大晦日だけどそんな雰囲気なし

年越しそばを食べるわけでもなく、カウントダウンをするでもなく、明日の元旦はいつもどおりダニーは出勤だし、しかもお泊りだし、至って通常通りの我が家です。

そんなイベントごとに薄い我々の元に、これまた地味な文明の利器「計量器」がやって参りました

「どうせ買うなら」とシンプルでデジタルのg表記で整頓が効く四角いヤツ。


今までは「1パウンドが450gちょっとで、記載は1.15lbだから、これくらいで大体200gでことでオッケ？」って感じの究極の目分量で台所に立ってたあたし。
そもそも算数が苦手だから時にはお肉持って体重計に乗って「大体こんなもん？」ってやってたんだけど、休暇で10日も家にいたダニーがその様子みてたのね。

いやん。
折角、買っていただいたのだから活用させていただきます。



今日の夕飯。
気がついたときは大半が消えてたから写真は諦めたんだけど。
・金平ごぼう
・ブロッコリーのからし醤油和え
・メインは ソースが決め手☆我が家の絶品ステーキ！ by こうちゃんズママ

「いやー、音楽とビール飲まずしてこの作業は厳しいですなー」ってじっくりゆっくりとソース作りに1時間を費やした甲斐があって、美味しく頂いたのだけど。
鍋を長時間傾けるってなかなか根気のいる作業よ。

そんなあたしの様子を一部始終観察しておきながら・・・・
「ボク的にはやっぱりコレが一番かなって。

別にいいんですけど。
あなたの為の夕飯ですし。



■ご挨拶■
08年度は派遣先で切られたが故に転職したり、引っ越したり、結婚したりと変動の激しい1年ではありましたが、絶えず誰かに助けられ、アドバイスを受け、勇気付けられ、笑いを提供され救われ、大変幸福に過ごすことができました。
本当にありがとうございました。

新しい年はせめて皆様にご迷惑をかけることなく、退化することもなく、なるたけ精進してまいりたいと思います。

皆様が幸福で健康でありますように。

2008年12月末日。

08年度餃子食べ収めの儀

本年度最後に相応しい過去最高の出来。
（必殺技：自我自賛）

10日ほど前の購入時から鮮度が怪しかったニラが心配だったんだけど、実際やばかたんだけどなんとか完成。

夕べは船にお泊りだった餃子ボーイ・ダニーが今朝、電話してきたくらい。
「今日は餃子の日だよね？ニラは大丈夫？チェック済み？」って。

仕事中あなたは他に想うことはないんですかって感じ。
「大丈夫。ニラの安否は既に確認済みです。今夜の餃子は保障されています」って安心させてあげたわ。


そうそう、ダニーのお裁縫技術が明らかにあたしより上というのは前の日記のとおりなんだけど、再び依頼が。

今度はズボンのポケットの穴を修復せよとのこと。

あたし：「自分でやればいいじゃん。それのが10倍マシな仕上がりだよ。」
ダニー：「君の作業だって悪くないよ。それに今回はポケットの中だからね。
例えヘンテコリンな出来栄えでも穴さえ塞がってれば良いんだよ、誰も見えないから」

実は前からお願いされてたんだけど、のらりくらりとかわしてたの。
でも今日はとどめを刺されたから、ようやく重い腰を上げたってわけ。

破れたポケットというのは洗濯ネットみたいにメッシュ地になってて、針穴より大きい穴のあいた生地をどう縫えっていうのよって困惑。

「そういえば漁港に行くと女の人たちが網の補修作業してたわよね、どうやってたのかしら。あー、日本で美味しい魚が食べたい」って違うことを考えながらも何とか方法を見出して作業完了。

サーモンピンクとショッキングピンクの糸2色使いで頑丈にそして可愛らしい仕上がりであたし満足。


今年も残すところあと1日。

笑う膝でてんこ盛り焼きそば

今晩の一人ご飯、焼きそば。


確かにお野菜たっぷりだけど、麺は一人分なのコレ。
日本でもおなじみ「まる○ゃん」の3食入りなのに日本で売られている物より絶対、一食分当りの量が多いって思ってるんだけど確認する相手がいないのよね。

焼きそばだけじゃないのよ。
あの「サッポロ○番」だって絶対、麺の大きさが違うわ。
実際に茹でてて判るもの。
もちろん、食べても満足感が違うし。

国が違うのだから店頭で売り出される物の色んな事の規定が違うのは理解できるけど、両方を知っている者として「違い過ぎやしませんか？」と思っている日本人はあたしだけじゃないハズ。
第一、食べ切れませんし。

