ダニー食堂

右往左往の日々。

亭主以外の異性に魅力を感じるとき。

2013-04-28 | 本日のおススメ


最初は鳥がフルーツか何かを落としていったのかな。。。なんて呑気に片付けていた赤く柔らかい物体。

ある日、ネズミの顔部分が転がっていた時なんて5-6m後ろにぶっ飛んだわ。

どうやら、どこかのバカ猫がうちの玄関マットの上に戦利品を置いていくみたいなの。

それらの掃除で過去何回も相当な心理的ダメージを負っているというのに、今回は今までとは比にならない程のハードコア過ぎる代物が・・・。

それを見てしまった時、あまりの衝撃に暫く鬱って部屋に篭ったわ。


こういう時、床に落ちている紙一枚も拾えなくなったダニーは全く役に立たないし。

別にそれを責めるつもりはないの。

ただ、出来ないなりに出来ることを模索してくれてもいいんじゃないかしらって思うわけ。

例えば、猫避けの商品を検索するだとか。
「役に立てなくてゴメンネ。よしよし」ってしてくれるだとか。
せめてフリくらいしろよって。

それが、どうよ。
この人ったら!!!


役に立たないどころか、



ちーちゃんのこと大好きな猫がいるね!毎回プレゼントを持ってきてくれるんだから。






良かったねぇ









        




本気でブッ飛ばしてやろうかと思ったわ。

もし我々夫婦が離婚に至った場合、決してダニーの体が不自由になったからではなく、こういうことの積み重ねだと今から宣言しておきます。



幸いにもこの日、マット君が来る予定だったのであたしは窓辺に座って彼を待ったわ。

そして彼の車が現れるやいなや恋焦がれる乙女のように外へ飛び出して行ったの。


ガレージから。


一刻も早く心の内を聞いてもらいたくて。


通常通り玄関に来られて誤って踏んでその足で内玄関に入ってこられたりしたら、もうあたしは立ち直れないと思ったのよ。


挨拶もすっ飛ばし要求を伝えるあたし。
それに対して嫌な顔一つせず、悪の物体をサクサクっと片付けてくれたわ。

ダニーと同じようにCat loves you♪ Lucky you♪って歌いながらだけど。

でも間違いなく彼は今週のヒーロー。
最近うちのトイレの便座を下げなくなったことにイラっとしてたけど、許してあげる。




最近の我々と久々にあの子

2013-04-24 | 本日のおススメ
足爪を怪我したマット君ちのあの子。
患部をなめ続けるので一向に治らず、動物病院へ。

その結果・・・・







そりゃ、どっこも舐められないわね。
1週間コレだそうです。


チーン。




ダニーの数あるメディカルアポの中に唯一、市内にあるのが週1で入っているの。
だからあたしは一旦、帰宅が可能なわけ。

更には帰りに映画館にも寄って来てくれるので、週1で数時間だけど家で一人で過ごす時間ができました。

そこへタイミングよく、同じ町に住む日本人のおばちゃんが登場。

「旦那は食べないだろうけど、あなたは食べるでしょ?」と、春雨の炒め物と日本のかぼちゃの煮物を持ってきてくれてちーちゃん感激。


あー、この街が好き。


<おまけ>

前後どちらに転んでも悪くないダニー











アーーーーーーーーーーーッ

2013-04-16 | 本日のおススメ
内視鏡検査の為に前日から絶食をしていたダニー。
検査を終え、指示通りお腹に優しいスープを完食。

2日前から我慢していたナッツ類も頬張り順調そのものだったんだけど、いつも以上に寒がり出したの。

事故で脊髄を損傷し以来、雪でもサンダルだったダニーが異常な寒がりになったのは気づいていたけど、普段に増して寒がるじゃない。

そのうちベッドに横になったので「あら、せっかくご希望のカレーを作ったのにこのぶんじゃ今夜は起きてこないわね・・・」なーんて思っていたのもつかの間。

真っ青な顔して起きてきて「救急に連れてって」と。

寒さで体が大きく震えるから背中の痛みも訴えて、手の甲も唇も紫のダニー。
病院では、CTスキャンも取って感染症の疑いも掛けて念入りに検査した結果・・・・・





血糖値の低下。





看護士さんが持ってきたオレンジジュースとクラッカーを食べて暖まったら元気になりました。




カレーに費やした時間 : 2時間

救急病棟で過ごした時間 : 3時間半

行きそびれたラインダンスの受講時間 : 2時間

ダニーと一緒に帰宅できた喜び : タイムレス







また5歳児と真剣に遊ぶ

2013-04-13 | 本日のおススメ
より一層かわいさが増したシルビアの次男。



平日だというのに結構な人でだったハンティントン・ビーチ。



北カリフォルニアのビーチにはない景気の良さを感じたわ。



ビーチで遊ぶことを毎日楽しみにしているアイゼイア。
でも砂浜を車椅子で行くのは無謀じゃない?

