ダニー食堂

右往左往の日々。

恐怖心より食い気が勝る

2014-03-31 | 本日のおススメ
車椅子ユーザーのスキー旅行にダニーが発ちました。

「一体このカラダで(T4全損)どうやってスキーを・・・」と
本人も?マークのまま出発。

まぁ行ってみないと分からないし。
嫌なら来年はやめときゃいいじゃんってことで。

亭主をサンフランシスコ空港に降ろし元気よくお別れ。
そしてルンルン♪で日系スーパーへGo。

普段、自分ひとりで頂くには気が引ける食材をここぞとばかりに買い込んで来ました。


空き巣に入られたことで物理的には勿論、精神的にも結構なダメージを食らった我々。

主に「また侵入されるのでは」という恐怖心よね。

ちょっと物音が聞こえただけでドキッとして「今のは何だ!」ってビクビクしながら生活してる感じ。

だからダニーはギリギリまでこのスキーイベントの参加を迷っていたけど「あなたがうちにいてもいなくても犯罪は起こるし防げない、ならば行け」とあたしに言われたのね。

でも怖いものはやっぱり怖い。

お巡りさん曰く「同じ家には戻って来ない」らしいけど、そんなの分かんないじゃない?

ざっと家を荒らしてみたけど銃の保持はないようだし、ガレージにはあんなものもこんなものもあった。
今回はサクッと運べるもので済ませたけど、また出直そうぜ、
どうせあの家は車椅子と女一人だ


・・・みたいな妄想をどうしてもしてしまうの。

そこでダニーと相談してマット君に出来るだけうちに寄ってご飯を食べてもらうことにしたんだけどー。

日系スーパーで仕入れた食材の一人ご飯が楽し過ぎて3日も経つのにまだ呼んでません。










車椅子と段差と嫁の舞

2014-03-26 | 本日のおススメ
初めてアメリカの警察署に出向きました。

空き巣による盗難物とその被害金額を専用用紙に記入して提出する為ね。

身障者専用の駐車スペースに停めたものの、段差の為に歩道へのアクセスが近くに無かったことに気がついたあたし。

ざっと周りを見渡してダニーに言ったの。

あっちまで回って来ないといけないよって。

それに対し

ここでI'm a little tea pot踊らないといけないよ

と、ダニー。

意味不明の返しだけど応じたわよ。
警察署の前で。




努めて前向きに処理してます。


悔しくて涙も出ない ~空き巣に遭う

2014-03-23 | 本日のおススメ
もうね、やられるときはやられちゃうのよ、きっと。

だって侵入されたガラス戸はしょっちゅう戸締りを忘れてる箇所。

数年前なんて、うっかり施錠しないまま1ヶ月近くを過ごしたことあるもの。

そのうち2週間なんか日本に行ってて完全に家を空けていたし。
そして帰ってきて1週間くらいしてやっと開いていた事実に気がついたという・・・。

ガレージの横についてるドアなんて一晩中全開だったなんてこと、珍しくないし。

朝イチでガレージからダニーが「ちーちゃーん!!」って叫んでる時は怒られる時って決まってるんだから。

だからこの時も「あれ?閉め忘れ?」って1.8秒くらいだけど思ったわ。

でも今回は荷物とダニーを車に乗せた後、すぐに運転席に回らないで戸締り確認の為にわざわざ家に戻ったのよ。

ダニーもビックリの初めての行動だったわ。
それなのに泥棒に入られちゃうんだもの、もうセキュリティにお金を掛ける以外なす術がないわよね。

なぜ今回に限って家に戻ったかというと・・・

荷物を運び入れている時に道路から視線を感じたのよ。
走り去っていく車の窓から。
邪悪な気を感じたっていうか、とにかくこういう時の野生の勘って当たっちゃうのね。

お巡りさん曰く「日中の犯行でしょう」と。

ダニーの被害はPC2台とIpad、そしてプレイステーション。
この4機は使用頻度が低く悔しいけど諦めがつく代物。

あたしのPCとダニーの最新Ipadは幸いにも一緒に持って出掛けていました。

しかし勿論パスポートとグリーンカード、この国の社会保障番号カードを盗られました。

そしてなぜか日本の印鑑も。
旅行手配の為に持っていた両親のパスポートコピーも無くなりました。
こりゃ日本の警察にも相談した方がいいのかしらね。

これらの後始末、いったい何から手を付けていいのやら・・・・。
とりあえず既に購入済の6月の日本行きは厳しいだろうな~。



そうそう!
こういう時こそ嬉しかった事も記録しておかないとね。

平常心を取り戻すべく、近所の日本人女友達に電話。
この件を話すことで不安を煽ってしまったりストレスを与えちゃうんじゃないかって躊躇したけど、慰めてくれた上にお弁当を持ってきてくれました。
日本語でのお喋りって亭主のハグとはまた違う安心感が得られるのね。

それから最近イラっとするマット君。
忙しいのを百も承知で半泣きで助けを求めたところ飛んできてくれました。
お陰で外された窓枠やキャビネットが元通り。
警察が帰った後、サクサクと後片付けが出来たわ。



そーれーかーらー!

