ダニー食堂

右往左往の日々。

無駄な電話

2009-01-31 | 本日のおススメ
去年の夏に既に観ているのに、再びコレを見に行きたいとダニーがいう。


「なぜ?」

アイマックスシアターでもう一度みたいらしいのね。
前回は一緒に行った誰かさんがあまりの恐怖に途中で鑑賞を拒否して横向いて耳を塞いだりしてたもんだから集中できなかったみたい、うふっ。

なので1人で出かけたダニーだけど映画が終わった頃、電話をくれたの。
「日本食品店の近くも通って帰れるけど、何か必要なものある?」って。

せっかくなので下記のものを頼んでみた。
・すりごま
・和からし
・ニラ

そして下記のものを買って帰ってきた。
・ニラ
・餃子の皮
・中華ドレッシング
・しその葉

何のための電話ですか?


今日の夕飯

・青梗菜の炒め物
・懲りずに豆腐のキムチーズ
・豚の角煮
・セロリのおひたし











平日の昼真からビールを開ける

2009-01-30 | もう1品
ダニーがお泊りのため特に夕飯を用意する必要の無いこの日、再びアナリサに「歩きに行こう」と誘われた。

彼女が言うところの「歩きに行こう」は下記のことだと先週学んだばかり。
×ウォーキング・エクササイズ
○おしゃべり

面倒くさいから我が家へ呼んでみた。

冷凍してあった春巻きやら餃子やらが大活躍。
思いがけず彼女も大根おろしとポン酢をお気に召した模様。
大根おろしで酒を飲むイタリア人がこの島にいます

きっちり3時間で解散したけど楽しかった。
来月引越し予定の彼女とはもうすぐでお別れ。

その前に、他のメキシカンクラスの子達に声をかけて持ち寄りパーティをやろうということに(本当か?)

早くダニー帰ってこないかな。












現実的に慰められる

2009-01-28 | 本日のおススメ
3月に引越し予定のアナリサと午前中に動物保護施設へ行ってきた。

現在はペット禁止の借家住まいだけど、大の犬好きの彼女。
新居でのまだ見ぬ将来の愛犬を保護施設から探そうという作戦

その旨を昨夜ダニーに報告すると「いい?ちーちゃんは見てくるだけだよ。連れて帰ってきちゃ駄目だよ、分かってる?」とまるで子供に諭すように念押しされた。
分かってるっちゅーの

2時間半かけて2件の施設をまわったのだけど残念ながらアナリサ、今回はどの犬とも縁が無かった模様。


が、しかし
あたしにはあったの。




お願い、連れて帰って



お腹みせてあげるから



尻尾も振っちゃうから



いやーん、あの不細工な顔のつぶらな瞳。
見つめられた時からもう心を奪われたわ。
檻の前を離れるのが辛くて時間かけてお別れしてきたんだけど、帰りの車中で考えるのはその犬のことばかり。

しょんぼりしてたあたしにアナリサの一言。
「あの犬は誰にでもああやるのよ。あなたにだけじゃないわ。だから悲しまないで」

随分とユニークな慰め方しますね。


ダニーの帰宅後いかに今日、出会った犬が愛らしかったかを説明するべく写真を見せてみたの。
「何コレ。こんなぶっさいくな犬、見たこと無いよ」って、ひっどーい


今日の夕飯

・ワサビーフステーキ
・2日連続で豆腐のキムチーズ











どんな船でも遠慮します

2009-01-25 | もう1品
日曜なのにダニーを朝6時前に仕事へ送り出すもうっかり昼寝(朝寝ともいう)

