第32回 中信地区小学校管楽器交歓演奏会 が行われました。
会場は、「まつもと市民芸術館 主ホール」 いわゆる、「オペラホール」です。
とにかくすばらしいホールで、この場所で演奏できる子供たちは幸せです。
数百人規模の学校で、希望者ばかりを集めた小学校の中には、ビックリするほどすごい演奏をした学校もあります。ある小学校は、マーチングバンドを披露していましたが、動きといい、音といい、衣装といい、ちょっとレベルが違うかな、とも感じました。
中川小学校
中川小学校は、全校児童75名の小さな学校ですが、立派に演奏できました。私は、小学校時代から「音楽」が大の苦手だったので、楽器を吹けるようになるなどは、夢のまた夢。小規模なので、4年生以上は全員が参加しないと演奏できない環境は、かえって子供たちのために良いのかもしれません。苦手な子供にとっては大変でしょうが、将来きっと自信につながるし、趣味の範囲も広がりますよ。
先生も、いろいろ工夫している様子が感じられました。打楽器の種類を増やす事で、音に広がりが出ていたように思います。その分、打楽器担当の子供たちは大忙しで、大変そうでしたが。
大規模校でも、いろいろ大変なのでしょう。例えば、男の数が極端に少ない。40名中4,5人しかいません。確かに、音楽好きな男の子を集めるのは大変なのでしょう。見ているほうも、女の子ばかりのチームは、なにかアンバランスで、ちょっと物足りなさを感じます。
各校、いろいろ大変な中でも、こうやって発表の機会を有効に使って、すばらしい演奏を披露してくれました。出来れば、もっと広報をして、市民の人達が気軽に聞きに来られる演奏会になればもっと素敵かな。そうなれば、これこそ、「学都(音楽の都)松本」。