ダニー食堂

右往左往の日々。

大晦日 2012

2012-12-31 | もう1品
昼ごろデンバーに無事到着。
シルビアに甘やかされてます。

小憎たらしいアイゼイアと目一杯遊んでビール飲んで風呂に入ってまたビール飲んで今は夕食待ち。

偶然にもダニーの事故日に生まれた下の子も今じゃしっかりして可愛いったらないわ。

空港まで送ってくれたマット君を始め、シルビア夫婦、マークのお母さんまでが一緒に私の休暇を喜んでくれました。

あー、幸せ。



そうそう。
去年の今頃に立てた新年の抱負。

新しい年も、なるたけ他人の悪口を言わず、文句を垂れず、色んなことに感謝しながら地道に生きる。

5月に起こったダニーの人生を一変させる事故で泣いて喚いて文句垂れて悪口も言った言った!

唯一、胸張れるのは「感謝した」ことくらいね。

っていうか、感謝の2文字に尽きるわ。

突然、落とされた暗闇の中でどれだけ沢山の光を照らしてもらったことか。

どれだけの人に助けられ救われたことか。


こんな言い方したらダニーには悪いけど、今回の件で多くの人から沢山のことを私は学ぶことが出来ました。

本当に自分は幸せものです。

これだけ沢山の思いやりと優しさに触れていながら、それでも文句と愚痴が口を突いて出る35歳。

まだまだ目先のことにいっぱいいっぱいで学んだことが全く活かされてないわね。

てへっ。


ってことで、少しずつ状況改善しながら軌道修正を図るべく2013年の抱負はレベルを下げます。





2013年。


出来ることからコツコツと





大変お世話になりました。
新しいも宜しくお願いいたします。
ち&ダ


経過報告

2012-12-29 | 本日のおススメ
なんとなくネットから離れてました。

まだ別れてません(笑)。

コメントやメッセージ、ありがとうございます。
色々汲み取って頂けて心が救われる思いで読みました。

いつも感謝してます。

状況が状況だけに、ぶつかって歩み寄ってまたぶつかっての繰り返しなのかしらね。

でもいい加減、疲れるわ。


実はもう1つ出来事が。

息子の携帯番号を知らない筈の義母からダニーの携帯に着信が!

あの方、無駄に電話を掛けて来てあーでもないこーでもないと話を広げるから、自分の子供たちから携帯番号を教えてもらえず家の電話しか知らないのよね。

よって家電は常に留守電でダニーしか取らない。
それも3回に1回くらいの割合で。

しかし、夫婦間が大荒れだったためダニーは母親と話す気もなく、何日も無視。

弟が携帯に掛けて来ても同じ理由で取らず。
メールをしても返信なし。

そこで嫁のあたしが何か電話に細工をしているんじゃないかという結論に至ったらしく、ダニー弟が緊急事態と判断してダニー携帯を母親に伝えたとのこと。

失礼しちゃうでしょ?

まさか義弟までもがそんなだなんて!!


