IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

文学的素養には・・・

2015-03-15 08:37:31 | この頃思う事

 

ご近所さん宅の「枝垂れ梅」。とても豪華です。


ちょっと悩んでいる事がある。
否、悩みというより、理解しえない事と言うべきか・・・

2、3日前の「チェロさんブログ」で、ある本での出来事についてコメントを書いた時、何故か、その世界に入り込めない自分を感じたのだ。
所謂、「架空の世界」を、我が脳細胞では、架空と納得していても、すんなりと受け入れない。
現実的な判断しか思い至らないのだ。

そう言えば・・・と、唐突ながら、思い当たる節を見つけた。
私、まるで自慢になるものではないが、「文学書」と評価されている本を、全くと言っても差し支えないくらい読んでいないなと気づいた。
つらつらと思い起こせば、小学3年か4年生頃に、涙を流しながら(我家の飼い犬が死んだので)読んだ「フランダースの犬(これ、文学書で良いのかな?)」が最後かも知れない。
「随筆」「歴史」「旅」、時折「時事解説」等・・・ようするに、事実に根ざしたものにしか関心がないのだ。

それは何故?と問われても、確かな答えのしようがない。
好きではないから・・・とでも言うしかない。

てな事が原因かどうか不明なのだが、中間的な立ち位置が嫌いで、白か黒を決めたがる傾向なのは認めざるを得ない。
だからと言って、中間を否定はしないし、そういう判断も必要と思っている。
が、私自身は、中間では前に進めないのだから、どちらかに決めたい訳で・・・ここで、やんわりながらも、強制しているかも知れない。
何を言いたいかというと、難しい判断を迫っている訳ではないのだから、早く、白黒を決めてくれ~と叫びたい衝動に駆られ事が、しばしばあるのが問題なのだ。

この性格が、「文学的素養」とは無関係だろうと思うが、「理数的素養」だとは言わないものの、奥行が浅い、余裕のない心理状態だな・・・と分かっている。



コメント (8)
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