ダニー食堂

右往左往の日々。

4度目の渡米はあるのか

2014-08-29 | 本日のおススメ
日本の両親を連れてグランドキャニオン、セドナ、ニューメキシコ、ロッキーマウンテン、イエローストーン、クレーターオフザムーンと一通り回ってきました。

炊飯器と電気ポット持参の貧乏旅行。
ダニーが合流してからは手間は増えたけど、精神的には楽だったわ。

明後日、彼らは岐路に着きます。
当初の予定より3週間ばかり早いけど、それを見越してのオープンチケット購入だったので「やっぱりね」といった感じ。

まぁあたしが今年37だからね。
家族共々、加齢に伴なって色々あるわな。

指摘せざるを得ない、認めたくない、かばいたい、それぞれに色んな感情が入り混じったと思うわ。


「親と過ごすのは俺なら10日が限度だな」というマット君が出発前夜の晩餐をしてくれるそうです。

ありがたやー。






天気予報は明日も雨。

2014-08-13 | 本日のおススメ
案の定、父は脅威の回復力で既に旅行3日目です。

頭の方も同じように回ってくれればいいのだけど、こればっかりは老化云々以前の問題で、年齢と共に性格にも難が出てきていて、ちーちゃんまいっちんぐ。

よくもあれだけ自分勝手にできるもんかと感心するわ。

今日はそんな父の希望でセドナまで来ました。
しかし日頃の行いがモノをいっているのかまさかの雷雨です。

雨に濡れたサボテンもいとおかし。


良かった事は悪天候のためか、混雑は避けられたみたい。
朝一で行ったスポットは誰もいなくて、むしろ不安になるほど。

先頭を切ってサクサク登っていく父とそれに続く母。


気を良くした父は日本出発直前に購入した無駄にデカいカメラで撮りまくるも舌打ち。
しかも半切れ。



だーめだ

何にも撮れちゃいねぇ





日頃の鬱憤がたまっていたあたしは言うか否か迷ったけど、結局は教えてあげたの。



レンズに蓋が閉まってたらそりゃ何も撮れないでしょうねって。


照れ笑いしながら開けてたけど。





数年前に転んで足を骨折してしまったため、坂も階段も下り全般がきつくなってしまった母。
本人が一番辛いのだろうけど、一番先にそれを忘れてしまうのも母でして。

改めて指摘しないと父に続いてサクサクと登ってしまうので、責任ある引率者の娘は母にもキツク言ったの。

帰りのことも考えてから登ってよ。
登るだけ登って、下りられないからって泣いていいのは子猫まで。
歳とったばーさんが同じ事しても可愛くも何ともないから。
って。




いやーね 
自分でもそう思ってるわよ





今のところ3者3様ながらもどうにかやってるけど、来週ダニーが合流したら一体どうなっちゃうのかしらね。







絶対に敵わない人 その2

2014-08-07 | 本日のおススメ
その美味しさに感激してお友達にもらった英語のレシピのパスタサラダ。

持ち寄りパーティに最適でいつも人気だという添え書き通り、もって行く先々でも好評なの。

それを両親が到着した数日後くらいに作ったところ、母からはあまり評価は得られず、むしろマイナスなコメントを貰ったのよね。

あれから1ヶ月以上が経過した今日、再び作ってみました。

そしたらね。



「今回はすごく美味しくできたじゃない!何を変えたの?」




いやいや

何も変えてはいませんよ、おかあさん。

アメリカの味に慣れてきたんじゃない?

「雑だ雑だ」と仰るその味に。


たまに作る大概のあたしの料理を貶す母への精一杯の嫌味ね。




それなのにぃ!



なぁ~に言ってんのよ。
殆どの食事はお母さんが作ってるんじゃないの。
アメリカの味って何の話よ?











絶対に敵わない人

2014-08-06 | 本日のおススメ
今この家を仕切ってるのは彼女のママだ
ママに従おう


小耳に挟んだダニーとマット君の会話通り、奴らはもうあたしの言うことなんか聞きやしないどころか、意見すら仰いでくれません。

ひたすら通訳係り。

君のお母さんはどうしたいの?
何ていってるの?
どう思ってるって?
どっちがいいか聞いて


それについて母と話をしました。

「この家を牛耳ってるのはお母さんだからお母さんの言うこと聞いておこうぜ」って言ってたよ、でもココあたしんちなんだけどね。

って。


すると思いがけない反応が返ってきました。




あら、なかなか賢い子たちじゃない






えっ?

そっち??












ダニーが嫁のDNAを再認識する時

2014-08-04 | 本日のおススメ
昔から「ボケ防止に」と数独をやっているうちの両親。

その効果の程は娘のあたしが見る限りあまり得ておらず、やっている本人たちもいい加減に飽きてきたみたい。

だってねぇ?

簡単なものは調子よくこなすけど、次のレベルにすれば「解けないからつまらないわ」と机に突っ伏す母。

さらに性質が悪いのは父で「問題が間違っているから出来ねぇ」と半切れ。


一緒にいるこっちまでイライラしてくるわ。

それでも、数独に似た何か楽しみながら頭を使う作業をしてもらわねばと、お絵かきロジックをネットで出してみたものの何度説明しても遊び方が理解出来ずに却下。

挙句、あたしの説明能力を問う始末。

ならば写経はどうよ?
差ほど頭は使わなくても心が落ち着くでしょうとやらせてみたところ、父は一生懸命やるのだけども母が「ただ書いているだけでつまらない」と却下。

よし、わかった!
せっかくアメリカにいるのだから英会話を習おうよと強く推薦したところ二人揃って「もう出来るからいい」と。

これにはダニーも爆笑。
そもそもやる気がないのよね。

そのうち「さんづいの付く漢字をいくつ書けるか競争しよう」と父が言い出し、仕方なく私も参加。

続いてにんべんやてへんにも挑戦。


でも悲しいかな。

その解答レベルの低さに親子バカ決定戦以外のなにものでもなかったわ。


脱力

2014-08-03 | 本日のおススメ
じき73歳になる父がアメリカで腰を痛めて6日目。
日本に帰そうにも飛行機にすら乗れそうにありません。

痛みで靴下も自分で履けないくせに遊ぶ気だけは満々の困った年寄りは予定通りに真夏のグランドキャニオンに行きたいとのこと。

仕方がないので旅行計画を進めていたら・・・




もしかしてもなにも、ねぇ?