ダニー食堂

右往左往の日々。

亭主に隠し借金を疑われる

2009-07-30 | 米国南部にて準備中
里帰りが決ったので日本の銀行口座を久しぶりに確認してみたの。

「さてさて、帰ったらまず何をしようかな」と浮かれていたあたしはあまりの衝撃に毛穴が開いて目も点になったわ・・・・

6月のある日に「サシオサエトリタテ」という名目で¥152,500の引き落としが。



サシオサエトリタテ・・・サシオサエトリタテ・・・サシオサエトリタテ・・差押え取り立て

カタカナって読み辛いのね。


ローンはまるで身に覚えがないので日本時間朝9時を待って銀行に速攻国際電話をすると「本件につきましては世田谷区役所さんで確認してください」とのこと。
そして担当者名と管理番号を教えられたの。

1年以上無職のあたしにとって15万円は大金。
仕事してた頃だって1500円さえも無駄にはしなかったわ(あっという間に飲んじゃうけど)

「オラオラー、何の取立てなのかちゃんと説明してもらおうじゃぁねーか
というこちらの荒い鼻息を電話越しにキャッチしたのか、区役所の担当者は丁寧に対応してくれたの。

昨年の住民税未納分ですって。

「いやいや、毎月きっちり納めていましたけど?」と、ここまでまだ余裕のあたし。

「違うんですねー、年単位で収めるところを月分割払いをしていただけで転居後もその年の支払い義務は残ってるんですよー、ハイ」とのこと。



「それにしても、いきなり差押えとは強引じゃないですか。私にとってあの金額は大金で既に使い道も決っていたんです。分割とか他にやり方は無かったんですか?」て無意味な屁理屈を並べてみたの。(←無駄な抵抗)

「海外転居されている方には差押え前の督促や連絡は出来ませんから、通常は発生する延滞金は免除されてるんですねぇ、ハイ」と担当者。

要はあたしの区民税に対する認識が間違っていたということで、どう転んでも泣き叫ぼうとも15万円は帰って来ないっていう話

せつないわ・・・・

あれを軍資金に渋谷会合に参加したりお買い物したり楽しみにしてたのに


区役所の担当者が懇切丁寧に説明してくれたので何とかあたしは納得したけど、不服な男がひとり。
そう、それはダニー。

「もう日本の口座は閉じちゃってよ。銀行に預けておいたお金が無くなるなんて僕には耐えられない


更には

他に借金は無いよね?


結婚一年目、今回の件で妻の格がグ~ンと降格


←あなたのクリックがあたしの励み
←最近こちらにも参加してます。

平日の午前中に夫とスーパーで遭遇

2009-07-29 | 米国南部にて準備中
朝5時45分に亭主を送り出し、あたしはゆっくり朝ごはん。
今朝は地図を片手に徒歩で基地内の郵便局とスーパーへ行ってみることに

たまらないわ、この高湿度。
出発10分で既に汗で全身ベトベト。
でもきっと乾燥したカリフォルニアの空気にヤラれたお肌をいたわってくれるに違いないわ。

郵便局で用を済ませスーパーで品定めをしていると、商品棚から薄ら笑いを浮かべてこちらを伺っている男が一人・・・



なんのこっちゃない、我が夫ダニーでした。

店内で超至近距離ですれ違ったらしいのだけど、あたしはネギに夢中で亭主に気が付かなかったらしいわ。

時計を見るとまだ朝の9時半。
一体全体ここで何をやっているのだと問うと「部屋に戻ったらちーちゃんがいなかったから他に考えられるのはスーパーしかないと思って来て見たら案の定いた」と嬉しそう。

「だーかーら、こんな時間にここで何をやっておるのだ」と再度訊ねると


「昼休み」
あのー・・・・午前9時半ですが


ダニーの船勤務の時の大変さを忘れたわけじゃないけどさ。
休みは多いし、お手当て付くし(組織全体的に超適当でいい加減だからラクそうだし)、ったくいい仕事してるよなーなんて薄っすら思わなくもなかったわ。