ベッドまでをひっくり返す勢いで色々物色したっぽいけど、室内干ししていたあたしの可愛いおパンチュは見事にそもままなんですけど!!



どこに目を付けてんのよ!









2年前もこんなんでしたけど?

2014-03-20 | 本日のおススメ
前のバイト先に週1で戻ることになりました。
ほら、あのメキシカンばかりの日本食屋さん。

社会復帰はしたいけど出来ない状況にあった今、私が唯一空いている曜日でスケジュールを組んでくれた彼らに大感謝ですわ。

あーっ 外で働くってスバラシイ☆

あれから2年近くが経つので緊張したけど、いざ始めると色々と思い出すものね。

何人か記憶にある顔のお客さんもいたわ。

中には伝票を見て、そのオーダーの仕方で誰が来てるか分かって挨拶に行っちゃったくらい。

とある別の常連さん。
顔をみるなり直ぐに誰か思い出したので、近寄っていくとどうも前と様子が違うじゃない。

介助犬を連れて目が見えてないみたいなの。

ダニーとあたしが泣いて喚いた日々を過ごした様に、この人も2年の間に色々あったんだろうな・・・なんて考えながら「お久しぶりです、お元気でしたか?」をやめて知らないフリして普通の挨拶をしたあたし。

そしてマニュアル通りにオーダーを聞いて下がろうとした時よ。
視点は合わなくとも、間違いなく私に言ったの。

「随分と英語が上手くなったね」って。


本当にビックリしたわ。
言葉を失ったわよ。

何にって、見えてないのにウエイトレスが誰だか分かったことじゃないわ。


どんだけあたしの英語を低評価してたんだYo!














理性か、遠慮か、精神的余裕か、老いか

2014-03-16 | 本日のおススメ
結構前から「ダニー6泊7日で車椅子のスポーツイベント」が分かっていたので、シルビアとお楽しみ企画があったあたし。

その企画たるやラスベガスで落ち合いショーを見ようというもの。

彼女の幼い2人のボーイズは夫であるマークが見ていてくれるらしいので、我々は成長した他のボーイズを見ようぜっていう企画。

                 
                     ↓







                     ↓









                     ↓






   

そう、メンズ・ストリップ・ショー。


が、しかしだ。


ダニー不在の6泊7日のうちの中2日、あたしに優先順位が高い用事が出来てしまった。

それらをこなすとなると、どう転んでも2泊3日が限界。
片道8時間の運転で2泊3日はさすがにキツイじゃない?

ならばダニーの出発を待たずして2日前にでも先に出掛けてしまおう。
そして既に入っているリハビリ等の予約はキャンセルしよう。
ダニーの空港までの足はマット君に頼もう。
これで時間を気にせずゆっくり行ってこれる。

でもね、自問自答したの。
そこまでしてストリップに行きたいか、自分?

答えはノーだったわ。

シルビアも「またすぐにダニーどこかへ行くでしょ。その時まで待とう」と納得してくれたので良かった。


あたし的には1日も早くダニーが自分で車を運転する日が来て欲しいです。


春菊で勝利

2014-03-12 | 本日のおススメ
地元スーパーでは売っていない日本の葱と春菊を頂きました。

ありがたやー。

この機会を最大限に生かすべく大事に冷凍しておいた豚しゃぶ肉を解凍。

香りが強いパクチーが好きなダニー。
だからきっと大丈夫だろうと春菊は生でサラダに。
母が粒マスタードとお醤油で和えていたのを思い出したの。

葱も大好きなのでネギ塩ダレも作成。
久々にお目に掛かった白い部分はじっくり煮て甘くてサイコーだったわ。



お肉で春菊を巻いたり、レタスに色々乗っけたりしながら美味しく頂きました。

まだまだ頂いた野菜が残っていることを報告すると「また同じようにして食べたい」とダニー。
あたしも異議なし!

    そ  し  て  だ

我々の胃袋が納まりを見せた頃に現れたいつものあの男。
現れたっていうか、写真を添付して呼んだんだけどね。
「今日の夕飯はこれじゃ、学校が終わったら来いや」って。

自称好き嫌いがないから何でも食べられるマット君ね。

いつも通りワシワシいってたけど、春菊には殆ど箸を付けないじゃない。
彼が手を出さない皿なんて今まで無かったと思うわ。

実は先週のラザニアを未だ根に持っているあたし。

「おやおや、この野菜は嫌いなのかい?
    何でも食べるんじゃなかったのかしらね?」

・・・とは言わなかったけどー。


初めて残されたのに勝った気がするのはなぜだろう。




夫婦は鏡?

