新!編集人の独り言

名無しの悪質なコメントがありコメントはなくしました。
名乗ることもできない奴にコメントする資格はありません。

石の森美術館見学

2006-10-18 08:07:58 | Weblog
さて,FUTABAinをチェックアウトして、向かうは石の森美術館。
場所は友福丸さんのすぐ近く。ああ、あのUFOみたいなのがそうだったのね。
ふと見ると案内板が
「ここから300歩」
本当だな、ムキになっちゃうぞ。
「大人気ないからやめなさい」と相方。
でもさ、でもさ、看板に嘘あっちゃダメじゃん。
数をカウントしながら歩く自分。
飽きれたのか、距離を置いて先にスタスタといってしまう相方。
あー、見捨てんなよ~。

石の森美術館到着。大体260歩
「ほらあ、看板に偽りあったじゃんかぁ」
「アホ、子供の足だったら300歩だろうが」
入場料800円を支払って館内へ。

ここは無料ブースと有料ブースがあって、無料ブースでも結構楽しめそう。
有料ブースで行っている「昭和展」に異常に食いつく『いい年した大人』2名。
昨年公開されてALWAYS三丁目の夕日にちなんだものらしいです。

「うっわ、このタバコのポスターはいいなぁ」
「『今日も元気だ、タバコがうまい』って・・・今じゃありえないフレーズだもんな。」
「よし、記念に撮っておこう」
それ・・・撮るのか?
「おおっ、コルゲンのカエルだ」
「ケロちゃんって言うんだ、初めて知った」
「よし、撮っておこう」
これも・・・撮るのか?
「おおっ、駄菓子やが再現してあるぞ」
「あ、これダメだ。カレーせんべいに『なつかしの』とか入れちゃいかんだろう」
「うーん、中身が今っぽすぎる。もっとグダグダに古くないと」
あーだこーだ、かなりマニアックな会話をしているオヤジ2名。

さて、昭和コーナーを抜けて、石の森ワールドへ。
特撮オタの自分、突然目が輝きだす。
「仮面ライダーだぁ」
「キカイダーだぁ」
「009だぁ」
ガラスごしに展示されている様々なものを穴があくほど見ている自分。
その姿はガキそのもの。
相方はあきれて遠巻きに見ている。おーい、他人のふりすんじゃねぇ。

3階にはマンガ喫茶みたいなのと、食堂があって、まあ、色々と食べられる訳ですが、さすが石の森ワールド
「おおっ、キレンジャーのカレーがある(笑)」
単なるカレーでしたけどね。
後、昭和展の期間限定でなつかしの給食セットとか売ってました。
鯨の竜田揚げとあげぱん、あとミルメークそれとちょこちょこついて680円。
これを高いととるか安いととるか・・・
「鯨高いから安いんじゃないの?」
うーん・・・・

さて、石の森美術館では提示になると時刻表示と同時に人形が動くという、ほら、時間が来ると時計の中から人形が出てきて動き出すっていう、アレですね。やってます。
どこからかワラワラと集まってくる観衆。どこにいたんだよ、お前ら。

時刻と同時に動き出す。
相方は何故か「動画モード」で撮影している。
なんでよ?これを録画する意味がわかんねぇ。

内容は・・・要は音楽に合わせて、人形の手が動いたり、回ったりするだけ。
つまんねー(笑)

終わると同時に観衆が突然消える。どこに消えたんだ、お前ら。

「さあ、石巻駅までゆっくり町並み見学しながら戻るかね」
二人は、この微妙な雰囲気をかみ締めつつ石巻駅まで歩いていくのでした。

続きはまた次回(笑)

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急遽押さえたホテルは大当たり!

2006-10-17 12:38:25 | Weblog
さて、石巻。
腹もいっぱいとなったし、宿に向かう我々。
しかし、ちょっと不安でした。

というのも本当に当日予約で押さえた宿ですから、得体が知れないんですわ。
住所から地図をもとに歩くと・・・おいおい、段々暗闇になっていくんですけど・・・
「本当にあるのかよぉ」
「うーん、でも地図はこっちみたいだよ」
「大丈夫かぁ?」
ちなみに現在7時30分・・・人影ありません(笑)
友福丸さんから歩いて10分程・・・ありましたよ、本日の宿
その名も「FUTABA in」さん
http://www.kilie.com/futaba/#

ホテルというより、ペンションみたいですねぇ。
すっごく内装はきれいです。あ、これはひょっとすると期待もてるかなぁ。
「朝食はいかがなされますか?」
「おいくらですか?」
「300円です」
えっ?安!
部屋のキーをもらって部屋に向かう我々、壁には色々なマンガの原画が飾られている。
「こりゃあ、子供大喜びだなぁ」
「うん、何かいい感じだね」
中に入るとさらにビックリ!
とにかく広い!だだっ広い(笑)
しばらく呆然と立ち尽くす我々。
「これってさぁ、3.4人部屋だよなぁ、普通」
「ベット、これセミダブルじゃねえの?」
さらに、モーニングコーヒーはちゃんとレギュラータイプのやつ。
これはとってもうれしい。
「インスタントじゃないよ、これ」
「これで一部屋9800円は安いなぁ」
既に大量の酒も入っているし、列車移動でかなり疲れている我々。
テレビを見ていたけど、いつの間にか、記憶を失っていました。