でもこれには理由があってね。

実は事故前、ダニーがいないって知っているのにも関わらず義母がバンバン電話を掛けてくるからウザくなって電話線を抜いたという前科があたしにはあるのよ。

しかも、あたしの携帯は忘れ去られバッグの中で充電切れになっていること数知れず・・・。


てへっ☆

だってうちの電話、最小にしたって呼び出し音がハンパなくでかいんだもの。
リビングで静かに本とか読んでると「ビクッ」とするくらい。

まぁ亭主の介護生活に限界を感じていた最中、そんな疑いを掛けられたことを義弟からのメールで知ったあたしは心穏やかにはいられず・・・。

あの電話が鳴る時は間違い電話か○○(←義母の名)かの二つに一つ。
よって私はあの電話には触れもしません。

あなた方には本当に疲れました。
もう結構、もう十分。
ダニーの面倒を見てくれる人を他に探しなさい。
はい、さようなら。


と、あちらの家族に返信。
ダニーが色々と取り繕ってたけど、しこりは残ったままです。




クリスマス。

嫁と自分の家族に挟まれたダニーにサンタさんが来ました。

車椅子に取り付けるハンドバイク。
それから、中古で買った車椅子2号。

中古とはいえ、綺麗で衝撃を吸収する前輪とクッションが装備。

これで外出時、いちいち私が外用と室内用のタイヤを交換せずに済むだろうという目論見があるのだけど、目論んでいるだけで、まだどちらも試してません。

なぜなら、組み立てが完了していないから。

アメリカならではの「部品が足りない」とか「マニュアルが古いバージョン」とかね。


そんな時、上手にご飯に釣られて来てくれるマット君。



それから、それから!
ダニーが一人で床から車椅子に戻れるまでに成長しました。

これで「万が一」のことを考えて長時間の外出を控えていた嫁に自由が!!






よって、あたくし。




正式にお暇を頂きました。





っていうか、いいよね?









いいよな?












文句はねぇよな?












この期に及んでそんなもん、









あるわけないわよねぇ?










という感じでダニー大賛成の中、デンバー行きのチケットを購入。
大晦日から4泊5日でシルビアんちに行って来ま~す。


彼女の家から亭主実家までは僅か1時間たらずの距離なのがリスキーなのだけど☆


勿論、あっちの家族には言ってません。



正直な心境 怒ると自分もなかなかエグい。

2012-12-15 | 本日のおススメ
悔しくって悲しくって泣いて落ち込んで荷物もまとめた。

軍属家族の相談する場所へ行って助けも求めた。
望んでいた情報や助けは得られなかったけど。

泣きつける友達に電話して話を聞いてもらって慰めてもらった。

視線も合わせず同じ空気も吸いたくなく、自室に篭った2日目。

寝室でダニーが粗相をした。
コントロールできないからワザとじゃないのは知っている。

そして、思った。

ざま見ろって。
大の男が情けないだろう、悔しいだろうって。

時間通りに私が起こして着替えさせていたら起こらなかった失敗。

どれも自分でできる事なのに、私に甘えて威張り腐っているから。
それみたことか。

思い知れ。
そして誰も取り替えてくれない汚れたシーツで今晩も寝ればいい。

自分は今晩、よそへ泊ろう。




そんなことを考えながら出掛ける準備をしていた。

これをあの人に相談したら、なんて言うだろう。
あの人だったらどうするだろう。

そして、もしこれが自分の両親の間に起こっていたら、彼らはどうするだろう。

自分は今どうするべきなのだろう。
どうしたいのだろう。

結局、憎きダニーに手を貸した。

なぜなら、このまま出掛けてもいい気分がしないだろうから。
もし自分が逆の立場なら想像もつかないほどに落ち込むだろうから。
自分の親だったら嫌味の一つやふたつ呟いて同じようにしただろうから。

日本は真夜中だからしなかったけど、もし電話して相談すれば
「そのくらいやってやれ、バカ」
「可愛そうでしょ、もし自分があの子の立場だったらどうするの。本人が一番辛いのはよく分かってるでしょうに」

きっと、そんなことを言われてただろうから。

思えばこういう不甲斐ない状況に陥るのは事故が遇った時から想定が出来ていたはず。

みんなが言うように、簡単なことじゃない。
同じような状態に置かれた人と家族はきっと同じ道を通っていると思う。

だから色んな人がたくさんの手を差し伸べてくれる。
自分も学ぶべき時期なんだ。


と、ふさぎこんだ気持ちに区切りをつけて怒りの心を捨てるために書きなぐり(打ちなぐり?)してみた次第でございます。

これからMionaさんに遊んでもらってきま~す。

ちなみに今夜は鍋でした

2012-12-12 | 本日のおススメ
今日の朝一の予定は車のオイルチェンジ。

ええ、自分じゃやり方を知らないから車屋さんに予約して持って行きました。

その後は、パーカーの紐が洗濯機のドラムに引っ掛かったのを修理したくてホームセンターへ。

ええ、修理は自分じゃできないから店員さんを全く同じ型の洗濯機まで連れて行って、予め家で撮ってきた画像と共に「どうすればいい?」と相談。

事故前までは、こういうことの一切を担当していたダニーに一番最初に相談するも「知らない、分からない」で済ますしさ。

せめて、アイディアとかこういう時はどこに電話するのか教えてくれたっていいのにね。

ホームセンターの店員さんのアドバイスによると、どうやらヘッポコなあたしでもどうにかなるような雰囲気が。

早速、帰宅して洗濯機と向かい合うことおよそ5分。



やれば出来るじゃん、自分!