お昼前に電話で起きた。
今夜はお泊りのダニー「なんか今日は暇そうだからボクの船に来ない?」と。

可愛いヤツめ。
自分が帰宅できないものだから、あたしに来て欲しいのね
でも断る。

「当分のあいだ船は結構です。昨日の今日だし」と。
昨日の猛烈につまらなかった船の博物館がまだ後を引いているのよね。

亭主が週末も仕事をしているっていうのにあたしが寝てちゃどうしようもないと起きてチーズケーキを焼いてみた。
調子が出てきた

仕込んでる塩豚も見てみた。
いい感じだった。

よし、歩きに行こう。
肌寒いけどわざと半袖で


正味75分、悪くなかった。
勿論、帰りは酒屋経由で帰宅。


いつかダニーに差し入れを持っていこうと思う。









退屈すぎて気分が悪くなる

2009-01-24 | 本日のおススメ
半年後に750キロ北上した町に引越しが決っている我々。
その前に、この地でやりたい事/やっておくべき事をリストアップしたの。
そのうちの一つが今日のコレ。

船の博物館へ行く

そもそも嫌いなのよね、博物館とか資料館が。
過去に『面白かった』と思えたその手の場所は恵比寿のビール博物館と小学生の時に行ったパン工場くらいかしら。

しかも今日行った所は門構えからして興味がそそられないの。
一瞥しただけで「あー、つまんない時間をこれから送るのね」って察知できたくらい

ダニーは軍人割引が適用されて若干安かったけどあたしは入場に14ドル。
日本を離れて半年、肝っ玉が据わってきたのね。
チケット売り場のおばちゃんの前で「ねぇ、こんなのに10ドル以上払う価値あるわけ?相当つまんないって匂いがプンプンしてるんだけど」とあたし。
でもダニーはさくっと支払いを済ませて中へ。

予感的中。
何を見ても興味はそそられないし、デッキに出れば日差しが強いし、船内に戻ってビデオを見てれば船酔いするしで踏んだり蹴ったり。

しかしダニーは職業柄かすごい熱心に見て回ってて、私のことは完全に放置プレイ。
仕舞いには携帯(ゲーム機能付)と車のカギを渡され「テトリスやりながら待ってて」ですって。

とぼとぼ一人で車に戻るも日差しが強くて居心地が悪い。
頼りのテトリスは・・・・
バッテリーが切れてる


そんな中、1時間も待たされたのでダニーが戻ってきても不機嫌のまま。
っていうか気分よりも体調を崩した。
その30分後に始まる映画を見に行く予定も取り止めて帰宅したほど。

おうちに着いても1時間くらいぐったりしてたら「博物館がそんなに君の体調を害する場所だったとは・・・」とダニー。


遠まわしに馬鹿って言いましたよね?



そして今日のご飯

Cpicon 大根ステーキ*バタポン風味* by Blue-Island
・アボカドのかにカマのコチジャンマヨ和え
・照りチキ

おまけ
黒オリーブ大好きダニーの為に半量で初トライ
Cpicon タイのおうちごはん♪オリーブライス by みき姫
↑これが意外に旨かった











海辺を歩く

2009-01-23 | 本日のおススメ
・餃子
・アボキュー巻き寿司
・温野菜とごまドレ

アナリサに歩きに行こうと誘われた。
彼女が提案してきたのはあたしのジョギングコース。
そういや早歩きでおしゃべりしながらエクササイズしてる女性がたくさんいたなーって思い出して快諾

待ち合わせ時間は午後3時。
餃子の中身を予め作っておいて、適当に1時間くらいで帰ってくればダニーの帰宅前に帰ってこれるわって計算してたら、思いがけずダニーが2時過ぎに帰ってきた。

せっかく早く帰ってきたのにぃって思ったけどドタキャンするのも失礼だしダニーが「外に出て運動をしてきなさい」というので予定通りアナリサと落ち合うことに。

現れた彼女は革靴にハンドバックを小脇に抱えてるじゃない。
「あれ、何の約束だっけ?」ってスニーカー履いてお茶入りボトルを持ったあたしは考えたわよ。

単に彼女はお散歩しながらおしゃべりがしたかったらしいのね。

あることないこと無駄話をしながら歩いていると、乳母車の横で遠く海を見つめメーテルのような女性が現れた。
長い金髪、上等そうな洋服、綺麗な肌、そうあれはオルガ。
生後1ヶ月の息子を見せてもらったんだけど目が灰色で驚いたわ。
子供が泣き出したので退散。