翌朝・・・
只今7時、相方は未だに爆睡中(笑)
カウンター横にあるマンガを読みつつ、モーニングコーヒーを飲む自分。
すると、コーヒーの香りで目を覚ます相方。
「オレのも頼むわ」
おまいは血のニオイを感じ取るサメかよっ。

ズームインをボーッとみている我々。そろそろ8時、約束の朝食タイム
さて、300円の朝食ってどんなんでしょう。

ちなみに喫茶店のモーニングは
パン、コーヒー、ゆでたまご、サラダで400円~500円ってところ。
出てきたそれは・・・
パン2種類、コーヒー、ジュース、サラダ、ソーセージ、スクランブルエッグ
それで足りなければシリアルも食べられるという・・・安いわ、こりゃ。

もうね、大満足ですよ。石巻万歳ってところです。

「こりゃあまた来たいねぇ」と相方。
そうだねぇ・・・
はなまるマーケットを見ながらかえる支度をする我々。さあ、最終日、全く予定を立てていません。
とりあえず、石の森美術館に行く事はきまっているんですけどね・・・

そして、最終日、実はこの最終日が一番ツライ目にあったわけですが・・・
それはまた次回(笑)

ちなみに写真はきのう食べた友福丸のかき揚げ丼。ねっうまそーでしょ?

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中学生自殺と担任のイジメ

2006-10-16 22:02:18 | Weblog
という事で、昨日に引き続き、2本立て。
でも、これはちょっと内容が重いですけどね。

例の中学生自殺、原因の一つとして、先生が率先してイジメていたらしい。
本人は「からかいやすかったから」という事で、まあ「いじる」位の感覚だつたそうで。

先生、生徒をいじるのは構わんけど、限度をわきまえろよなぁ。
いや、確かに自分の学校でも生徒をいじってた先生はいたけどさ。
ちゃんとそいつの人格はリスペクトしてましたよ。
生徒にだって立派な「人格」はある訳でね。
それを否定したらいかんと思うよ

少なくともクラス全員の前で「偽善者」とか言うか?
そんな奴が教師やってるんだなぁと思うと、そりゃあ学級崩壊も起こるわな。

自分ね、別に体罰はやっていいと思うんですよ。本当に。
その生徒をリスペクトしているんであれば、体罰やってもいいと思う。うん。
だって間違った事を子供がやっているんでしょ?
いいんですよ、言葉でわからなかったら食らわしちまえば。
別に先生でなくてもいいし、大人が子供を指導するならね。
でも、そこには子供をリスペクトするという前提があるんですよ。
人格を尊重するという部分がなければ、それは単なる暴力でしかないんですよね。

今回のこの先生の発言は「暴力」であり、冗談なんてやさしい代物ではありませんよ。

どうも、最近は『人をさげすんで笑いを取る』とう傾向が強いですよ。
それってね、簡単に笑いは取れるけど、薄っぺらいんだよね。
この先生は多分薄っぺらい人生を歩んできたんだと思う。
不幸だよね。この先生。
だって人生をその位のレベルでしか表現できない訳でしょ?

一生かけて償うとか言ってる訳ですよね。
どうやって償うんだろうか?
親からすれば望みは1つ
「息子を返せ」
どうするんだろうかね?

世間は単純だから、こういう先生が出ると「先生はみんなこんな感じ」と思ってしまう訳で、本当に他の一生懸命やってる先生方からすれば迷惑だと思うよ。
だって本当に「うちは大丈夫ですよね」って乗り込んでくるパカ親いるんだからね。
おかしいよ、みんな。

そりゃあね、子供の心は壊れていくわ。


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石巻で贅沢三昧をする

2006-10-16 13:01:24 | Weblog
さて、石巻の駅を出発する我々。
石巻といえば、石の森章太郎美術館があり、町をあげて町おこしをしています。
従って、そこらかしこにキカイダーやらさる飛びエッちゃんやらサイボーグ009やらの像が立っています。
ただし!5時なのに、商店街が閑散としています。ちょっと閉まるのが早いんじゃねーの?
「地方ってこんなもんじゃないの?」と相方。
でも、5時よ、5時。
商店街なんだから、もう少し活気だそうよ。
これじゃあ町おこしなんて出来ないってばさ。

さて、目的地到着。急遽ではありましたが、ここは自分が「自信を持って」オススメできる店。その名も『友福丸』さん!
http://www.tomofukumaru.com/
あのねぇ、ここって実は石巻では知る人ぞ知る、超有名店です。
昼時のランチは必ず行列しています。
何故か?答えは簡単、うまいから(笑)

