ゴボウ、そして怒ったあたし

生まれて初めて牛蒡たるものを購入して金平にしてみたの。
使用したのはこのレシピ。
我が家の♡簡単♡挽き肉きんぴらごぼう♡ by キョク


「確かお母さんはこうしていたハズ」って包丁の背で皮をそいで。
レシピの指示通りに酢水に浸して。


そうこうしているうちにダニーがお昼ご飯を買って帰宅。
ここ2ヶ月ほど我々がハマリまくっているメキシコ料理「カルネアサーダ・ブリトー」
聞こえるがままにカタカナで書いてみたけど実際どう日本語で発音するのかは不明。
モロコシの粉を挽いた粉で作った薄いパン生地に焼いた牛肉とアボカドディップとトマトのサルサを巻いたもので実物はコレ。


行くお店はいつも決まっててあまりよろしくないエリア。
一応、清潔なんだけど何故かハエがいつも飛び交ってて店員もお客も流してるテレビもメキシカンで、車を運転するようになったとしても一人では行きたくないお店。
でもモウレツに旨いの。

さらには大きいからいつも2人で半分コして丁度いいボリューム。
大抵の人はコレをメインに副菜をも一品たのむらしいから頭が下がるわ。

ランチの後にビーチへお散歩。
真冬だけに誰もおらず。



浜辺へ来ると靴を脱がずにはいられないダニー



夕方、ご飯の下準備も出来てビール飲んでリラックスして「さて、ご飯前にシャワーでもしましょうかね」ってバスルームへ。


水が出ない。

お風呂場も洗面所もおトイレも出ない。


台所へダッシュ、やっぱり出ない。

「大変！断水だよ」


日曜の夕方だし絶望的かと思ったけど、ダニーが管理会社の緊急用の番号に電話する。

水道が云々言う前に「そう、そう、あ、そうですか、でどれくらいかかるの？　
そう、ありがとう」って電話切るじゃない。
どうやら相手は事の行き先を前もって知っている模様。

「はぁ？ありがとうって？　何にありがとう言っちゃってるわけ？」
ってダニーが電話切る前にわざと声を大にして言うあたし。

案の定ダニーが「もう事情は分かってたみたい」って言うじゃない。

「分かってるならこちらから問い合わせの電話をするまえに『今断水ですよ、ご迷惑おかけします』って連絡するのが管理会社の役目じゃないの？」


ダニーに怒るのは筋違いだし何よりもここはユルユルの駄目ダメなアメリカ。
日本社会の常識を前提に話をしても無駄だわって考え直したの。
それで気を取り直して「で、あとどれくらいで直るって？」

ダニー「彼女にも分からないって」



「はぁ？」

「分からないなら『調べて折り返します』って言うのがその女の役目じゃないの？」

水周りの不衛生と不具合が何よりも嫌いなあたしはもう怒ったわ。
「一応ここアメリカは先進国の一つよね？予告もなしに断水だなんて北朝鮮とか旧ソビエトとかの第3カ国で起こりうる話よね？もう一度電話してその馬鹿女に「いつ修復されるのか直ちに調べて折り返すように、それからもっと一生懸命働けって言って。」ってキーーーーってなっちゃったの。

その15分後くらいには復帰したんだけどね。
あたし間違ってるかしら？