信州四賀から

斉藤一徳が信州四賀の情報をお届けします。

こんなに美しい「四賀」に・・・

2016年06月22日 | 徒然日記

 

こんなに、美しい「四賀」
 

たんぼの苗が、素晴らしく美しいみどりで、
そこに吹く風も、
すばらしく気持ちよくて、
 

でも、そんな四賀に、昨日一昨日、
大量の「毒」が撒かれました。

 

 

 

 

「松枯れ」を防ぐ!と言う名目で、
「マツノマダラカミキリ」を殺す目的で、
「ネオニコチノイド系農薬」を、
無人ヘリで、撒きました。
 

この農薬は、「松枯れ」を予防する、目的で撒いていますが、
写真の地区は、ここに存在する松の木の、
約25%が、すでに松枯れで枯れています。
 

人工衛星で撮影した写真から分析した結果です。
すべての松を調査した結果、1/4の松がすでに枯れています。
これって、すでに、「予防」できる状態ではないと思うのですが・・・
 

こうして、マツノマダラカミキリだけではなくて、
そこにいるすべての昆虫を殺す毒で、
もしかすると、蛍も殺されているかもしれません。
 

今朝、うちの事務所の前に、
いまにも力尽きそうな蛍がいました。
そっと草むらに放してあげましたが、
この蛍は「毒」で殺されそうになった蛍ではないと、
信じたいです。
 

今晩も、うちの裏のビオトープで、
数匹の蛍が舞っていました。
会田地区では、数十匹の蛍が舞っているそうです。
この美しい風景が、もっともっとふえますように。