ダニー食堂

右往左往の日々。

一応、往復航空券を持っています。

2013-05-26 | 本日のおススメ
ラインダンスにもお習字にも行けなかった大忙しの一週間でした。

先週、前回の帰国時に母に買ってもらった急須の蓋が洗い籠から転がり落ちて割れました。

もう超ショックで半泣きしながら速攻日本に電話。
だからというわけじゃないけど、明日から実家に帰ります。


ダニーのリハビリへの送迎は軍の人にお願いしました(私が)。

「行っておいで、楽しんでおいで」と最初のうちは言っていたくせに、日にちが迫ると子供のようにふてくされ荒れる亭主が煩わしい事この上ないわ。

もう面倒臭いったらないもの。

そういや、年末年始のコロラド旅行の時も病気のフリしたりわざわざ作り置きしていったヘルシーメニューを敢えて無視してチップス等のジャンクフードを食べまくってあたしが帰ってきたときは便秘でお腹が妊婦のように膨らんで大変だったっけ。

そんなことを友人に愚痴ると、

飼い主に長時間置いてきぼりにされる犬が同じことするわよね。
ドッグフードを食べず、人間の食べ物を漁って家の中を散らかすっていう。


あー、あの人は犬か・・・
甘えん坊の犬か・・・

でもそんな甘え方されても可愛くないし。
嫌悪感しか沸かないし。

今日はお隣のビリーおじいちゃんにダニーを置いて2週間ほど留守をする件を伝えに行ったところ、彼の第一声が・・・・


帰ってくるよな?










ジョギングと誕生日会

2013-05-19 | 本日のおススメ
レタス畑もイチゴ畑も飽きたので海沿いを走ってきました。





平日なのに沢山のサーファー。


放課後なのか小学生らしき子も。


そして彼らを狙う半裸のカメラマン


でも一番目立ってたのはこのおばちゃんのジャケットだったり。


それらを横目にダニー走る


未舗装の道に嵌る


動けず諦める




週末はマット君のお誕生日会もありました。
総勢8名で持ち寄り形式。

BBQされた豚肉と鶏肉。
サラダ、コーンブレッド、ガーリックブレッド。
マカロニサラダ。

巨大なアイスクリームケーキとアップルパイ。

うちからは本人のリクエストにより餃子。
そしてマット君の好物ベリー系の果物を思いっきり使ってロールケーキ。




楽しかった☆







それはセルライト

2013-05-15 | 本日のおススメ
ある日、思ったの。

バストに関してはもうお金を掛けて人工的にやる意外にどうにもならないから、せめておケツくらいは自前でどうにかならないか・・・って。


というわけでここ数ヶ月、一生懸命に食べた結果4Kg増量に成功。
しかし、増量箇所がお尻でなく足と胴囲に来た次第です。



チーン






挙句、亭主に

ちーちゃん、太ももに



カッテージチーズができてるよっ!








あーん
人生って厳しいわね。





もうね、愛用のジーンズを履いてラインダンスのレッスンに行くと、太もも周りがパツパツ過ぎて足が上がらないの。

偶然にもダニーのリハビリ施設でダイエット参加者を募っていたので体重測定をし、参加費20ドルを払ってきました。

参加者の中で最も体重を落とした人が勝者となり参加者から徴収した20ドル全員分を賞金としてもらえる仕組み。

さらには、1ポンド(約450g)増量毎に5ドルの罰金。
これは副賞として商品券などに変えられるとのこと。


アメリカ人、メキシコ人の他の参加者を見る限り、あたしが優勝することはまずあり得ないわけ。

だって、落とす体重がたぶん一桁ちがうもの。

ただこの20ドルでモチベーションが上がって週2回、他からチェックが入るってのがいいじゃない?

要するにこの金額は減量に必要な経費で、これ以上に太らなければいいのよ。



でもさ・・・・



あーん、
やっぱり人生って厳しいわね。


適度な運動が食欲を増進させてビールを美味しくさせるの!
思いがけず2ポンド増量でちーちゃんまいっちんぐ。











地元の八百屋

2013-05-12 | 本日のおススメ
まだあたしがパートをしてた頃の話。

車で帰宅途中、事故処理をしていて渋滞してたの。

おやおや・・・
こんなところで事故ですか。
通いなれた道でも注意しないとね・・・・

なーんて、誘導に従ってのろのろ走っていたら、道路の端っこに肉片のようにも見える赤いものが!

ま、まさか・・・・

慌てて視線を逸らすとまたそれらしいものを発見。
それも「プロの清掃員が大々的にやったけど摂り損ねました」風のヤツが。




あ・・・・・



この道路、水に濡れていると思ったけど・・・・





もしかして、赤くない????