新年の抱負は「腹八分目」かも。

そういえば三輪明宏が「人付き合いは腹六分目」って昔みたYouTube で言ってたわ。
そもそも人付き合いが無いアタシには関係ないんだけど。


日本の「腹八分目」とはまた違うんだけど、「膝が笑う」ってあるじゃない？
昨日、ハイキングの帰りにダニーに聞いてみたの。

「過酷な道を散々歩き回ったから膝が笑ってる」

って言ったら、その意味を理解できる？って。



「もう少し考えろよ」って思うくらい間髪入れずに "NO I DON'T"



あー、筋肉痛が・・・・

新緑の冬

夏場は殆ど砂漠化してしまってるらしんだけど。
雨が多いこの季節、やっと緑が出てくるらしいの。


だから「新緑の冬」。



「まるで春」な雰囲気の小川。



実際、ぽかぽか陽気で長袖じゃ暑かったくらい。



ダニー：「ハイキングの後はやっぱり温泉だよね」

あたし：「そうそう、タオル持ってきて良かったねとか言ってさ。」


二人：「・・・・」


妄想は自由でタダですが時に酷です。


たくさん歩いて疲れたから夕食は冷凍ピザの予定だったんだけど次の日、船にお泊りのダニー。
うちにいる時くらいは、ちゃんとしたものを食べてもらわないと困るので半ば渋々、台所へ。

ほうれん草がモリモリ食べられるレシピを発見！


ほうれん草とトマトのツナドレッシング by お茶丸

にんにくが利いててビールが旨かったけど、日中の疲れでいつもの半分も飲まずに就寝。


あー、温泉に浸かりたい。

あたしの休日

ダニーの10日間の休暇が今朝やっと明けました。
本日は船にお泊り。
ギリギリまで休暇の予定が確定しなかったが故にコロラド行き飛行機の予約も出来ず、いざ日程が決定したときは通常の2倍の価格。
更には悪天候とポンコツ車のためにデスバレー行きもキャンセル。

せめておうちを拠点に楽しんでもらおうって毎朝デニーズ並みの朝食をこしらえたり、あたしなりに頑張ってみたのよ。

ダニーも普段、留守がちな自分が常時在宅することによる家事の負担も理解してくれてて、何かと気を使ってお手伝いもしてくれる良い旦那さんなんだけど。

お疲れ感が出てたみたい。
疲れてる時こそ予定外の家の散らかりが気になったりして、若干イラついてたのがダニーに分かった様子。
おかげで「もしフルタイムであたしが働き始めたら」を前提にした家事分担について話し合えたし結果オーライだったんだけどね。

今朝、仕事に送り出した時はちょっと反省。
もっと労ってあげられたんじゃないかなって。

でも3時間もすると忘れちゃうのよね、そんなこと。
まぁ明日の朝ごはんまでにはまた帰ってくるっていうのが分かってるからなんだろうけど。

パジャマで半日過ごして、うだうだしてたらダニーから電話。
「どう？快適？」
「えぇ、そりゃぁもう。ありがとう。」

今晩の一人飯は 大葉にんにく醤油（基本おむすび） by 勇気凛りんとバターで炒めたブロッコリーを前菜にアメリカンナイズされることを恐れるダニーに禁止されている高カロリーのナチョスをチーズてんこ盛りで作成して乾杯。

一人の時間もとても有難いけれど、やっぱり我が亭主ダニーの存在の大きさを思い知らされた休暇明けの晩。

早くあした帰ってこないかな。

クリスマスディナー

遠い親戚にお呼ばれされたクリスマスディナー。
感謝祭の時とは別のダニー母の従兄弟宅。

そこのうちからは過去何度もお誘いを受けてて全部お断りしてたの。
もっとダニーが丁重にお断りすればいいんだけど、先月なんか「もう予定があるんで。それじゃ」ってものの5秒で電話きるじゃない、聞いてるこっちが焦っちゃったわよ。

「過去2回の面識で好印象もない相手からこう何度も連絡があるのはうちのお母さんが背後にいるとしか思えない」というのが本人の憶測。

溺愛する息子と突然連れてきた外人嫁の姿かたちが見えなければ、国内に点在する身内を使って様子を伺おうとする曲者らしい手段。

まんざら間違ってもいないヨミね、ってあたしも思ってたし何より面倒くさいじゃない？
完全に他人ならいいんだけど一応、親戚だし普段どおりにしてると失言/失態を犯す可能性があるから緊張してなきゃないのよ。

曲者にどれだけ強く懇願されたか分からないけど、先月のダニーの無礼な態度にも臆することなく再度お誘いの電話をくれるその相手が気の毒になって「今回こそは好意を受けるべき」ってあたしが言ったの。

