今日、 「松本四賀直結道路」のオープンハウス(常設展示場)に行って、説明を聞いてきました。
- このルートは 「平成7年四賀松本短絡道路期成同盟会」時代に大まかなルートとして立案されたもの
- 現実問題として、トンネル内、取り付け道路共、このような急勾配では、完成後の利用を考えると実際に建設することは困難
- 建設が決定した時点で、ルート案は白紙に戻し、再検討する必要がある
- 勾配を緩やかにする場合は、トンネル延長を延ばす必要があり、工事費、維持管理費ともに増大する
- 松本市の財政状態を考えると、何かの事業を進めると、別の事業の進行を遅らせるか止める必要がある
- 松本市としての市営住宅の新たな建設は考えていない(既存市営住宅の建て替えさえ困難)
- 10月17日の意見交換会は、四賀地区住民が直結道路に何を求めているかを聞き取るための会議。この会議の意見を参考にして、市民アンケートの内容を決定する
概ね、このような内容でした。
決定するのは市長ですが、私たち市民も、何が必要で、何が必要でないかを自分自身の事として考えていかねばならないことを痛感しました。
追記:
今日、説明していただいた担当者は、先週10月2日日曜日に 自転車で 松本市 - 馬飼峠 - 四賀地区錦部 - 大口沢 - 松本市街 と視察してきたそうです。本当のプロ意識を感じました。仕事に対する姿勢に 感謝 と 敬意 を表したいと思います。