生姜用のおろし金を忘れたので冷や奴の薬味はネギだけ。

既にダメ妻

2009-07-28 | 米国南部にて準備中
真昼まだというのにここビロクシの空は真っ暗、そして激しくドンガラガッシャーンと雷が轟いてるわ

昨日からダニーの仕事が始まりました。
職場に6時入りとのことで、起床は4時50分。
ミシシッピの朝4時50分なんていったら、コロナドの深夜2時50分。

初日の昨日は張り切って起きたけれど、今朝は早くもギブ。
起きれぬ嫁はお茶ひとつ煎れず、一人身支度する亭主を無視して布団の中
しかし出勤間際になるとさすがに起きなくちゃという意識が働くも「マッサージしくてれたら起きれるかも?」などとのたまい、恐れ多くも出勤前の亭主から肩のマッサージを受け辛うじてドアまで歩み「いってらっしゃい」と送り出す始末。
その後はもちろん二度寝に突入

なんの為に来たんだあたし・・・・

これじゃダニーが可愛そうね。

それからそれから。
万が一ハリケーンが来た場合、カテゴリー1だか2でダニーはこの宿ではなく別の場所に泊まらなくてはならないようなの。
カテゴリー3だかになると、内陸数百マイルまで個人避難せよとのこと。

なんだかややこしくて足手まといになりそうなので、来月にでも日本に帰ることにしたわ。
個人避難するレベルに至る前に、あたし一人この宿に残されても安全とは思えないしダニーの悩みの種になっちゃうしね。

最初から「ミシシッピ滞在中に一人で里帰り計画」が無かったわけじゃないけど、いざ話が具体化してくると嬉しくもあり寂しくもあり微妙な心境でございます。


13ヶ月ぶりに日本の家族に会えます


今日も高温多湿でビールが旨い

2009-07-26 | 米国南部にて準備中
「バケツをひっくり返した」というか「馬のオシッコ」のような勢いで豪快に雨が降っております。
ドンガラガッシャ-ンと雷の轟きが胃袋にも響いてるわ。

今日はお隣アラバマ州へ行ってみたの。

昔ながらのアイアンレースと呼ばれているらしい鉄の柵が施されたバルコニー






むかし東京湾にも来たという戦艦が展示されている場所を見学。
博物館とか資料館に足を踏み入れると気持ちが悪くなるあたしはお土産屋さんで待機。
(恵比寿のビール記念館は別ね)

一人で見学したダニーが撮った写真↓


ランチに初めて南部特有のケイジャン風味付けのものを頂きました。
スパイスが効いててウンマー


 大雨なのに誰も傘をさしていません


エビを食らいながら島のアパートを思う

2009-07-25 | 米国南部にて準備中
二晩連続でエビを頂いております。
昨晩はビールで、今晩はマルガリータで流し込みました。
サンディエゴ辺りで食べるのと違って値段の割りに上質で大満足。

でもあれね。
例え質素でもやっぱりお家ご飯が懐かしいのよね。
まぁ30代に胃袋が連日の外食に耐えられないって言う切ない現実も否定できないんだけど。

「お風呂上りのパジャマで夕飯、リラックスしたよねー。」ってダニーが言うから
「そうそう、餃子や豚の角煮、豆腐のキムチーズ、大根おろしにポン酢も既に遠い日のようだよね」とあたし。

賛同しただけのつもりが、亭主のポイントを付いてしまったみたい。
「お願いっ もうそれ以上言わないで~」とダニー。
部屋に冷蔵庫はあるので、明日はお豆腐でも探しに行こうと思う。