       ヒェー






と、ちびりそうになった瞬間、あたしの嗅覚がいちごの香りをキャッチ。





どうやらイチゴを積んだトラックが大量に荷物を落とした模様。





そんなことを思い出しながら地元産のイチゴを1パック購入。



その重量たるや およそ1キロ



そして、そのお値段





2ドル



数種類のフルーツを入れて作ろうと計画していたロールケーキ。
安価の魅力には逆らえずイチゴだけを大量投下です。





スバラシイ

2013-05-10 | 本日のおススメ
パスポート更新の為、領事館へ行ってきました。
ダニーも一緒に。

日本国内だと2週間くらい掛かった記憶があるのだけど、ウェブサイトによると申請から交付までに7日間。

きっと思わぬ盗難/紛失等の旅行者向けの素早い対応なのだろうね、それにしても早いねと感心していた我々。


申請するだけだから・・・と気楽に構えていたあたしとは違い、長時間待たされてもいいようにとダニーは暇つぶしグッズを持参。

「日本のお役所もピンキリだけど、まぁ何があってもアメリカのサービスを下回ることは無いから」と大きく出た嫁に対し、

「いいや、分かんないよー。いくら日本人でもアメリカに長く居過ぎるとほら、色々と分かるでしょ~?」みたいな会話をしてたわけ。


と こ ろ が ! ! !



今日はさほど混んでいないので当日発行出来ますが、1時間ほどお待ちいただけますか?


英語と違い、聞き間違うことはまずない日本語。

大人に小学生レベルの対応をされても動じなくなったこの国の生活に慣れつつある今、さすがに我が耳を疑ったわ。

ダニーもビックリ仰天よ。


日本領事館の人の素晴らしい仕事ぶりに、なぜかあたしが鼻高々でした。




素敵なサプライズ

2013-05-07 | 本日のおススメ
ダニー乗車時に駐車場で使うコレ。




去年、日本で言うところの免許センターで「交付してもらった」というより喧嘩して勝ち取ってきたのよね。


とにかく、この近辺の免許センターは評判が悪いわけ。

窓口は二つ開いてるのに交互に休憩に行くから意味ねーとか。
ネットで時間予約ができるけど長蛇の列で意味ねーとか。

カリフォルニアとコロラドしか知らないけど、どこの土地でも評判が良い方のが珍しいと思うわ。

まぁ、アメリカっぽいっちゃぽいのだけど。


だから最初からそういうもんだっていう認識で行くからちょっとやそっとのことには動じないと思うじゃない?


と こ ろ が !


本人に代わって病院から出された書類と共に出向いたら「サインが足りない。ここに本人のサインを貰って出直してきて」って言われたのよ。

「こういう事もあろうかと病院で看護士と何度も確認してきてます。あなたの認識が間違っている可能性が高いから他の人にも確認していただけませんか?」

「駄目なものはダメ。誰に聞いてもダメ。はい、次の人!」って感じで追い返されたのよ。



帰宅して「おっかしいな~、どこをどう斜め読みしたらここに本人のサインが必要なんだ?」って疑問に思いながらも彼女の指定した箇所にダニーのサインを貰って出直したら~


案の定・・・・


別の担当者が「ここのサインが不要。新しく書類作ってきて」と。


おいおいおいおい、お役人さんよぉ
ちょっと待ておくんなせぇ

あそこに座ってる女はそうは言いませんでしたぜぇ。
あっしは違うんじゃねぇかって指摘したのにうるせぇうるせぇ、とっとと帰んなって追い返されましてねぇ。

こっちは一刻も早くそれが必要だからあの女に言われた通り家に帰りましてねぇ。
病気の亭主をわざわざ起こしてまた出直してきたってわけですよ。

はあぁ?自分は知らねぇだ?
どの口が言ってやがるんでぇこのおたんこなす
黙ってあっしが言ったとおりに仕事しろってんだい。
ここはメキシコじゃなくてアメリカだよ。
英語が読めないならその仕事やめちないな。


ってなるでしょ?