店前でなにやら通行止めの看板が・・・なんでも3時過ぎに冠水しちゃったらしい。ええっ、床下浸水しちゃったんだぁ。
「今水はけたんですよ」と店の大将。
「やってますか?ここ目当てで東京から来たんですよ」
うーん、嘘八百並べてます。
大将のはからいで小上がりで食べさせてもらう事に。
「おっ、粋な場所だねぇ」
メニューを見る。
生牡蠣!秋刀魚!戻りガツオ!キタキタキター!
「食いてぇ~」
頼んじゃえ頼んじゃえ。って事で、勢いで頼みまくり。
しかし、それが大失敗と気づいたのは数分後・・・
地酒と一緒に持ってきたお通しを見て愕然!
肉じゃがだったんですけどね・・・
「で、でかすぎる・・・」
だって、そのサイズたるや、定食やさんの「肉じゃが定食用」サイズなんだよ。
しかも2つ。
「おいおい、ひょっとしてこの店ってオイシイ店なのか?」

ここで説明しなければならない。オイシイとは何か?
普段「美味しい」という表現は一般的に「味覚」いわゆる「うまい」という言葉で表現されるものと、よく芸人さんで使われる「オイシイ思いしてるなぁ」という2通りある訳で、こんなバカでかいもの食べられないという試練!つまりここでいう「オイシイ」とは当然後者です。

でも、食べてみる。
「あ、うめぇ」
いきなりのカウンターパンチ。絶妙のしみ加減です。
そうこうしているうちにやってきましたよ、すっげー量の魚料理が(笑)
「食えよな」
「おめぇもな」
さあ、まずはさんまの刺身!
「・・・・うへへへへへ」
「・・・・・うへへへへ」
よくわかりました。人間は想像を超えた食べ物に出会うと人格が崩壊します。
次は戻りガツオ、なんとこの店、刺身とタタキとセットで出してくれます。
「このカツオ、生臭さが感じないよ」
「オレ刺身のほうが好きだわ」
「いや、タタキも最高だぞ」
牡蠣酢に至っては、もう・・・
「オレねぇ、生牡蠣きらいだったけど、こりゃあいけるわ」
「ちょっとねぇ、いかんですよ」
ウニ貝柱の焼いたのは、もうこれだけで酒が進む進む。
「通風の症状が出るぞぉ」
「かまわん、オレには神の薬、ボルタレンがある」

その他、とんでもない量を食べた上で、さあ〆のごはん。
「やっぱ、うに丼でしょう」
そうきたか!
「おっし、俺はかき揚げ丼で行くぜ」
「お前、この上でそんなこってり行くのか?」
「行く、かき揚げ丼がオレを呼んでいる」

おねいさんを呼んでオーダー、しかしうに丼は季節が終わっているらしい、ざぁんねん。
ただし、「うにめし」はあるらしい。
うにめしとは、うにのせいろご飯で、ここの名物でもあります。
「ある意味正解かもよ」と自分。
「生うにが食べたかったなぁ」と相方。んが、出てきたうにめしを一口食べた途端
「ばっかやろう、うめえじゃねえかぁ」
もう箸がとまりません。
「ちょっと食べたい」
「やだ」
「かき揚げ少しあげるから」
「い・や・だ」
「そんな事いわずにさぁ」
「絶対い・や・だ」
「ケチ」
こちらのかき揚げ丼もやってきた。すっげーボリューム(笑)
一口パクリ!
「・・・オレねぇ、色々うまい天丼食べてきたけど、ここは10本の指に入るぞ」
なんといっても衣が薄いので、天丼特有のもっさり感がないんですよ。
「おまえねぇ、これ食べられなかった事、絶対後悔すっからな」
誰が分けてやるもんか。
こっちのほうがおいしいんだい!ヘンだ。
「何とでも言ってろ。うにめしが食べられなかった負け犬めっ」
お互いに自分の頼んだメシをひたすらかっ込む。
当初心配していた量も完璧に平らげてしまった。
「う、うごけねぇ」
「ちょっと食べすぎた・・・」
さあ、これだけ死ぬほど食べて、いくらだと思います?皆さん。
11500円!一人あたま5800円でっせ!

もう、絶対石巻にきたら「友福丸」さんへ。
いや、本当に最高ですよ。
(後で写真もアップしておきますわ)

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プロレスリングガロガ情報

2006-10-15 19:30:45 | Weblog
という事で、今さっき帰ってきました。
旅日記は継続しますが、とりあえずはガロガの結果も含めて色々状況説明します。

今回はレッスルブレインタッグ王座決定トーナメントの一回戦と準決勝。
第一試合は唯我・吉田和則×堀田祐美子・ジ・ウインガー組
いきなり奇襲攻撃を仕掛ける唯我組ではあるが、堀田組は慌てず騒がす。ウインガーが吉田からカウント。堀田組が決勝進出。
この後、唯我が堀田に挑戦状を叩きつけるが、相手にされず。完璧にバカにされてまっせ。
唯我も負けず嫌いだけど、今回は相手が相手だから、ちょっとキツイかな?ある意味試練です。
近々インタビューしますんで。
その時にツラツラ聞いて見ましょう。

第二試合は篠真一・星野勘九郎×高井憲吾・ガロガ№4
この試合は星野君が本当に頑張った。本当に頑張った。んが!しかぁし、勝たないと意味がないのがトーナメント。結局狙い打ちされてピンされたのは星野くん。
星野君は勝つべきところは勝たなければならないという事を理解すべきだ。
でなければ、いつまで経っても若手の域から脱出できないぞ。ガンバレ!

