「スピード」(1994年)以来、主演の女優サンドラ・ブロックが好きなので観ました。彼女は本作品で第82回(2010年)アカデミー賞主演女優賞を受賞しました。
アメリカン・フットボールの選手と彼を育てた女性とその家族、周囲の人たちの物語で、実話だそうです。ストーリー展開がわかりやすく、観ていて気持ちのいい作品です。
わたしはアメフトのルールが全くわからないのですが、調べてみると原題の「ブラインドサイド」とは、「クォーターバックの利き手逆側の、死角になり易いサイドの事」らしいです。パスプレイのなかで、この「死角」をつくオフェンスタックルは、かなりの能力が要求されるプレイとのこと。
舞台はコロラド州メンフィス。
家族とともに車で帰宅途中、リー・アン・テューイ(サンドラ・ブロック)は、一人で雨に濡れながら夜道を歩く黒人の巨漢マイケル・オアー(クィントン・アーロン)に目を留めます。
そのまま放ってくわけにはいかないと判断したリー・アンは、自宅に連れ帰り、休ませます。マイケルの境遇を知った彼女は、彼を一家に迎え入れます。
その後、彼女はマイケルがアメリカン・フットボールの才能を見いだし、コーチや家族と協力して、選手としての力を育てていきますが、選手活動を続けるために必要な大学入学には決定的に学力不足。そこで彼女が案じた選択は・・・。
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