ダニー食堂

右往左往の日々。

工具箱

2012-11-30 | 本日のおススメ
女性をターゲットにしたと思しきピンクのドライバーや金づち、電動ドリルやヘルメットなんかと並んで売っているのを見つけて飛びついたピンクの工具箱。

相当ダニーに怪しまれながらも買ってみた。

まぁね。
嫁に来て以来、釘1本打ったことありませんから。




帰宅後、早速・・・・・



日本のお菓子を入れてみた。


ビール10本入れてもまだまだ余裕、そして軽いのにこの安定感!
思った通りだわ。


この上に保冷剤やお弁当のタッパーも入れられるわね。

内側の小さなポケットには割り箸や七味唐辛子の瓶を。
チューブのワサビなんかもOKね。
両脇にある大きなポケットにはキューピー・マヨを。



こんなピクニック・バッグを探してたの☆



しーかーも!!

常に車に積んであるクーラーボックスにジャスト・フィーット!
ダニーがえらい感心してたわ。


あー、早く春が来ないかなー。



今日の夕飯
・お好み焼き
・ブロッコリーのお浸し



感謝

2012-11-28 | 本日のおススメ
感謝祭のあった週はまったりしていました。

当日はダニーのフィジカルセラピーの先生のお宅へ。

日系の先生なんだから容易に想定は出来た筈なのに、奥さんが完全なアメリカ人だって聞いていたので、うっかりっていうか室内用のタイヤのことなんか全く頭になくて申し訳ないことをしてしまいました。

しかも、嫁のあたしまでもが靴のまま上がっており「ねぇ、日本人でしょ?」って言われて飛び上がる始末。

これは大反省ね。

相手の国籍がどうであれ、とりあえず訪問先の玄関では細心の注意を払うべきだって学んだわ。

最近、靴を脱ぐ家が増えたみたいだしね。

「うちからは何を作って持っていきましょうか?」と尋ねたところ「(日本語で)ロールをお願い」と言われたので寿司ロールかと思いきや、なんとバターロールでちーちゃんビックリ。

ダニーも「だよねー」って言ってたし。
おい、そう思ったなら早めに教えてよみたいなー。

念のため前日「本当にのり巻きだけでいいんですか?」と確認したのが幸いして、誤解が解けたものの危ないところだったわ。
まぁ両方、持っていったけどさ。

何はともあれ、愉快な方々とスモークされたターキーを美味しく頂いてきました。

ビジネスを超えたお付き合いをしてくださった先生一家に大感謝。

別の日はMionaさん夫婦が来てくれて居酒屋メニューで乾杯。
うちに来る前にモントレーの魚屋さんで仕入れてきてくれたイカで唐揚げと、なんと!ホタテのお刺身を頂いたの。

あーん。
アメリカのホタテもなかなかだったわ。

嫁たちがビール片手に台所で作業している間、やはり出来る女Mionaさん。
夫たちが手持ち無沙汰にならぬようコレを準備。












一度やりたいと思っていたお菓子のおうち。

ハロウィンにしろ、こういう遊びを子供の時に経験しておきたかったなーってつくづく思ったわ。
サンタの膝に乗ったのも30過ぎてだしね。

まぁ日本の行事の楽しさも知ってるからいっか☆


パーティメニューで高カロリーな食事が続いた後はやっぱりエクササイズ。

下り坂だけは絶好調のダニー








またある日はマット君が芝刈り兼夕飯に来ました。

前日、Mionaさんが「ミツワで買っていくものある?」って聞いてくれたお陰で入手できたニラを使っていつも通りの餃子を。

しーかーもー。
餃子の手順をほぼマスターしたマット君。

包むところまでは共同作業だったんだけど、焼く段階になった時に「ここは僕にやらせて」っていうからさ。







じゃ~





あたし~





シャワーしてきちゃっていい??