2014-03-10 | 本日のおススメ
2月にあったスーパーボール。
亭主の出身地コロラド州のBroncos vs ワシントン州のSeahawksの戦い。

結果はご存知のとおり、Seahawksの圧勝。

圧勝も圧勝、笑っちゃうほどの差だったわ。

その翌日、あたしは「お悔やみの意」を込めてダニーが昔買ってくれたBroncosのシャツを着て1日を過ごしたのね。

今日は別に何の意味もなく選んだシャツがそれだったのよ。
まぁ強いて言えば自分のフィジカルセラピーがあったからかしら。
汗かくし、汚れてもいいエクササイズ用ね。


帰りに寄ったお店でワインを選んでいたら、業者と思しきおいちゃんが

エクスキューズミー、奥様。
当店ではBroncosファンのお客様にはお引取り頂いてます。

って、言うじゃない。

要は地元カリフォルニア州のチーム以外のを着るなよって話ね。

得意ではない英語で知らない人から話しかけられるのが嫌いなあたしは


あらそうですか?
知らなかったわ。



と最速でその場を収めるべく、ほぼ無視に近い冷たい対応。


それが多分、相手の心配要素になったのね。
一度は去った同じおいちゃんが戻ってきて

すみません。さっきのはジョークです。
Bronocosファンには無料でワインを差し上げています。


50代だか60代だか分からないけど自分のノリが悪いが為に随分と目上の人に気を使わせて悪かったなと若干反省したあたしは、ぶっちゃけたの。

気にしないでください。
単に夫がコロラド州の出身なので着ているだけで
(私は何の興味もありませんという意味で)
I don't usually give a SHIT(shit=う○こ)


おいちゃんは「そりゃ良かった」と笑顔で立ち去ったのだけど、後でダニーに叱られたわ。

「他に言い方あったでしょ?」って。




さて





どちら様の影響でしょうかね?



リベンジのつもりが・・・

2014-03-07 | 本日のおススメ
先月、初挑戦したラザニア。
遠まわしに「これは作らなくてもいい」的なコメントをIppai Oppaiたちから貰ったのよね。

しかし懲りずに再挑戦しました。
ぶっちゃけると買出し前の冷蔵庫整理が目的。

亭主の嗜好より優先すべきことが時にはあるってことよ。

幸い「今回は美味しくできた」とダニーが褒めてくれたので「授業が終わったら寄れや、今回のラザニアは上出来じゃ」とマット君にメール。

そしてどうだったか。






いいんじゃない


ボク好き嫌い無いし











ムカつくーっ!


「ちょっとー、あなたの奥さんが一生懸命作った料理を『好き嫌い無いから食べられる』ってこの人言ってるんだけど、何か言うことあるでしょ?」とダニーに詰め寄るも


「え?何が悪いの?」と。


これって英語と日本語のニュアンスの問題?
それとも単にあたしが過剰反応なだけ?


下衆の極み

2014-03-04 | 本日のおススメ
「マット君のおケツをダニーがごぼうでペンペン100発」をあたしがビールを飲みながら鑑賞するという変態企画は実現しそうにありません。

正直、少し安心したわ。



話は違うけど昨夜、ダニーがマット君に日本語を教えてたの。

あたしはヤロウ二人の会話に興味がないので、離れたところでストレッチしてたんだけどー。
聞こえてくるじゃない?


Mizu

な・なぜ水なんだ?




Kuuki

だからなぜそっちなの?



Onaka Ippai

おっとー、ずいぶん飛んだな。



Ippai Oppai

なぜそこへ着地する?





当然、マット君が飛びつくのは「いっぱいおっぱい」な訳で。

響きが楽しいみたい。
その後2人で暫く合唱してたわ。


それでね。
今日、マットからメッセージが来たよってダニーがケータイを見せてくれたの。

ええ、お察しの通り。
Ippai Oppaiの一行メールでしたわ。



変体夫婦 ~ごぼうに謝れ

2014-03-02 | 本日のおススメ
ダニー抜きでマット君と待ち合わせた日。

約束の15分前に到着してしまい、案の定マット君の車もまだ見当たらず。

「急かしたら悪いなー」とか、「多少遅刻されても安全運転で来て欲しい」とか、気遣いの出来る日本人のあたし(!)は直ぐに「待ってます」メールをせず敢えて直前まで待ってから送信。



するとだ。



速攻電話が掛かってきて「ごめん、忘れてた、今起きた」とのこと。
はぁ?言いだしっぺの台詞かそれ?
すでに無駄に15分も待ってるのよ!
このくそアメリカ人め、あたしの気遣いを返せ!

予定の30分遅れで現れたマット君が言うの。
「ボコられる覚悟は出来てます。どうぞやってください」って。
どうやら1発2発は殴られると思ったみたい。

今はいいよ。
でも後でダニーの前で屈んでよ。
で、お尻ペンペン100発ね。

それをあたしはビールを飲みながら鑑賞するから。

マット君ったら懇願してたわ。
「他は何でも我慢するけど、どうかそれだけは・・・・」って。


帰宅後、ダニーに一通りの報告するとワルい顔して言ったの。
「ちーちゃん、ゴボウ買ってこないとね」って。


あーん、楽しみ☆