第三試合は野牛モリモリ×川田由美子
いいんです。個人的に川田ファンの編集人は彼女が試合をするだけでうれしいんです。
しょっぱかろうが何だろうが、かわいいから許す(笑)
でもね、今日は面白かったすよ、いやマジで。
野牛モリモリとにゃんこキッドの牛猫戦争キボンヌ。

第四試合は茂木正淑・松崎和彦×高井憲吾・ガロガ№4
この試合、茂木チームの曲がかからないハプニング。これ完璧に音響サイドのミス。
こういう些細なミスが興行の流れを止めるんだよ。本当に要反省。
試合は本当に一進一退。いい試合とはこういう試合をいうんであって、別に大技とかいらないと思うんだよね。その一発にちゃんと説得力があれば、それで十分だと思う。
試合は大方の予想(鳴海氏の予想は大当たり、中田さん大外れ)に反して高井組の決勝進出。若手による世代交代が進行しているのか?

そしてメイン 堀田・ウインガーに対するは死神・そしてレザーフェイス
チェーンソーをぶん回しながら会場内を闊歩するレザー。お客さんを追い掛け回すレザー。アブネーってばよ。
堀田さんは極めて冷静にレザーと対峙。でも「怖い」だの「アブネー」だの言ってたはしっかり聞こえてましたな。
大体レザーフェイスと堀田祐美子ってどんな組み合わせやねん(苦笑)
試合は大荒れ。しかし、さすがにアジャ選手とかD関西選手とやりあってるだけあって男子と遜色なし。むしろ押されてるやん、しっかりしろぉ死神ぃ。
さらにレザーと二人がかりで凶器攻撃。おいおい、情けないぞ、死神ぃ。
堀田ファンから悲鳴と罵声。おーおー、テンション高いなぁ。
試合は同士討ちで弱った死神を堀田さんがピン!ありゃ、ナイトメアのエースが負けちゃったよ。
油断は禁物ってところですな。

ある意味堀田祐美子という存在はガロガにとっての「究極のベビーフェイス」誕生なのかもしれない。
興行としてみるとお客さんが少なかったこともあり、ちょっと盛り上がりはなかったものの、試合内容はどこに出しても恥ずかしくない内容だつたと思います。
次回は11/5だったかな?
ぜひご来場ください。
あなたもチェーンソー持ったアブナイ男に追いかけられてみませんか?
リアルなお化け屋敷が楽しめます(笑)




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ダイヤ乱れまくり!石巻へ

2006-10-15 19:02:05 | Weblog
さて、八食センターから戻ってきた我々。
「んじゃ、みどりの窓口で指定席の変更しますかぁ」と駅に向かって見ると・・・

あらぁ、大行列。ざっと60人くらい。
どうやら東京方面からはやてで来たお客さんが青森まで行けずに混乱しているみたい。
でもさあ、そんなのわかってたじゃん。
駅員さんを取り囲んで「どーにかしろ」って今のままじゃ事故確実。死んじゃうよ。

うちらといえば、宿、レンタカーのキャンセルは自分が、列車の手配は相方と、完璧な分担作業。本来当日キャンセルは全額支払って事になるんだけど、宿の人が理解してくれて、キャンセル料はなし。いい人達です。これは絶対行かないとバチあたるよねっ。
ここで宣伝しておきます。

大間の宿なら「海峡荘」です。
大間のまぐろが食べられます。
マグロ祭り期間は一泊10000円です。
でもね、でもね、大間のマグロを東京で食べると一切れ3000円ですからねっ!
大間の宿なら「海峡荘」をよろしく!!

さて、列車のほう・・・相方が自分を呼んでまして・・
「あのさ、仙石線が動いてるか確認してくんない」
仙台までは行けるけど、海っぺりを走るからねぇ、仙石線は。
『なーんか疲れた顔』している駅員さんを捕まえて確認。
動いてるけど、ダイヤ乱れまくりだそうです。
ありがとうございますって声をかけたらニコッと笑って会釈してくれました。
やっぱりこうですよ、こういうやりとりやんなきゃ旅人失格ってもんですよ。

新幹線で一路仙台へ。この間約90分。
新幹線のホームから在来線のホームへ向かう我々
「あのさ」
「何だよ」
「気のせいだと思うけど、昨日ここ歩いたような・・・」
「気のせいだ、気のせい。そう思わなければ空しくなる」
じゃ、そういう事にしておこう。

仙石線のホームにくると・・・なんじゃこの客数は・・・
ホームからあふれんばかり。
立った状態で1時間30分・・・いやだぁ、じぇったいいやだぁ。
始発まで行っちゃおう、そこで待とう。
という事で、我々は反対側の電車に乗り、始発駅へ・・・といっても隣の駅。しかも時間にして30秒。
作戦は見事に成功。どうやら、このあおば通りから乗る人って地元の人が多く、観光客は仙台駅から乗るらしい。なるほどねぇ。