とうとう彼の前でスッピン&パジャマで出られるまでに気を許したらしい自分。

一応、確認をとったのよ。
「気にしないよね?」って。

まさか
「そりゃ勘弁してくれよ」とは言えますまいと想定してのことなんだけどさ。

てへっ☆



あの日からおよそ半年。
最低限の人付き合いしかしてこなかった我々夫婦だけど、色んな人に支えられてここまで来れました。

いろんな人に沢山のありがとう。















アメリカでいしだあゆみを口ずさむ

2012-11-21 | もう1品
昔、シルビアの結婚式で知ったラインダンス。

なぜか多くの人がステップを知っていて、音楽が掛かると老若男女が列をなして踊りだすの。

音楽が変わればステップも変わるんだけど、なぜかそこにいる人は綺麗に揃った踊りを見せるわけ。

とにかく凄くカッコいいのよ。

ダニー弟の結婚式でも同じ現象が起こっていたわ。

Youtubeで見つけた画像だけど、まさにこんな感じ。


本来はカントリーミュージックに乗ったこういうものだと思うわ。




銃を持った軍人も踊る



前置きが長くなったんだけどー。


母親ほど歳の離れた日本人の知人からラインダンス教室に誘われたの。

話を聞くと、やはり年配の女性陣が「少しでも体を動かしたい」という意向で集まっているとのこと。

講師も日本人で受講料はこの街まで来て貰うガソリン代として1人2ドルをカンパ。

兼ねてから興味のあったラインダンス。
それを基礎から日本語で教えてもらえるなんて!


行くっきゃないでしょ!


その方曰く「年齢層が高くてみんなヨタヨタしながらやってるのよ。若い人が混ざってくれると嬉しいわ」。

ってことは、覚えの悪い私でも皆さんの足を引っ張ったり落ちこぼれる心配がない??

まさに棚ボタ。
同じく30代日本人女子と行ってきました。


<結論>

どーもすみません、正直ナメてました


2時間のレッスンだったんだけど、他の皆さん随分と体力があるのね。
もう後半30分なんて腰が痛くて座りたかったわ。

でも楽しかったー。

ブルーライト横浜に合わせてチャチャチャを踊るあたり国籍と年代が現れてて素敵でしょ☆

既に来週のレッスンが待ち遠しいです。







気を許す証

2012-11-19 | 本日のおススメ
ダニーのお誕生日ディナー。
確か去年はマット君を呼んでいつも通り餃子だったっけ。

今年はそのマット君がダニーの好きなものを作ってくれるとのこと。
そこでチリ・ビーンズとコーン・ブレッドをリクエストしたバースデー・ボーイ。

先月のあたしの誕生日に引き続き、この人にすっかり甘えている我々夫婦。

でも今回に至っては、嫁として手ぶらで行くのはどうしたものかと考えて一応、訊いてみたわけ。

「何を持って行こうか?」って。

来てくれればいいからという彼の言葉を鵜呑みにするも巻き寿司を持参。

チリビーンズとコーンブレッドの食卓に敢えてご飯モノを選んでしまうビミョーなセンスはさておき。。。
(え?自分が食べたかっただけ?)

