信州四賀から

斉藤一徳が信州四賀の情報をお届けします。

ひと足早く、春の華咲く!

2018年02月23日 | 徒然日記

先週2月17日。
安曇野市豊科で、生花展がありました。

知り合いが出品しているので、
仕事の途中にちょっと寄り道。

 

 

ひと足早く、春遅い信州に、春がやってきたような
華やかさ!

 

実は、ここに行く前に、
穂高の施設で、「さきおり」展示会。

 

生花展の会場を間違えて行ったのですが、
こちらも、なかなかきれいでした。

 

 

そして、今週。
四賀でも最奥地で、

 

寒い寒いと、毎日吠えていますが、
信州にも、ようやく春の兆しがすぐそこまで!

待ち遠しいです。

 


わがやの節分 2018

2018年02月04日 | 四賀の四季

近頃は(いつから近頃かは???ですが)、
「節分」と言えば「恵方巻き」

 

北陸出身のわたしも、
根っからの信州人の女房殿も、
まったく「恵方巻き」には縁がありませんでしたので、
わがやの今年の節分も、「恵方巻きなし」です。

 

それよりも、
信州松本に来て、発見したのが、

「横山製菓」(松本市本庄)の「節分豆」

これが、ものすごく、美味しいんです!
「やめられない、止まらない」
1袋空になるまで、食べてしまいます。

 

外に撒くのも、もったいないくらいですが、
一応「節分」ですので、
ほんの一掴み玄関先から撒きました。
なぜか、この豆が大好きな「コロ(柴4歳♀)」が、
ひと撒きするごとに、騒いで、
「わたしにも、よこせ!!」

 

少し分けてあげると、
「もっとよこせ!」と大騒ぎ。
こどもたちはすでに、豆まきなどしないので、
コロちゃんと二人の、さみしい節分でした(笑)。

 

直前に、ネット上で出ていた記事を見て、
今年はわがやでも、「福はうち、鬼もうち」

 

むか~し、むか~し。そのむかし。
この大倭日本の国を治めていたのは
決して争いはしないと誓った、まさに、和を以て貴しとなす。
そんな一族たちでした。
そこへ、南の方からやってきた一族が
この島を俺たちに譲れ
さもなければ、血を見ることになるぞ!と脅したのです。
話し合いで収まるような相手でもなく
この大倭日本の国を治めていた一族は、政権交代を受け入れたのでした。
相手の血も、自分たちの血も流すことのない決断。
それしか無かったのです。
ただ、いつの日か
この国をもう一度わたしたちに返してくれるようにと頼みました。
南からやって来た一族は承諾しました。
そして、いつになったら返してくれるか?と問えば
炒り豆から芽が出た時にと答えたのです。
炒った豆から、芽が出る筈もないのです。
それから、元々この国を治めていた一族は
日の陰、山の陰、森の奥へと追いやられ
いつの日か彼らは「鬼」と呼ばれるようになりました。
それから毎年、年の節目になると
 「鬼は外、福は内」と叫んでは
ほーれ、まだ炒り豆からは芽が出ていないぞ
お前たちの番はまだだぞ、と
鬼たちに炒り豆をぶつけて追い出すのでした。
なぜ、節目の節分に行うのかと言えば
新しい節目は流れが変わりやすいからです。
なので、流れが変わらないようにと、この日に鬼を追い出します。
そういった事を知っている鬼に纏わる一族や地域は現存しており
この時期になると
 「鬼も内、福も内」と叫ぶのです。
しかし、全国の日本人のほとんどはそんな事を知らないので
 「鬼は外」と叫びます。
凄い事ですよ、日本中のほとんどがその言霊を発するのですから
まさにそれは、呪術なのです。
そろそろ、争いよりも、和を以て貴しとなす一族に
この大倭日本の国を返してもらっていい頃だと思います。