我々にとってビーチはもはや珍しくもなんとも無いので、途中から彼らとは別行動を予定していたのだけど、マークが車輪が付いたものが簡単に水辺まで着けるよう板を渡してある箇所を発見。

またみっちりアイゼイアと遊べました。



今夜、帰ります。



<おまけ>
目を奪われたオケツTop2








サービスもネット評価も良かった日本食屋さん

2013-04-12 | 本日のおススメ
昨日の夕方、それなりに渋滞に巻き込まれながら無事LAに到着しました。

2009年にサンディエゴを後にして以来の南カリフォルニア。

同じカリフォルニア州とはいえ、北と南じゃ植わっている植物も景色も違うから新鮮です。

今回の荷作り/荷詰めは思いがけずちょろいもんだったわ。
なんと!ダニーが事故前同様、自分の荷物を自分で用意。

そりゃスーツケースを出して閉めて運んで・・・は出来ないけど、持っていく物をあたしが作業しやすいよう1箇所にまとめたんだから偉い成長よ。

着替え、洗面用具、医療用品、何もかも。

それに加え、あたしも出来ないなりに車への荷詰めが慣れてきたみたい。
相変わらずぶち込んでるけど、地団駄踏むことも無く余裕で収まったもの。

夜はマークの仕事が終わらぬシルビア一家の到着が遅れたので、ダニーとホテル付近の寿司屋へ。

なんちゃって日本食屋さんは中国人か韓国人経営が常だけど、今回は東南アジア系の従業員が大勢働くお店。

メニューにはバナナの天ぷらが巻かれていたりと斬新過ぎるお寿司ばかりで、ぶっちゃけ席に着いたものの頼みたいものが見つからず困ったわ。

でも思ったの。
これを日本食と思わず、どこか他所の国の料理を食べに来たと割り切ればいいじゃんって。

おかげでマンゴーサルサを添えて頂く生魚が乗った寿司飯も美味しく完食☆

その後はシルビーと再会して飲みながら2人で近況報告。

さて、今夜は何を食べようか。






















無駄な競争心

2013-04-11 | 本日のおススメ
昨夜、我が家でしょーもない技を披露したマット君。





一人寂しい夜はこうして足の指同士を繋いでいるんだって。




コレに対して「自分だって昔は出来た、誰よりも足の指が開いた!」とムキになるダニー。



あなたの対抗するところって


  


 そこ?






最近、会社を辞め念願の主婦になったシルビアがマークの出張に付いてLAに向かっているとのこと。

渋滞さえなければここから5-6時間の距離。
あたしも行くしかないでしょ。

あっちはあっちで予定が色々と入っているだろうから、2泊3日くらいで出掛けて1回くらい夕食を一緒に出来ればいいと思ったの。

その旨をダニーに伝え、既に入っていたリハビリの予約をひとつキャンセル。

年末年始のコロラド旅行以来、殆ど毎日べったり一緒だったし、そろそろまたお暇を頂きたいなと思ってたところだしね。

LAには日本の古本屋ブックオフもあるし、あーん楽しみ♪とルンルンしていたところダニーが一言。



僕は行かない方向で事を進めていませんか?









     







「あー、そうですよ。それが何か?」とは言わなかったけど~。



お暇を頂くどころかまた恐怖の荷詰め/荷降ろし作業が確定しました。



では行ってきます。






一人反省会

2013-04-10 | 本日のおススメ
通りに面した部屋で作業をしていると、明らかに日本人と思しき女性が敷地内に入ってきたのが見えたの。

そして玄関をノック。


うわっ、これ絶対に宗教の勧誘だわ。

日本人が住んでいるという事をどこかで聞きつけてやって来たに違いない!


この招かざる訪問者に対してこのまま居留守を決め込むか、2度と来ないようピシャリと言って追い返すか。


さぁ、どうする自分?


この二者択一で迷っているあたしの頭に稲妻が走ったわ。


そういえば今日、来客予定があったんだ!!




玄関にダッシュしドアを開け開口一番

うゎ~、わ~すれてたぁ~


「いらっしゃーい」とか他に何か言い方があったよね、自分・・・
あちらも「えぇーっ?」って言ってたし。


車が無い時は送迎をしてくれたり、豪華なまかないを食べさせてくれたり持たせてくれたりで、なんだかんだと相当お世話になった元パート先の人。

ビッチリとシフトが入っていたにも関わらず、最後はダニーの事故の為に突然辞めて大迷惑をかけたのに、未だこうして気に掛けて来てくれるの。

有難いわよね。

今回もあたしの大好物、ハマチのかまとサーモンを焼いて持ってきてくれたわ。

それなのに・・・・・




ダニーの一件以来、他人に甘え慣れしてきたことには自覚があったけど無礼はいただけないわと改めて思った35歳、無職の春。







習ったり教えたり

2013-04-04 | もう1品
ラインダンスを始めて早数ヶ月。

クラスの中でも抜群に出来るお友達に個人レッスンを付けてもらったりしながら楽しく通ってます。

家で練習するときは同じ曲を何度も何度もかけるからダニーにはすこぶる不評なの。

あたしには同じことを何百回と平気で繰り返し言わせるくせに矛盾してるわよね。

それを本人に言うとまた喧嘩になるから言わないけどさ。


ダンスの他に、写経のクラスも始めました。

お習字なんて実に20数年振りなのだけど、大人になって改めて始めるとまた違うものを感じるのね。

やっぱり日本人よね。
墨を硯で磨っているだけで心が落ち着くわ。



マット君は相変わらず日本食に興味深々。
ダニー然り、未だ飽きずに餃子ラブ。



野菜を刻むのが面倒臭いと文句垂れつつも洗い物までちゃんと作業をこなしてくれます。

強いて言うならば、餡が皮からはみ出るのを恐れて出来が小さいのが唯一の不満なのだけどね。

ちなみ彼は最近、味噌汁つくりにも手を出しました。
鰹節で出汁を取るような高級なことは出来ないので、本だしを使用。

自分が母親から教えてもらったように自分もいつか我が子に味噌汁の作り方を教える日がくるのかなーなんて、薄っすら思った日もなかったわけじゃないけれど、まさか相手がマット君だったとは想定外もいいとこね。


ある日はこの3人で美術館へ。

目玉はコレ↓




4時間もすると集中力が切れてきて遊び始めたバカップル。




作品には触れられないので遠近方でどれだけ上手く突っ込んでいるように取れるかを競う底辺夫婦。






<おまけ>
美術館にて大口開けて寝ていた人