しばらくすると、今度は聞き覚えのある大きなだみ声が。
フランス人特有の鼻にかかったあの音、無駄にでかい声。
そう、あれは授業ぶった切りアニエス。

1歳半だという娘ちゃんが幸い母親に似ず可愛くて、何よりも大人しいこと!
「この子まだしゃべんないのよ」だって。
・・・・あ、なるほどね。

散々おしゃべりして寒くなってきた。
「緑茶煎れてあげるからうちに寄って来なさいよ」て言われたけど私だけ帰ってきた。
だって既に5時だしダニー待ってるし餃子つくんなきゃないし。

でも本当いうと、彼女らのおしゃべりパワーに疲れたのね。
エクササイズは1人でします。









メキシカンクラスで嫌気がさす

2009-01-21 | 本日のおススメ
雑誌や新聞の記事をニップルが適当に選んできて、生徒がそれについて語り合うという授業。

「『飛行機事故から身を守る10の方法』と『日本食は超ミラクル健康食』どっちがいいか多数決で決めます」とニップル。

ハドソン川に不時着するも全員無事というニュースも記憶に新しいので飛行機に挙手。
でも他の皆さん全員日本食であたしがっかり。

配られた記事を読んでみると、いかに日本食は素晴らしく体に良いかと医学的根拠と共にその絶賛たるやスゴイことになってるの。

「あたし昔っから味噌は使ってたわよ、オリーブオイルとレモン汁と合わせてサラダのドレッシングに使うの。体にいいのよねー」と授業ぶった切りアニエス。
そのくせ「味噌汁ってどうやって作るの?あのペーストをどうやって使えばスープになるの?」って、おい。
「お湯に溶くだけー」って教えてあげたら「ぉおーっ」だって。

さらにその記事には『味噌を摂取することによって癌が予防され実際、日本人の乳がん発生率はアメリカ人の400%も下回る』とあったの。

「それって単に日本人の胸はアメリカ人みたいに巨大じゃないから早期発見しやすいだけのことじゃない?」って言ったらアニエスあたし見ながら大爆笑。
おいっ

「蕎麦の原料は何?」とアナリサに問われるも「蕎麦粉」としか答えられない情けない日本人代表。
「ならば蕎麦粉とは一体なに?」って聞いてくるから「おうちに帰ってgoogleしてみてください」って言ったら黙った。

日本人男性の75%が喫煙するのに心臓発作や心筋梗塞が少ないのは緑茶を飲んでるから」という一体全体いつ頃のデータか怪しい内容についてはニップルが
「緑茶は痩せるってテレビCMで見たけど、だからあなたも痩せてるのね」と毎回お茶持参のあたしに言ってきた。
「まぁそりゃ、コーラ飲むよりは大分マシなんじゃないかと・・・」ともうこの時点でいい加減いやになってきた。

愛車はホンダなのに名前がメルセデスが「今度なにか作って持ってきてよ」と言うから丁重にお断り。
だーかーら、あたしは飛行機の記事に手を上げたのよ。

だいたいね、思い立って突然日本食を食べ始めたところで今日明日に急に健康になったりしませんからってアドバイスしてあげたのにメルセデスが例の「お刺身がっかり店」の場所を教えてだって。

それから、イザベラと自称大物ウーゴサンチェスはスペイン帰省中に仕事を見つけたのでもうクラスには戻ってこないらしいの。どこかの監督に就任したんですって。
あの夫婦けっこう好きだったからちょっと残念。


夕食
Cpicon うちの☆マーボー大根☆ by シルフス
・いつかの冷凍保存春巻き
Cpicon ★教えたくない!!激ウマドレッシング★ by blacksmithでアボカドトマト玉葱のサラダ