塩釜から松島までは本当に山手線状態。完璧な通勤電車ですよ、こりゃ。

松島海岸を抜け、海っぺりを走る仙石線。ところが徐行運転に。
「海が荒れていますので徐行運転とさせていただきます」
確かに!
普段静かな松島湾が結構波立ってます。大体1mくらいですか。
波と波がぶつかって波しぶきが発生してますよ。
こりゃあ沖でサンマ漁船が転覆してもおかしくはないです。
こういう日は休まないとだめですね。
「あのさ」
「何だよ」
「ここでこれだったら青森はすごいだろうなぁ」
「うねり6mって多分接岸できないよ」
「だよなぁ」
さらに、波が防波堤を越えて電車に引っかかる。
あ、こりゃあ徐行しないと危険だわ。

しかも仙石線は単線なので電車の待ち合わせ&徐行&ダイヤの乱れで通常の2倍の時間がかかってしまいました。
「俺さあ、腰痛いわ」
腰痛持ちの相方、辛そう。
「大丈夫、たった山手線2週だ」
「山手線2週する奴なんておらへんやろ」

そんなこんなでなんとか石巻にたどり着きました。
「もう仙石線乗りたくねぇ」と相方。
「大丈夫、明日は快速走るから。50分で仙台着くから」
「やだ!」

この件については明日決めるという事で、今日の夕飯どころへ。
ここは自分が初めてサンマの塩焼きをワタごと食べた店。
だから、自信を持って相方に薦めました。
その場所とは・・・

この続きはまた次回(笑)

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困ったときは「市場」へ行け!

2006-10-14 07:06:19 | Weblog
相方を引き連れ八のへのバスターミナルへ。
「どこ行くつもり?」
「ん?こないだテレビでやってたんだけど、八食センターって言う市場みたいなのがあってさ、結構面白そうなんだよ」
「でもみやげ物なんて買えないぞ。帰るのは明日だし、生鮮品なんて別に買うつもりないし」
「いや、別にみやげ物を買うつもりは俺もない」
「じゃ、何しに行くんだよ」
「フッフッフッ」
「ま、いいけどよ」

八戸から八食センターまでは約10分。料金100円
着いたそこは巨大な市場。
http://www.849net.com/

「で、何すんだよ」
「ここって、七輪貸してくれるんだよ。で、店で買った魚を焼いて食べることができるんだよ。」
「ふーん、でも今9時30分だろ?まだ腹へってないしなぁ。」
あんまり気乗りしてないのね。

「10時30分に次のバスが出るから、コーヒー飲んでここで対策を練ろうか」
あらぁ?食べないつもりだ。絶対食いつくと思ったけどなぁ。

と言うことで、既に大間の宿とレンタカーをキャンセルした我々。つまり今日はヘタすりゃあ野宿!
「野宿はいやだなぁ」
「ダンボール集めなきゃ」
「ここら辺たくさんあるし」
言うてる場合かっ!
「あのさ、今の旬を食べるっていうのは?」
「ああ、いいねぇ」
「今だと、サンマとか。カキも始まったかな」
「じゃあ、金華山辺りじゃん」
「いいねぇ。石巻とかなら仙台から遠くないし」
「キャンセルしたグリーン券もムダにならない」
と言うことで、石巻に行き先変更。

「んじゃあ、焼きますか」
「あれ、次のバスで戻るんじゃなかったの?」
「場所決まれば、後は今日中に石巻に着けばいいんだし。後、さっき一週したときに飲みたい酒あったし」
あ、そういう理由ね。

そんな訳で、再び市場に戻る我々。
「やっぱり青森っていえばホタテでしょう」 はい、ホタテ購入。
「このサンマ。塩焼きにしたらうまそうだわ」 はい、サンマ購入。
「焼カキが食いたい。じぇったい食べたい」 はい、岩牡蠣購入。
そして・・・
「本マグロみっけ!」
本マグロの切り落としを売ってたんですよ。相方がいきなり食いつく。
「これは絶対買いだよ。ここでリベンジだぁ」
はいはい、購入してくださいな。
気が付いたら、食べきれるのか?と言うくらい購入している我々。
処理してもらった具材を持って七輪村(七輪貸してくれるところ)へ。
入場料200円を支払い、席に通される。

「じゃあ焼きますか」
日本酒の栓を開けつつ、七輪の上に魚介を並べる。
サンマの煙がもうもうとうまそうな臭いを引き連れて場内を席巻する。
「すっごい脂だなぁ」
「これ、絶対うまい、絶対うまい」
ほとんどアブナイ奴化している自分。ああっ、早く食いたい。
「よし、まずはマグロだ」
買ってきた本マグロの切り落としは大トロ、中トロ、赤身と入っており、結構リーズナブルでありながらお得感満載。一口食べて、しばらく沈黙・・・・