本日も美味しく頂きました。

途中、お腹一杯のためジーンズのベルトを緩めた挙句「ちょーっと待って。休憩させて。もっとスペース作らなきゃ」とソファーに暫く寝転んだ嫁。

そしてまた食卓に戻る。

これは去年、Miona&P氏宅でやってのけたブタ技。
お行儀悪くてごめんなさいね☆

あの日以来の「嫁、他人の家でリラックスしすぎる図」を前にダニーが

「おめでとう。正式に彼女は君に気を許したようだ」ってマット君に言っていたわ。

きっと苦笑いしていたに違いないんだけど。

せめてオナラとげっぷには気をつけますわ。
てへっ。


食後はダニーが痛みを訴えるまでひたすらポーカー。
お誕生日おめでとう。






保険適応外な博覧会と格差飯

2012-11-17 | 本日のおススメ
体が不自由な人の為の道具の博覧会みたいなのに行って来ました。

来場者の車椅子率が高かったんだけど、どれもそれぞれ特徴があって二人して展示物よりもそっちの方に目がいったわ。

ダニーが真っ先に向かったのはやはりここ。
 

手で漕ぐ自転車。

思ったより数が少なかった上、試乗するために必須のスライディングボードすら準備がなかったので見るだけ。


電動で車椅子ごと車内への乗り降り可能な設備搭載の車。


他の人が試し乗り中。


ちなみにお値段は$60,000ですって。

えぇ、見てるだけ。


こちらは自分で乗り込むタイプ。


乗ってみた。


これは$20,000程お安いものの、やっぱり見るだけ。

アクセルとブレーキ搭載のハンドルはこんな感じ。


これを使えばダニーも歩けるという機械。


暫く見ていたものの「車椅子のが100倍早いね」という結論をだし退散。

一番我々の心を奪ったのはコレ。


これなら砂浜も山道も怖いものナシ!
電動でバッテリーは6時間持つとのこと。

「これもどうせバカ高いんだろうな」と敢えて値段は聞いてこなかったわ。

その代わりもっと写真を撮ってきたからダニー弟に添付して作れるかどうかダメ元で聞いてみようと思います。


今日の夕飯
あたし:サーモンの漬丼
ダニー:残り物ピザ

てへっ☆









餃子の近くで香るシナモン

2012-11-13 | 本日のおススメ
前日の車椅子用自転車ではしゃぎまくったダニー。
翌日は普段より更に痛みがあるものと覚悟するも、なんと絶好調。

天気がいいから散歩に行こうと言い出した。
「ああいう自転車を乗るためにも体力をつけていかないと」とのこと。

でも、行ったコースが間違いだったわ。
だって上りか下りしかないんだもの。

快調に下り坂を行くダニー


後ろを追う嫁のことなど振り返りもせずに。


下りが終わると、上り坂を5秒ほど必死に漕いで停止。
そして追いついた嫁に押させる

以上、繰り返し・・・。

そりゃ楽しいでしょうね。
でもこれで運動した気になってもらっちゃ困るわよ。




我が家が餃子の日は100%の出席率を誇るあの人、マット君。
好き過ぎて、とうとう自分で作ってみたくなったらしいわ。

というわけで、(へっぽこ)日本人主婦代表のあたしがビール片手に上から目線で指導して差し上げたの。

「あれをこのくらい、これはこう」という半分酔っ払いの言葉を忙しい友人の代わりにノートに書き留めるダニー助手。

家でもこのくらい積極的に家事に参加してくれればいいんだけど☆

元々お料理が出来る彼。
本人曰く「君が作っているところを何度も見てるから」らしいけど、初めてとは思えぬ手つきで上手にやるの。

もう途中から完全に台所を離れて、あたしはあの子と遊んでたわ。

強いて言えば、焼きあがった物をお皿にひっくり返して移すのが下手くそってことくらいね。


ひとり焼く作業をするマット君



ある程度、準備が整ったようなので「じゃご飯でもよそろうかしら」と炊飯器をオープンすると・・・・



         








いつだかはオートミールが入っていたマット君ちの炊飯器。

今回は食後にアイスクリームと頂くリンゴの甘露煮だったわ



あー、シナモンの香りはここからだったのねぇ。。。



  









車椅子用自転車でダニー弾ける

2012-11-11 | 本日のおススメ
かつてから興味を示していた車椅子の人用自転車。

入院していたサンフランシスコの病院から展示会のお知らせが郵送されてきました。

最近、体力が上昇傾向にあるダニーが是非行きたいと言うので、ちょっと遠いけど行くことにした我々。

そんな話をしていたら自転車馬鹿自転車大好きのマット君も興味があるから一緒に行くっていうじゃない。

というわけで、野郎2人を乗せて行って来ました。

東洋人女性の運転は酷いというステレオタイプの人間が多少存在するこの国。
残念なことにこの2人もその中のうちなのよね。

たらたら走っていたり怪しい運転をしている車があると、運転手の顔を確認して「ほら、やっぱり」とか言うの。

感じわるいでしょ?

