[写真と文:NTさん提供]
非日常の環境で子供は川遊びにご機嫌
ついに行ってきました!初めてのオートキャンプに。
たまには便利な生活から離脱して、不便さを、知恵と工夫で楽しむのもいいものです。
KMさんと二ヶ月以上も前に計画をしていたが、天候不良のため伸びてしまい、やっと実現した。
場所は山梨県の道志村。
山中湖から40分程度の所で、オートキャンプ場のメッカではないかと思われるほどの所。
道路のあちらこちらに、オートキャンプ場の案内看板が、クモの巣のように客を狙って待ち受けている。
定年後の(注:高齢者の?)二人の珍道中は、行く時から、えらい失敗をしてしまった。
東名高速の御殿場インター手前で、伊豆の花さんのブログの、「蛇の抜け殻写真」で話が盛り上がり、御殿場インターを降りるのを忘れ、仕方なく、次の大井松田まで行って戻ってきた。
時間と料金とガソリンを無駄使いしたけれど、これも楽しい思い出話になると思えば、まっいいか
キャンプ場に到着するまでは、たぶん誰もいなくて、貸切だろうと考えていたところが、これが大間違い。
すでに、多くの車とテントで埋まっていた。
管理人に、予約をしてあると伝えたが、早い物勝ちのようで、いい場所は残っていない。
予約の受付も、どうやら、ずさんのようだ。
区画線で区切ってあるわけではないから、混めば混んだなりに使ってくださいのようだ。
仮設住宅、リビング全景、左が恒久ワンボックスカー
しかし、結果的には、木陰で清流のそばに場所を確保できた。
普通車を止めてテントを張るには、ちょっと狭いため、敬遠されて空いていたようだ。
我が愛車は、軽のワゴンで小回りが効くから、うってつけの場所だ。
居住性に優れた仮設住宅
さっそく、テントとタープの組立てを開始。KMさんは慣れているため、順調に進んでいる。
意外なことに、テントよりもタープのほうが手間がかかることを知った。張り線が多いためだ。
豪華なリビングスペース
仮設宿泊所?が完成して、「上棟祝い」を始める。
良く冷えたビールが喉にしみ込む、ああ至福のひと時だ
七輪コンロで、「アジの開き」と「シシャモ」を焼きながら食べた。これが旨くていけるのなんの、たまらない。
夜は、キャンプファイアーを楽しんだ。自然の中での時間は、ゆったりと流れていく。
夏だから寒いはずはないが、キャンプファイアーはいいもんだ
ネット情報では、場内に温泉があるはずのキャンプ場だが、どこにもない。
KMさんは、ウソの記載をするのは許せないと怒ったが、騙されて来た客が悪いのだろうか。
他にも、あるはずの食堂、売店も無かったなぁ・・・もしかしたら、地下にに続く秘密の出入り口が隠されていて、見つけられなかったのかも・・・そう思うしかないか。
ネットの情報なんてこんなものとあきらめる。
翌日は、近くにある源泉かけ流しの温泉に入った。
10時の開店を待ち構えていたキャンプ客で大賑わいだ。
ここで、また思い出話が・・・。
ロッカーがあると思いきや、籐で編んだカゴが棚に置いてあるだけだ。
これでは盗難が心配でゆっくりと温泉に入っている場合ではない。
二人でロッカーを探しに外に出ると、すぐ近くの通路沿いにあり、ここで、携帯電話、サイフ、デジカメ、時計等の貴重品をしまった。
しかし、KMさんは、何を勘違いしたのか、ここでズボンを脱いでパンツ姿になり、上も脱ごうとしているではないか。
「おいおい、ここは脱ぐ場所じゃあないよ」と教えると、はっと気が付いて恥ずかしそうにまた着た。
私が黙っていたら、国道1号線沿い(みたいな所)で全裸を披露するところだった。
「犬も歩けば棒に当たる」というとうり、たまには出掛けてみると面白いことがあるものです。
又、行ってみるぞ~