いい気分で食料品の買い物に出掛け帰宅し、お昼を食べているとダニーがここから1時間ほど掛かる所にあるお店に連れて行ってくれとのと。

夕方はやりたい事が色々あったので「じゃ○時○分出発ね。○時までには家に戻っていたいから」と予定を組んだのにも関わらずー。

出掛ける時間になってもゲームをしているうえに、「あ、あれ取ってきて、僕が行くより君が行った方が早いでしょ。次にこれやって。あっあれ忘れた。帰りにどこか寄って散歩しない?今から行く場所をネットで探そう」とかやりだしたから、あたしがプチ切れ。

するとダニーが「何を君はそんなに急いでるんだ」と逆切れ。


その後、大喧嘩。


我慢なら無くなったダニーはマット君に電話。

「もう、一切あたしに頼んでくれるな、自分のことは自分でやってくれ」的な心境にあったあたしは、外出すべく室内用から外用タイヤに変えるために玄関先にたたずむ亭主を無視。

結局、お迎えにきたマット君がまごまごしながらタイヤを交換。

色々と察してくれたんだと思うわ。
言葉少なくウィンクだけしてダニーと出て行ったわ。

元々、今日は夕飯をうちで食べる予定だったマット君。
夕ご飯の時間にチョコバナナケーキを焼いてダニーと戻ってきました。


一体、何度この人に救われるのだろう。






あなたの見解は間違っていない

2012-12-10 | 本日のおススメ
3日続けて車椅子のタイヤがパンクして、てんやわんやしてます。

そういう時期なの?
もうちーちゃん、まいっちんぐ。

アクシデントだけじゃありません。
いいこともありました。

先週末。

久しぶりに帰宅してもダニーがいない日中を過ごしました。
一体全体、何ヶ月ぶりかしらね。

元々あたしってネクラじゃない?
一人の時間が貴重なのよ。

いつだか子持ちの友達に
「車を運転している時とバスルームに居る時が一番安らぐ」って愚痴ったら



あなたそれ



子育てに疲れている母親のセリフだよ


って言われたっけ。



マット君に朝8:30にピックアップされ、そのまま夕方の6時頃まで。
借りた車椅子用の自転車でその日は15km近く走ったらしいわ。

ついでにミツワでお使いもしてきてくれたし、嫁のあたしはリフレッシュさせてもらいました。

残されたあたしは別にその日、遊びに行ったわけでもなく近所の教会で役割があったり、スーパーへ行ったり、家の掃除洗濯に勤しんでくあっという間に過ぎたんだけど、早起きして2人にお弁当を作った甲斐があったってもんよ。

きっとダニーも久しぶりに嫁以外の人と家から出られて新鮮だったと思うわ。
どこへ行くにも一緒だったものね。

暗くなり、彼らが帰宅した時にマット君に言ったの。
「本当にありがとう。最高に良い一日だったわ。また頼むね」って。

それに対して、

「あれ?なんだか僕がいない方が良いみたいな言い方なんだけど、どういう意味よ?」ってダニーが聞くからさ。



そういう意味ですけど、何か?




確かにお尋ねしましたが・・・

2012-12-08 | 本日のおススメ
車椅子用自転車を販売している某企業で、オフィス近辺にある一般の自転車コースを希望者に好きに乗り回してもらうサービスをしているとのこと。

ちょっと遠いのだけど自転車野郎のマット君が自分のチャリも積んでダニーを連れて行ってくれることに。

じゃあさ、お弁当はどうする?
なんか持っていく?それともどっかで買う?