クリスマスに、ご近所ならともかく雨のハイウェイを45分も走って行くほぼ他人の家。
「あー、訳分かんない」って運転しながらダニーがぼやいてたわ。

お上品な感じのご夫婦と成人していると思われる姉弟に感じ良く迎えられて、感謝祭の時のようなメニューをご馳走になり、お礼を言って帰宅。
愛嬌のある犬が3匹もいてプールもあってステキな家だったの。

「いい人たちじゃん。なんで印象悪いの？」って帰りの車の中で聞いてみたの。

「僕もなんだったっけ？って考えてたんだけど途中で思い出したんだ」

「なに？」

「昔あの犬に噛まれたんだ」


・・・・あ、そう。
メリークリスマス。

干潮時刻と暇人と。

これは昨日の晩御飯で。

大根のサラダがヒットですよ、奥さん
コレなんですけど。
居酒屋さんで教わった大根サラダ♪ by サマーラ

海苔はダニーが苦手なので省略。
無理して加えて残されてもしゃくだしね。

特に昨日はニュースもネタもなく、地味に過ごしておりました。


今日は、夕べの茹で鳥のスープで炊いたご飯をオニギリにして先週の金曜に行った公園へ。


そう、ここ。






今回はネットで干潮時刻を調べての出発。
我々ばかップル、海辺でカニさんや逃げ遅れたお魚さんと戯れるのが大好きなので
割り箸も持って準備万端。
真冬のしかもクリスマスホリデーシーズンに干潮時刻を狙って出掛ける暇人はいるまいと鷹をくくっていたいたのだけど。

いるのね、他にも。


最寄の駐車場には10台以上止まってたわ。


干潮時刻を狙ってきただけあって大分前回とは景色が違ったの。








あんまり寒いもんだから、とぼけたイスラム教徒みたいな格好して。
日本じゃありえないスタイル。


帰りに軍施設に寄ったの。
あのポンコツ日産車に「軍関係者の車両ですよ」っていうシールを貼りに。
「いつまで有効？」って訊ねるダニーに「2010年7月まで大丈夫よ」って答える担当者。

「え？あと1年半乗るつもりですか？　シールの有効期限より愛車のコンディション確認するほうが現実味ありますよね」と亭主に他人行儀に言ってみた。


お口をチャックさせられました。


さすがに本人にも思う節があるということでオッケー。


そして今日の晩御飯。


鶏肉が昨日安かったので、すみません。
味付け3種にしたので、これで何とか・・・。


明日も平和でありますように。

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ボーリングinアメリカ

寒いし雨だしおうちにいても良かったんだけど「外に出て何かしようぜ」ってことで基地内のボーリング場へ。


相変わらず安いわね、あたしたち。


二人して最後にいつボーリングをしたかが思い出せず。
散々考えた挙句の二人の答えがコレ。

「今世紀であったことは間違いない」


間違っちゃないけど救いようないわね（夫婦して）


3ゲームして2:1でダニーの勝ち。
悔しいわ。
親指が痛いわ。


言い訳するわけじゃないんだけど、隣のカップルが気になって仕方が無かったのよ。
男の子の方はもう必死で、ストライクを出した暁には大口の宝くじにでも当ったかのような喜びようで自分の投げるボウルへの一喜一憂がじゅんじょうじゃないの。

その反面、連れてる女の子はというと「適当」という言葉ももったいないくらいのどうでもいい投げっぷりで投げたら最後、その行く末を見守りもせずに背を向けて着席をするという有様。

そーれーなーのーにー

「今のは良かったよハニー、上手だね、最高だよ」って男の子が褒めちぎってるのがベンチ越しに聞こえるの。

厳密には「私が背後に耳を澄ませていた」んだけど。


夕飯はハンバーグ・大根おろしとポン酢、付け合せはブロッコリーとトマト。
昨日こしらえたきんぴらごぼうとキムチもつけて、ごはんおかわり。

ボーリング場で写真を撮らなかったのは「基地内だから」っていう理由だけど、夕飯に関してはそんな場合じゃないくらい旨かったから。

そうそう、郵便局止めにしていた荷物を受け取ったらダニー実家からクリスマスプレゼントが。


不気味なことにアタシ宛のブツがダニーより多い。
改宗しない事への当て付けなのか、好意の表れなのか微妙なところで。
　
一応カードを前もって送付しておいて良かったわ。
来年は何か用意しないとね。