「何これぇ」
「おいおいおい!これよりうまいマグロ食べに行こうとしてたんだよなぁ」
「大間のマグロは天下一♪」
「来年リベンジだな」
もう、衝撃的なうまさ。酒がすすむ事。
「やっばいなぁ、朝から全開だよなあ」
「また一歩ダメ人間になってしまった」

七輪の魚介もいい感じに焼けてきた。
「ほら、サンマ食べろよ。とーすんだよ、このうまさ」
「バカ、焼牡蠣だよ。このぷっくりした身、最高だぞ。
むさぼるように食べる子供のような大人2名(笑)
あっという間に焼き物はなくなる。
「おかわり!」
そういって市場に消えていく相方。おーい、たくさん買ってくるなよぉ。
こっちはこっちで、「今日の汁物」という張り紙に釘つけ。
何でも日替わりで汁物を提供しているらしい。
「今日の汁物ってなんですか」
「せんべい汁です」
なんと!八戸の郷土料理せんべい汁が食べられるとは!ほとんど諦めてたのに。
「ください!」
もらったそれは、けんちん汁の中に南部せんべいが入った感じですね。
せんべいがふやけて独特の食感になるのがまた楽しい。
汁物を飲みつつ、酒をあおる。まさにのんべえです。

そうこうしているうちに相方がししゃもを持って帰ってきた。
「くっそー、本物がなかったよ」
そりゃあ、ねえだろ。からふとししゃもくらいしか出回らないって。
でも、焼いたこいつも、なかなかどうして。
「あ、うまいじゃん」
「なんかさぁ、締めのごはんって欲しいな」
「焼おにぎりある」
「それだ!」
焼おにぎりを購入。しかも味噌味。
七輪でちょっとだけあぶる。
「うわー、うめえぞ。」
「だめだぁ、俺はすでにやられてる」
公衆の面前なのに悶絶しているいい大人2人。遠巻きに見られてます。

もう満足ですがな。
「おっ、次のバスまで後5分だわ。すっごいな、ナイスタイミング」
「思わぬ拾い物でしたな、八食センターは」

こうして、我々はちょっとだけうさばらしをして八食センターを後にしたのです。



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天候さらに悪化!青森までたどり着けない!

2006-10-13 18:23:47 | Weblog
翌朝・・・外は曇り。しかし、テレビの天気予報では・・・・
大雨洪水警報が!
この段階で今回の旅行は中止かなぁと。

念のため、一階にあるインターネットでフェリーとJRで運行状況を確認。
フェリー→午前の便は全て欠航!
JR→東北本線は現在運転を見合わせている

うーん・・・大間に行く手立てが全くありましぇん(苦笑)

「とりあえず、八戸まで行って様子みるべ」と相方。
まあね、八戸に行って動いてたらラッキーだもんね。

7時59分のはやてに乗り込む。はやてといえば全席指定が当たり前ですが、このはやて、なんと自由席があります。
喜びながら「自由席」という文字を写真に収める相方。
意味がわかりません(笑)
「だってさあ、滅多にないんだよ、はやての自由席って」

おまいは鉄道マニア(てっちゃん)かよっ!

八戸までは約40分。車内放送でも東北本線は運転見合わせ中との事。
「うーん、ピンチですな」
「次の戦略を考えないとなぁ」
「いや待て、もしかすると動くかもしれない」

で、注目すべきはこの段階ではアルコールを飲んでいないこと。
昨日はこの時間で缶ビール2本開けてます。

八戸到着。
やはりというか、駅の乗り換え口では駅員さんを取り囲む旅行客。
それも、かなりキツイ口調で責め立ててます。
だからね、相手は大自然の猛威なんだからさ、駅員にキレてもしゃあないんだってばさ。
『くったびれたぁ』って顔した駅員さんに「どんな感じですか?」とやさしく笑顔で問いかける我々。
「すみません、東北本線は今現在運転の見通しが立たないんですよ」

さあ、どーする
どーする
どーする!

「やめよう!大間中止!」
おおっ、勇気ある決断だぁ。
「だってさぁ、ここでウダウダしてても時間のムダだもん。それより次のプランを立てて移動したほうがいいよ」

もともと「飲み食いツアー」ですから、おいしいものが食べられたらこちとら満足よ。
「さあて、どこに行く?多分秋田はダメだろうし、山形は昨日行ったし」
「待って、ここ八戸ですっごく行ってみたい場所があるんだけど」
「どこだよ」
「多分お前も気に入るはず。間違いない!」

さて、自分がどーしても行きたかった『八戸のある場所』とはどこでしょう?
答えはまた次回(笑)

しかし・・・・ここまで長い旅行記っていうのも・・・・ま、いいか。
面白けりゃ。


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盛岡で冷麺と焼肉を食す

2006-10-13 00:57:23 | Weblog
仙台から盛岡までは「はやて」で約40分。
さすがに、6時を過ぎると利用客も激減し、客席は人がまばら。
ちなみに「はやて」のグリーン車は「おしぼり」と「コーヒー」がサービスされます。
マジです、これ。