この2人、別々に乗せてるとそうでもないんだけど、今回はたちが悪かったわ。

助手席と後部座席から「どけどけどけー、日本人女性ドライバーが通るぞーっ」という掛け声を付けるしさ。

終いにはあたしに「降りるか黙るかどっちかにしな」って怒られて黙った男性陣。

調子にのるなっちゅうのよね。


病院に到着し、5ヶ月ぶりにお世話になったセラピストに再会。

挨拶を済ませていると、マット君が既に試乗中。


ダニーも後に続く。




最高の笑顔を見せるダニー




別の種類にも挑戦


座席が低いもの程スピードが上がるらしい


結局ダニー一番のお気に入りはコレ



マット君のと接続




スカートだったけど、あたしも挑戦


ユニオンスクエアでクリスマスツリーを見上げる野郎2人



帰宅は夕食時になったからどこか入るのかなって思ったけど、マット君が予めチリ・ビーンズを作っていて持たせてくれました。

簡単に外食しないところがケチケチのあたしたちっぽいわね。




イカに嵌る

2012-11-08 | 本日のおススメ
痛みはあるあものの元気になってきたダニー。

車椅子を漕ぐスピードも速くなってきた。



ふらりと立ち寄ったモントレーの魚屋で1ポンド(約450g)1ドルのイカを発見。

サイズはホタルイカなんだけど、新鮮だっていうから無視できないじゃない。
(とはいいつつ、刺身じゃ食べたくないレベルだけどね)

「うちは夫婦2人だけだからわるいねー」なんて言いながら1ドル分だけ買ってクレジットカードを出したところ「その値段じゃ現金で頼むよ」と言われ慌てたのが先週の話。

実家に電話し、母親に相談して天ぷらにしたところ、まぁ油が跳ねること跳ねること!
その後の床掃除が大変だったわ。

そして翌週。
1ドル札を握り締めて再び魚屋へ。

今度は海老も入れてシーフードカレーにしてみました。
あたし的には超ストライクだったんけど、ダニーはいつものポークカレーの方が美味しいとのこと。

しかも、我が家から「本日カレー」の連絡を受けお持ち帰りしたマット君からもいつもある「美味しかった。ありがとう」メールが無いし。

これだから内陸出身の男はイヤーね。
一生、川魚だけ食べてろっちゅーの。

そして今日。
再び1ドル札をヒラヒラさせて行って来ました。

今回は油跳ねが防げる方法なんかも予め調べて唐揚げ。
にんにくと生姜をきかせてウンマー



目を閉じればそこは日本の居酒屋。
日本のマヨと七味とで悶えていたら涙が出そうになったわ。

しかも、困っちゃうほどビールが美味しくて、ちーちゃんまいっちんぐ。

ダニーにはキャベツとイカと海老でお好み焼きを。
「イカの唐揚、1つだけなら食べていいよ」って言ったのに、3つも食べられて喧嘩しそうになったわ。


そうそう、来年のハロウィン・コスチュームをダニーが購入。
(既に終わったので75%オフだった)









将来のチャラ男と遭遇

2012-11-01 | 本日のおススメ
ハロウィン当日。
去年と同じ衣装で挑みました。

いつか豊胸手術をして大人用のセクシーコスチュームを着てやるっ。




チョコも用意して準備完了。
そして暗くなった夕方6時半頃から訪問者が。

去年もそうだったけど時々、女の子が去り際に

「あなたのコスチューム好きよ」とか、
「それ可愛いわね」とか、

言ってくれるの、嬉しいのよね。
ほら、この歳になると「カワイイ」なんて言われること滅多に無いじゃない?

まぁ昔から無かったけどさ。



6-7歳くらいの男の子のグループがどやどやーっときた時の事。

あたしが玄関を開けるなり、その中の一人が
「ウォーウ、きみ可愛いね」って言ったのよ。

おっとー。
これは今までに無かった展開!

思わず「だれだれ?今あたしに可愛いって言ったの誰?」と確認する必死な35歳。

そして「僕でーす」と言う子に「キミには特別2個あげちゃう☆」とその子には余分にチョコレートを。

それを見た他の子が慌てて
「きみスーパー・キュートだよ!」って取って付けた様に言うからさ。

「はい、もう遅すぎー」と言って取り合わなかったらガッカリしてたわ。

当然よ。
世の中そんなに甘くないっつーの。


口の上手さでチョコを2つ貰えた子が聞いてきたの。
「僕はフィリピン系なんだけど、きみは?」って。

日本人だよって教えてあげたらこう返ってきたわ。







「だから可愛いのか」





末恐ろしいとは正にこの事。
こういう気質のある男子ってこの年齢から既に始まってるのね。