ネギもあればいいなぁ






無事到着するも軍の洗礼を受け凹む

2009-07-24 | 米国南部にて準備中
10日振りに海を見ました。
メキシコ湾です。
まだ触ってません。

連日の長距離ドライブで二人ともぐったり。
特に運転手ダニーはお昼頃から早くも眠気を訴え、助手席のあたしは前日に剥いておいたグレープフルーツで釣ったり、冷たい緑茶を飲ませてみたり、CDを取り替えたりと忙しかったわ。

高温多湿に不快感を覚えながらも何とか午後4時前に到着。
今日から12月上旬までお世話になる街とそこにある基地とご対面。

この施設、基地内の宿泊所でダニーみたいな理由で来た人たちが利用するらしいんだけど、出発前にネットで下調べをしていたら同じ建物なのにバストイレ共用の部屋とバストイレ付きの部屋との2種類の記載があるじゃない。

そこでダニーにバストイレつきの部屋を確実に確保できるよう事前に宿に電話をしてもらってあったの。
「奥さん連れて行くから云々、絶対にバストイレつきの部屋が欲しい云々・・」ってやっているのをあたしも近くで聞いてたわけ。

それなのに!

受付のおばちゃんは「そんな電話は受けていない、ありえない、バストイレ共有の部屋しか渡せない」の一点張り。

ダニーがマネージャーと掛け合ったけれど「良い部屋はエライ人用にキープしてるからヒラには使わせない」とのこと。

ヒラとその妻は泣き寝入りするしかなかったわ。

泣き寝入りの弱小夫婦は受付のおばちゃんに告げられた部屋へ向かい、カードキーで室内へ。


「ん?この部屋使用中じゃね?」

幸い誰も室内にはいなかったけど、明らかに誰かの荷物が置いてあるじゃない。

「・・・・・・」

ねぇ、いいの? 留守中の見知らぬ誰かの部屋が受付で渡されたカギで開きましたが。
こんな初歩的なミスってありえなくないすか?
不慣れな高温多湿のビロクシの気候にグッタリしていた我々は怒りっていうより呆れ返ったわ。

「バスルームの件は諦めるからせめて空いている部屋をよこしてよ」って言って来てとダニーを送り出してあたしは待機。

部屋は2家族用のドミトリーみたいに2部屋の中心にバスルームがあるの。
だから自分が使う時は相手側のドアを中からロックして、用が済んだらまたロック解除して自室へ戻るって仕組み。

洗面台が部屋にあるのが救いだけど、面倒くさいことこの上ないわ・・・・

夕飯は「気分を切り替えよう」と海沿いのホテルのレストランへ。
がっつりシーフードを頂きお疲れさんの乾杯。


家を離れ大した主婦業をしていないので、こちらに参加することにしました。
←あなたのクリックがあたしの励み


<おまけ>

今日寄ったガソリンスタンドの売店に貼られていた警告

この店で万引きしたらパトカーの無料乗車が付いてきます。

南部も良いところみたい

2009-07-23 | 米国南部にて準備中
エアコンが無い車で順調に進んでおります(今のところ)。

コロナド島では毎朝5時起床だった我々。
コロラド州では6時起床、ここでは7時起床と体内時計はなかなか変わってはくれないのね。

ミザリー川


ダニーが「このエリアにしかなくて話の種に良いファーストフード店がある」というので寄って見たの。

ホワイトキャッスルというチェーン店のハンバーガー屋さん


一番小さいセットを頼むも来たのはハンバーガ4個とポテトとドリンク。
だけど、ハンバーガ1つ1つが異様に小さい。


小さいハンバーガーがウリのお店とのこと。
お味のほうは「・・・どうしてあんなにお客さんがいたんだろうね」って感じ?
でもカリフォルニアには無いお店なので話の種にはヨシということで。

再び同じような景色が続く道


アーカンサー州に突入


何川か忘れちゃった


テネシー州こんにちは


メンフィスの街に寄り道してミシシッピ川沿いを探索したり、ブルースの街を満喫。










出発前に某口コミ掲示板で非常に評価の高いお店をメンフィスに発見。
皆が皆この店のフライドチキンを絶賛していたので鶏肉好きのあたしはダニーにお願いして連れて行ってもらったの。