高カロリーなものを毎日大量摂取しているであろう体格と、カフェオレ色をした肌の色から彼女を



ダークミートと何度も呼称しそうになるのを必死に抑えたことが忘れられないわ。

低レベルでごめんなさいね。

注)ダークミート=脂肪分の多いジューシーな部位の肉。
  ついでにホワイトミート=鶏むね肉等のヘルシーな部位。




そんな忌々しい思い出を1年足らずで忘れるわけも無く、有効期限が迫ってきたのに気がついたあたしは最近憂鬱だったの。

今年もまた行くのか・・・・って。

「自分で手続きしてきてよ、あんた大概もう元気じゃん」とダニーに言っていたのが一昨日の話。




今日、思いがけず郵送で届きました。
それも2年モノが。

あー、良かった。






17年前の思い出

2013-05-06 | 本日のおススメ
店のレジにて。

どっからどう見ても東洋人には見えないオネエチャンが付けていた名札にYURIKOって書いてあったの。

思わず、

「あらっ、あなた日本の名前をお持ちなのね」と声を掛けると




父がこの名前が好きなんです、とオネーチャン。






「じゃ、あなたは半分日本人か何かで?」







いいえ、メキシコ人です





その容姿から十中八九そうだろうと思ってはいたけど、ズッコケそうになったわ。







昔、片言の英語で「ジャスティンと呼んでくれ」と言っていた韓国人男性(朴さん)を思い出しました。








経験がものをいう  ~そんなにいつも待てない

2013-05-05 | 本日のおススメ
軍の病院から介護支援専門員?みたいな肩書きを持つ人たちが来て色々と話をしたの。

車椅子生活になる前はどんなアクティビティをしていたのか、夫婦でアウトドアや旅行を楽しんでいたのなら今後も続けるべき。

決して不可能な話じゃないし、実際に車椅子でも各地を飛び回っている人が沢山いる。

例えばこんなイベントがあるけど、これは配偶者の参加も可能で某機関から多少の補助も出る。

二人で出来ることから、興味をもったものから少しずつ始めるべきだ。

わかりますよ。
昔とは事情が違うから色々とお辛いでしょうね・・・



みたいなー。


そして
「来月はこんな車椅子イベントがありますよ、再来月はここでこんなのがありますよ」って、明るい話題をダニーに振ってくれるわけ。

そこで嫁のあたしは兼ねてから疑問を抱いていた車椅子利用者の旅行荷物の件を質問してみたの。


こうやって使うハンドバイク


・・・のコレとかー、


バスルームで使うコレとかー、(背もたれしか分解が効かない)


そして通常の旅行荷物であるスーツケース、

がさばる医療用品、

勿論、最後に車椅子。

これらを車に収めるために自分は四苦八苦する。
前回は泣く泣くいつものクーラーボックスを諦め、ちっちゃいクーラーバッグに変更をした。

もっと大きな車に買い換えればいい話かもしれないけど、現実的ではない。

この人はたまたま私がいるからいいものの、そうじゃない人はどうするのか。

私が同行しなければ、どこにも行けないではないか。


それに対して出た答え。


そういう時は飛行機を利用するんですって。

空港職員が手を貸してくれるし、医療目的の特別な荷物は飛行機会社は無料で運ぶ義務があるらしいわ。

車椅子に接続して使うあのハンドバイクはどうなんだろう。
あれは別に無くても困らない言わば「嗜好品」じゃない?

でも、医者から「この人は普通に車椅子を漕ぐよりこっちの方が筋力的に適してます」っていう一筆を添えてもらえばOKなんですって。

シャワーベンチについては、こういうモノが市販されてるとのこと。



しかし、これについては既に我々はチェック済みで、そのお値段たるや日本円にして十数万。


黙りこくってると言われたの。

「必要だからってすぐに買ったりしないで。こちらで買ってあげられるかもしれないから」って。












お気持ちは大変嬉しいですが・・・





















少なくとも向こう18ヶ月は実現しませんよね。








彼らのサポートは本当に有難いと思ってるのよ。


ただね・・・・


未だ現役軍人扱いの亭主を受け「どうしていつもそんなに時間が掛かるのか」って不思議でならないの。





車椅子で行くナパ・バレー

2013-05-03 | 本日のおススメ
車椅子の人にはもってこいな場所が集まった本を入手した我々。
それに載っていたナパバレーまで足を伸ばしてみました。

ナパと言えば!
ワインで有名な高級な場所。

それ故、素敵な所だと話には聞いていたけど行った事が無かったのね。

今はオフシーズンじゃない?。
しかも今週は平日2日間何も無し。

それだけでお値打ち価格の宿泊施設が見つけられる要素が大なところを、更に!!

ナパから30分ほど離れた街に宿を確保しました。

安上がり夫婦でごめんなさいね。


そして本に載っていた公園へ。







コロラドの夏を彷彿とさせる暑さと乾燥具合で、モントレーの気候に慣れてしまった我々の体に相当こたえたわ。

その後、ダウンタウンをうろうろしてこの日は終了。


翌日はビジターセンターで教えてもらったポイントへ。
気温が上がる前の午前中を狙ったのだけど、午前9時で既に猛暑。



線路脇にひたすら続くコースだったんだけど、なんだか日本にいるみたいな錯覚に陥る風景だったわ。

暑さで脳みそがやられてたのかもね。




その後はブドウ畑が続く景色を見るべくドライブへ。



無駄に贅沢な作りのワイナリーばかりだったわ。





ダニーが積極的に上り坂にも対応できる体だったら、もっと色んな場所が回れたのであろう今回の旅。

でも、これはこれで盛り沢山でした。
どこへ行っても車椅子でのアクセスは可能だったし、不便なことは何一つなかったわ。


今度は助手席に乗って風景とワインを愉しみながら来たいです。










あれからおよそ1年

2013-05-01 | 本日のおススメ
この場所の花の満開の知らせは、煩わしいものでしかなかった去年。

そんなニュースはおちゃらけにしか聞こえず、自分たちとは無関係そのものだったわ。







泣いて喚いて精神も病んだ日々。
でも、のど元過ぎれば何とやらね。

今年はこうやって笑っていられます。
沢山の人にありがとう。



それからそれから。

夫婦でエクササイズも開始しました。

まずは現場へ移動。



舗装されていない上り坂は厳しいらしい。
(助けず写真を撮る嫁)


記念すべき1回目はレタス畑の道



嫁も走る


おケツを撮られる


途中、道が悪くなり初日のこの日は撤収



翌日はイチゴ畑の道




時間にしておよそ30分強。
継続目指して頑張りまっす。