さて盛岡に着いたのが7時30分。
当初予定していた到着時間が6時30分頃。
おおっ、十分挽回してるわな。

ホテルにチェックインして、荷物を置き、そのまま外で夕食と。
あ、ちなみにホテルは「東横イン」です。
うちの相方曰く、「東横インのある町はいい町」だそうです。

根拠がわからん(笑)

夕食は相方が「どーしても食べたい」という事で冷麺に。
10月のしかも低気圧で温度も低いこの時期になぜか「冷麺」
確か辛いのが苦手なはずなのに、なぜか「冷麺」
かつて餅をのどに詰まられた経験があるのに、なぜか「冷麺」

ま、自分は好きだからいいけどね。
盛岡で冷麺といえば「食道園」と「ぴょんぴょん舎」が有名です。
両方とも食べましたが、それぞれ特色があり、とてもおいしいんです。

が!雨も降っているので、駅前でおいしい所を探していたところ、ホテルのおねいちゃんが自信を持ってオススメされたのが「盛楼閣」と言うお店。
http://www.moriokareimen.com/seiroukaku-map.htm

なんでも焼肉もおいしいそうで、「これは行かねば」という事で、決定です。

本当に駅前のパチンコ屋の2階にあるんですけど、中に入ると意外に広い。
席につき、まずはビール。
しかも「地ビール」
やっぱねぇ、地ビールはうまいです。うまいですが、さすがにずーっと飲んでますから苦味がちょっと辛いです。
「軟弱だなぁ。発泡酒に慣れちゃったんじゃないの」
あ、そーかもしれない。
生ビール(プレミアムモルツ)がおいしかったです。
さて、焼肉ですよ。どうやらここの肉は「米沢牛」らしい。
店は「黒毛和牛」としか書いてないんですけどね。

頼んだのは「特上ロース、特上カルビ、タン塩、ハツ、キムチ、ナムル」ってところ。
いや、焼肉一本勝負だったらもっと頼んでたんですけど、あくまで今日は冷麺ですから。

キムチを一口
「辛い!でもウマー」
キムチで辛くなった口をビールで洗い流す。
さわやかな苦味が口の中を突き抜ける。
「やばい!止まらない」
タン塩が運ばれてきた。
コリコリの食感と塩がまさに絶妙
「うーん、これはやられちゃったなぁ」
「あ、これはもう見事に反則です」
そして一皿2000円のロースとカルビ。
「これ食べたら人間失格になつちゃうよ」

軽く焼いて口の中へ

あたしゃねぇ、口の中で溶けていく肉っていうものを初めて感じましたよ。
何とでも言ってくれ、どーせオイラはビンボー人だぁ。
焼肉をバカにしてる奴はこれを食べて見ろ!人生感絶対変わるから。

ハツは個人的に大好きな部位。
コリコリ感がたまりませんが、相方はダメだったみたい。

そして冷麺
相方かちょい辛、自分は辛口を注文。
しばらくして持ってきたそれは・・・
「スープの色違うねぇ(笑)」
はい、あたしのスープ真っ赤です。
スープをすする。

なんでぇ、そんなに辛くはな・・・・・・・・辛っ!辛~!!

しまった!辛すぎた。
でもね、食べましたよ。辛いんだけど、おいしいんです。
梨がまたいいアクセントになっていて、あれですよ。冷麺に梨はビンゴです。
相方も冷麺は完食。ま、ちょい辛ですからね。

ビールのんで、高級な肉頼んで、いくらだと思います?
13000円ですよ。一人7000円しないの。
某高級焼肉店なら軽~く10000円はすっだろうなぁ(苦笑)

大満足で店を後にした我々。
とりあえず、明日はちゃんとまともな旅ができますようにと、お祈りしながら、一日目の夜は深けていきました。

それなのに・・・翌日の天気は・・・・

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山形脱出大作戦

2006-10-12 05:55:23 | Weblog
米沢駅を3時に出発した我々。駅員さんから
『福島方面は今のところ全部運休です』というありがた~いお言葉をいただき、残るコースは山形から仙山線で仙台に抜け、そこから盛岡へ行くという方法と新城から大曲に抜けてそこからこまちで盛岡に抜けるというコースのみ。
「うーん、田沢湖線は多分雨に弱かったと思うんだよね」
「確かにこまちの運休は結構多いんだよね」
「仙山線は本数と乗り継ぎのタイミングがわかんないんだよ」
「ヘタすりゃ、山形で2時間くらいの待ちってところだもんね」
そうなんです。普通なら、JRの出発時間はちゃんと乗り継ぎができるようになっているんです。
んが!しかぁし、ここまで徐行と運休が多いと、乗り継ぎとか関係なく、とにかく動かせるだけ動かして後運休という事もありえるんですな。

「よし、仙台抜けようか」
「そうだね」
もう、いちかばちか、山形から仙台に抜けるコースを選択。

山形に到着したのが3時55分。駅を降りると新幹線が運転を「たった今再開した」との事。と言うことはですよ、例の新幹線は8時出発だったから・・・8時間缶詰!
それは辛い。辛すぎる!