メニューを見るとフライドチキンのみ。
周りを見渡すと「大きい」お客さんばかり。
そして評判通りウンマーなチキン。


カリッ、パリッ、ジューシーなお味にあたしよりダニーが感激。
どれくらい感激していたかというと、その店のTシャツを購入したほど。

ブルースを愛するダニーのテンションはここメンフィスで上昇中
車内ではひたすらBB KINGが流れてるわ。

明日は目的地ミシシッピー州ビロクシーに着く予定。

←あなたのクリックがあたしの励み

ミザリー州に入りました

2009-07-22 | 米国南部にて準備中
大きな街のようだから、ここよりもう少し行った所にあるセントルイスに宿を予約しようとしたの。
予約前に見所なんかをネットで検索したら「全米有数の犯罪都市」ってあるじゃない。
あたしたち弱小(バ)カップルだから速攻「セントルイス宿泊プラン」を取り止めたわ。

前日と似た様な景色が続く高速道路




お昼頃にカンザスシティ通過


そしてすぐにミザリー州に突入。


背丈の高い木が増えてきた


途中、高速道を降りてハイキング


適度な湿度と濃い緑ですっかり癒された我々




コロラドもカンザスも緑が濃かったけど、ミザリーはもっと木々がうっそうとして良い感じ。
田舎なんだけど寂れてる感じもなくて、のどかで可愛らしい印象で好感度大。


明日から南下します。
←あなたのクリックがあたしの励み

祝・マシュー誕生&でかいぞカンザス

2009-07-21 | もう1品
ダニー妹が無事に第二子出産!
コロラドを発つ前に病院に寄って新生児マシューと対面。
生後半日の赤ん坊を前に手を洗って遠くから眺めていたら「抱っこしてもいいんだよ」とダニー妹。
「いえいえ、とんでもございません」と丁重にお断り。
マジありえないし。
二人目だとこんなものなのかしらね。

病院を後にし本格的に東に移動を始めたのはお昼前。


ひたすら同じような景色が続いて退屈しきたところに「コロラドにまた来てね」という看板↓


そして、すぐ「ようこそカンザスへ」↓


そしてひたすら続く同じ景色






麦・もろこし・麦・もろこし・麦・麦・もろこし・牛・麦・もろこし・・・・エンドレス・・

これを6時間ほど繰り返して本日の宿へ。
夕飯はステーキハウスで牛さんを頂きました。

明日もひたすら東に進む予定。
退屈な道のりは続く・・・

←あなたのクリックがあたしの励み



コロラド5日目<最終日>

2009-07-20 | もう1品
お昼過ぎからダニー妹宅へ。

ジョナサンの弟はまだ生まれてきていません。
午後7時半頃ようやく痛み止めが投与されたと連絡アリ。

まるで知識の無いあたしは、妊婦は破水したらすぐに生まれてくるものだと思っていたので正直驚いたわ。

夕飯はダニー父が釣ってきた巨大ニジマスをBBQグリルで焼いて持参の味ポンで、それにモヤシのソムタムを作って久しぶりの「ウンマー」なご飯。
タイ料理が好きだというダニー母はソムタムを気に入ってくれた模様。
あたしはジョナサンとおサルさんごっこして汗かいたからまたビールも美味しかったわ。

その後、子守をしているダニー母を妹宅に残して帰路へ。
その足で弟宅へ行くというのであたしは遠慮して途中で降ろしてもらって一人帰宅。
蚊に刺されるしどうせエンジンの話だし親子兄弟水入らずの時間も必要だろうし。

明日から始まる長距離運転に備えてお茶を冷やしたり果物を切ったり、自分しかいない亭主実家を半裸でウロウロしてみたり、あぐらかいてビール飲んでみたり色々やることもあったしね。

明日はカンザスへ進みます。
←あなたのクリックがあたしの励み