すると野郎2人が






ボクおにぎり



ボクはサンドイッチ










あたしはあんたらの母親かーっ!







無事帰宅 あたしのちょっといい話

2012-12-06 | 本日のおススメ
僅か2泊3日のスケジュールだったためか、想像よりも大分ラクな旅でした。

お陰さまで何のトラブルも無く無事に帰宅。

前回のコロラド行きみたいに荷物てんこ盛りじゃなかったし。
ダニー本人もあたしも変わってしまった体のことを分かってきたし。

帰宅日の荷詰めも荷解きも要領が掴めてきたのかサクサク進んだわ。
こうやって慣れていくのね。

この調子で昔みたいに遠出を楽しめる夫婦に戻れたらいいなって思います。

もう一つ進歩が。

義両親滞在後、再び落ちて戻らなかった体重が半分以上復活してきました。

最近、絶好調に飲んで食べてたしね。
ついでにジョギングも再会。

フィジカルセラピーの先生にも筋肉の張りが最初の頃に比べて随分と落ち着いたって言われて、実際に調子がいいし。

これもそれも色んな人に精神的・物質的に支えられてきたお陰ですわ。
ありがたやー。

このまま順調に、特にダニー母との接触を極力避け続ければ完璧ね。
いつだか送られてきたバースデーカードは開封もせず捨てちゃったし。

ダニーがゴミ箱から拾って開けて同封された小切手をあたしによこしたけど、それも捨ててあげたわ。

え?クリスマスプレゼント?
例え義理でも、もうそんなもの無いわよ。

何なら介護が必要なあなたの息子プレゼントとしてを飛行機に乗せて送って差し上げますわ。

正月が開けた頃にでも返してもらえば構わなくってよ。

ある日はあたしが投稿したフェイスブックのコメントに「これは削除してちょうだい」と要求があったので、代わりに彼女を友達リストから削除してあげたわ。

もちろんメールは受信拒否☆
ええ、色々あったのよ。


でも自分が回復してきたのでいいとしますわ。













互いの進歩が見えた時

2012-12-04 | もう1品
退院間もなく強行したコロラドへの旅と比べると経験と知恵とダニーの体力向上が伴ってか案外すんなり到着。

ダニーはチェックインを済ませたり、あたしが荷物を部屋に運び入れるためにドアを押さえていてくれたりとそれなりに協力してくれました。

でもやっぱり車に荷物を詰め込む作業が苦手でね。。。

それを得意とするダニーがこれはココに、その上にコレを・・とか指図してくれるのであれば話は別だけど、まだそこまで彼は元気じゃない。

何でもぶっ混むことしか脳がない女が、最後に車椅子を乗せるスペースを確保しながら手すりと背もたれの付いたシャワーベンチ、その隙間にスーツケースやクーラーボックスを入れることがどんなに至難の技か。

そして自分の出来なさ具合に半泣きしそうになること1回。
ただ、今回はその1回きりで何とか出発準備完了。

しかも同一箇所に2泊だから既に気分は

ビクトリィ~




ガソリン満タン、やる気ゼロ

2012-12-03 | もう1品
軍を辞めるプロセスのため、遠く離れた基地まで2泊3日で出掛けることになった我々。

再び荷造り兼荷物運び兼運転手の時がやってきたようです。

全てを放り出したくなったコロラドへの道中がフラッシュバックして胃が痛いし。

まぁあの時は退院したばかりの中で強行した旅だったから仕方ないっちゃ仕方なかったのかもしれないけど、とにかく大変だったのよ。

昔は毎回ウキウキした車での遠出。
事情が変わるとこうも心持までもが変わるとは・・・。

出発前の今、呑気に鼻歌をかましているダニーが既に忌々しいし。

今回は猪木が何回登場するのかしらね。

とりあえず抗鬱剤をお守りに安全運転・家内安全を念頭に行って来ます。