おやすみなさい。
　　

ゴボウ、そして怒ったあたし

生まれて初めて牛蒡たるものを購入して金平にしてみたの。
使用したのはこのレシピ。
我が家の♡簡単♡挽き肉きんぴらごぼう♡ by キョク


「確かお母さんはこうしていたハズ」って包丁の背で皮をそいで。
レシピの指示通りに酢水に浸して。


そうこうしているうちにダニーがお昼ご飯を買って帰宅。
ここ2ヶ月ほど我々がハマリまくっているメキシコ料理「カルネアサーダ・ブリトー」
聞こえるがままにカタカナで書いてみたけど実際どう日本語で発音するのかは不明。
モロコシの粉を挽いた粉で作った薄いパン生地に焼いた牛肉とアボカドディップとトマトのサルサを巻いたもので実物はコレ。


行くお店はいつも決まっててあまりよろしくないエリア。
一応、清潔なんだけど何故かハエがいつも飛び交ってて店員もお客も流してるテレビもメキシカンで、車を運転するようになったとしても一人では行きたくないお店。
でもモウレツに旨いの。

さらには大きいからいつも2人で半分コして丁度いいボリューム。
大抵の人はコレをメインに副菜をも一品たのむらしいから頭が下がるわ。

ランチの後にビーチへお散歩。
真冬だけに誰もおらず。



浜辺へ来ると靴を脱がずにはいられないダニー



夕方、ご飯の下準備も出来てビール飲んでリラックスして「さて、ご飯前にシャワーでもしましょうかね」ってバスルームへ。


水が出ない。

お風呂場も洗面所もおトイレも出ない。


台所へダッシュ、やっぱり出ない。

「大変！断水だよ」


日曜の夕方だし絶望的かと思ったけど、ダニーが管理会社の緊急用の番号に電話する。

水道が云々言う前に「そう、そう、あ、そうですか、でどれくらいかかるの？　
そう、ありがとう」って電話切るじゃない。
どうやら相手は事の行き先を前もって知っている模様。

「はぁ？ありがとうって？　何にありがとう言っちゃってるわけ？」
ってダニーが電話切る前にわざと声を大にして言うあたし。

案の定ダニーが「もう事情は分かってたみたい」って言うじゃない。

「分かってるならこちらから問い合わせの電話をするまえに『今断水ですよ、ご迷惑おかけします』って連絡するのが管理会社の役目じゃないの？」


ダニーに怒るのは筋違いだし何よりもここはユルユルの駄目ダメなアメリカ。
日本社会の常識を前提に話をしても無駄だわって考え直したの。
それで気を取り直して「で、あとどれくらいで直るって？」

ダニー「彼女にも分からないって」



「はぁ？」

「分からないなら『調べて折り返します』って言うのがその女の役目じゃないの？」

水周りの不衛生と不具合が何よりも嫌いなあたしはもう怒ったわ。
「一応ここアメリカは先進国の一つよね？予告もなしに断水だなんて北朝鮮とか旧ソビエトとかの第3カ国で起こりうる話よね？もう一度電話してその馬鹿女に「いつ修復されるのか直ちに調べて折り返すように、それからもっと一生懸命働けって言って。」ってキーーーーってなっちゃったの。

その15分後くらいには復帰したんだけどね。
あたし間違ってるかしら？

シーワールドと寿司と茹で鶏のピリ辛ねぎソース

・もやしの上に鶏のピリ辛ねぎソース


日本食を調達した時にお惣菜コーナーでサーモンとアボカドの裏巻きを購入。
あたしはどっちでも良かったんだけど、ダニーが「買えばー、買いなよー。見た感じイケそうだよこれ」ってやかましかったからカゴに入れてみただけで。

日本人向けのスーパーと言えども、「日本のコンビニの足元にも及ばない代物に違いない」って決め付けていた私が間違っておりました。
お店の人ごめんなさい。

「どうせ食べれた代物でもないのだから」ってご飯前に一つ食べてみたの。

食える

食えるどころか「ウマイ」

あまりの美味しさにはしゃぎ過ぎたらしくて、生ものに興味が無いダニーがすり寄って来た。

1つ取られた。

もちろん残りを完食したあたしは夕飯の時間になっても満腹。
満腹のときって夕飯の支度に身が入らないのよね。

そこにダニー。




「今日、僕のご飯はあるのかな？」


読まれてる・・・・


「も、もちろんありますとも。大事な旦那様ですもの」


でも

「おつまみ程度でいいかしら？」

快諾してくれたやさすぃダニー。
理解ある亭主を持ってあたしは幸せです。


今日はおにぎり持ってシーワールドへ。
シャチやイルカのショーが見られてずぶ濡れになる乗り物があってっていう遊園地。









ずぶ濡れゾーンに座ったからダニーにこの後デジカメを没収される。
それでも一滴も水かぶらず。


　
明日は何をしようか。