新天地偵察旅行

2009-01-19 | もう1品
起床後2分で片道750キロの旅決定

忙しかったわー
慌ててご飯のスイッチ入れてお弁当の用意。
ゴミも出して荷造りして。
ダニーは懐中電灯持って車のメンテして宿泊予約してルート検索して。

1時間後、本当に出発

北上するにつれて同じカリフォルニア州とは思えない緑の濃さで我々びっくり。


「まるでコロラドに帰ってきたみたいだ」とダニー。
「まるで小岩井農場周辺を走っているようだ」とあたし。







カレンダーの写真で見るような景色が続くルート1




牧草地と海岸が隣接するという南カリフォルニアでは見られない風景


三陸の海岸を連想させる絶景




あっアザラシの赤ちゃん!



うわっ、ここにもたくさん!


なんじゃこりゃっ!




見所が盛りだくさんだった為に寄り道しまくった結果、ホテル到着は日没後。
夕飯は海沿いのイタリアンレストランで新鮮なシーフードって思ってたのに、血迷ってなぜかラム肉の煮込みを注文してしまうお馬鹿なあたし。
ダニーは好物のクラムチャウダー。

翌朝は7時起床8時出発。

客室からの眺め


ホテル館内


駐車場にもいた孔雀


デニーズで朝ごはん食べながら町の地図を広げて作戦会議。
開館と同時に観光案内所へ入ることに。
そこのおばちゃんに「夏に転居予定なんだけど」って言って町の様子を聞いてみたのが大正解
アパートが建ち並ぶエリア、安さを求めてもやめておいた方が良いエリア、交通事情などなど有難い情報をたくさん落としてもらったのでそれを参考に町を無駄なく探索できたの。 

ランチも適当に歩きながら済ませたくらい限られた時間を有効利用したが故、夕方には二人ともぐったり。
夜もお持ち帰りしたピザをビールで流し込んで9時就寝。

その残ったピザをかじりながら翌朝5時半には帰路に着いてたあたしたち。
ひたすら南下する帰り道だったから、ずーっと眩しいままで目が疲れた。

かすんだ目で見る広大な景色は水平線なのか地平線なのかパッと見では判断が付かず。



初めて目にする石油発掘現場は『銀河鉄道999』のワンシーンのようだった。



早朝の出発、尚且つ寄り道もナシだったために雑用も済ませて3時には帰宅。
疲れてたけど夕飯の仕度を開始するには充分な時間。
外食に疲れた胃にサッパリと茹でた鳥とお豆腐が美味しかったわ。


新しい町は山と海が共存したのどかな印象。
自然を相手にした遊びをするなら飽きがくることがなさそうな町。
日本食風なレストランは何件かあったけど今みたいに簡単に材料は入手できない雰囲気。

とりあえず好印象だけ持って帰宅。
あとは転居後、うまい具合に住まいが見つかることを祈るのみ。
それまではホテル住まいを余儀なくされるとのこと。
歳のせいか3食外食はキツイわ。


効く薬が欲しい

2009-01-14 | もう1品
古い牛乳でお腹を壊すなんて、注意力と自己管理力に欠けただらしのない連中にしか起こり得ないってずっと思っていたの。

いや、今でもそう思ってるわ。
そしてあたしもそのうちの1人だったという現実を突きつけられた今日の朝ごはん。

酸っぱい牛乳とシリアルで済ませてしまった・・・・


「うぅ、マズイわ。何か味がおかしいわ」と若干何かに気が付きつつも食べ続けるという注意力の無さ。
更には砂糖を追加して味の調整までして食べたというマヌケ振りは自己管理力云々以前の問題

「このシリアルは口に合わないからもう買うのはやめよう」と商品の箱と睨めっこしながら食べてたものだから、本当にマズイのは牛乳の鮮度だと気が付くのに暫くの時間を要しまうというおバカ具合。

その後お腹がキュルキュル泣きました。
あたしの目にもうっすら涙が浮びました。
胃腸より思考回路を正常に戻すお薬が欲しいです。