は、それを見越して、今回のチケットはネット購入し、一回でも、行列を逃れるよう試みたのは成功だったようだ。

開館(AM9:30)間際を狙ったのも当たりで、館内でも、そう人に押されることなく(と言ってもかなりの人たち)、仏像が大きいから遠くからでも観賞出来るので、背丈短い私でも、余裕を持って館内を巡ることが出来た。
友人は、仏像各々の在所寺まで出向いて拝見している程の大の運慶好きである。
私も、何回か同行したが、何しろ、感銘の薄い人間だから、あまり記憶に残っていない。
友人は、この仏像はどこそこ寺で、あの仏様の寺は云々で・・・と、説明してくれるのだが、「あぁ、そうなの」と腑抜けた返事しか出来ないでいる。

そういえば、この「運慶展」をTV番組で放映した時、みうらじゅん氏が言うに「運慶は仏師というよりアーチストだ」「運慶はミケランジェロを越えている」のだそうで、私も、奇しくも、同感だと思った(みうら氏ほどの学識は無いけれど・・・)。
で、友人に、「私には仏様という感覚がないから彫刻として見ているだけで、鎌倉仏の切れ味が素敵だとか、イイ加減な表現はするけれど、実際の良さは分からない」と正直に告げた。

素人の私であっても、今回の展示は充実感・満足感を得られ、見終わった時には、軽い疲労感もある。
東博「平成館」の横手に「法隆寺宝物館」が建っている。
私が東京在住時には、よく、ぷらっと散歩に来た場所で、展示された飛鳥・斑鳩仏も見応えがあるけれど、お目当ては、館内レストランだった。
今日も、友人を誘って、レストランに入り、昼食前の軽いお茶をして一息入れる。

その後、上野精養軒で昼食を済ませ、しのばずの池付近に新設された「びわ湖長浜KANNON HOUSE」に寄ってみた。
滋賀県長浜市は「観音菩薩信仰」の厚いところだそうで、何時か機会があれば訪れてみたいと思っていた場所だった。
さすが仏像好きの友人、長浜で名高い観音仏も知っていた・・・スゴイ!思い入れだなぁと感心する。

そして毎度の如くに、「巣鴨」で「塩大福」をGETし、「日暮里」の行きつけだった佃煮屋さんで「葉トウガラシ」「アサリ」を購入、も一度、珈琲店で休憩してから山手線、新幹線を乗り継ぎ、三島で夕食を取って帰宅した。

翌朝、足(否、足首)腰が痛くて・・・やっぱり、疲れましたなぁ!

 そうそう、大事な事を忘れてました。今秋初の「栗ご飯(釜飯)」を味わいました、ほこほこ栗に満足!

 


ちょい日陰に置いた鉢で咲く「黄色のホトトギス」が、辺りを明るくしています。

 


 

コメント (3)
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