仙山線もダイヤが乱れていて、それが幸いし約30分遅れで乗れました。
ここらは悪運の強さが継続されてますな。
整列乗車なので、ホームで待っていると、団体の人たちがぞろぞろと。お座敷列車で山形まできて、そこから仙台に帰るみたい。
「いやぁ、今日は徐行だらけでまいったね」
「そうっすね、こっちは3時間カンヅメくらいました(苦笑)」
「そっかい。そりゃあ大変だわ」
旅の楽しみの1つに見知らぬ人との何気ない会話があります。
ま、双方ともベロンベロンだったので、何話したのかは覚えてませんが(笑)

列車がホームに入ってきて、乗車。すわると同時にまたもやビール。
今日はこれで何本飲んでるんでしょう?
「やっぱ旅はこれっしょ」

列車はやはり徐行運転。
曇天の風景を眺めていると、やはり「秋真っ只中」という感じが出ています。
山寺につく頃には、日も暮れかけて、物凄く幻想的でした。
でも、あれにチャレンジするつもりはありません。
あれは眺めるものです(笑)

ちょうどそのあたり、どっかの家族なんですが、そこの小僧がかなりやんちゃでお父さんに怒られて泣いてました。その泣き声がほら貝そっくり
「ん?山伏でもいるんか?ほら貝の音が聞こえるが」
「よしなさいって」

仙台に近づくにつれ、乗客が増えること増えること。
こうなってくると単なる通勤電車です。そんな中酒を飲んでいる人間のくず2人。

何とか仙台についた時にはとっぷり日も暮れてました。

「なあ」
「ん?」
「俺達山形まで何しに行ったんだ?」
「温泉と米沢牛とワイン」
「んで達成できたのは?」
「米沢牛だけ」
「ん~」

そんな中身も何もない会話をしつつ新幹線のホームに向かう二人であった。

このつづきはまた今度(ってまだ初日の話はつづきます)



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米沢で牛鍋を食す

2006-10-11 12:57:45 | Weblog
「腹へったねぇ」
そりゃあね、今13時ですよ。腹も減るってもんですよ。
駅を出るとすっげーいい香り。ステーキの香りですな。
「こりゃあたまらんねぇ」
「待て、夜は冷麺だ。という事は必然的に焼肉になるぞ。ここはやはり、すきやきだろう」
「いいや、しゃぶしゃぶもよいぞ」
などという、極楽トンボな会話をしつつも、店を物色中。
「たぶんねぇ、ダイヤ乱れまくりだから、駅前で食べようよ」
「あ、それ正解だね。早めに動こう」

という事で、あえて食堂的たたずまいの「松月さん」で食事をとる事に。
http://one-y.com/pc/shopdetail.html?uid=76

メニューを見ると・・・ありましたよぉ。「米沢牛 牛鍋定食2100円」
「ちょっと安くないか?」
「いや、でもこの店で一番高いし、なんといっても米沢牛って書いてあるし。嘘はないでしょう」
何せ、色々なサイトで米沢牛というと、3000円が一番安かったですからね。
期待半分不安半分ってところです。

しばらくして出てきたそれは自分らの予想を大きく裏切りました。
いい意味で!
「おいおい、シャレにならねーぞ、この霜降りは」
「東京で食べたらいくらだよ、これ・・・」
立派なお肉が何と何と鍋一面に敷き詰められてます。1枚のそりゃあ大きい事。

もう、食べるしかないっしょ。まずは肉、そりゃあ肉ってもんですよ。

「!!!!!」
「!!!!!」
2人とも声になりません。

やわらかい肉と甘さ抑え目のつゆで、食べる速度に加速がつく2人。
その間、一切会話なし(笑)

食べ終わって一言
「もう、おなかいっぱいで何も食べられましぇん」
「この鍋絶対2人前だってば」
そうです。すっざまじい量だったんです。しばらく動けない2人。
それを見て笑っている店員のおねいちゃん。

すんませんねぇ、もうしばらく休ませて。

しばらく休ませてもらって、駅に戻ると、とんでもない事実が・・・
自分らの乗ってきた奴の次の新幹線がまだ到着していない事実。
ちなみに時刻は2時30分・・・
自分らの乗ってきた奴とは時間差30分くらいだから・・・げっ!考えるだけでも恐ろしい展開だ。
「中の人達、地獄だな・・・」と相方。
つかね、一歩間違ってたら、それに乗ってたんですけども・・・

次の列車まで25分程時間があるので、またもやビールと米沢牛の干し肉を購入し、電車の中で、またもや酒盛りを始める二人。

こうやって人間はクズになっていきます。
気をつけましょう(笑)



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緊急停止!そして加藤紘一代議士の動向は?!

2006-10-11 05:38:23 | Weblog
つばさが緊急停止して既に1時間30分。
グリーン車の乗客は諦めが早いのか、大人なのか、新聞を読んだり、毛布を借りて仮眠をとったりしていましたね。
特に座席からちょくちょく立つ訳でもなく(多分いちばんチャカチャカしてたのは自分)ゆっくりと時間が流れていました。

んで、自分はというと、有名人ウォッチング。加藤代議士がこういう時どうすんのかなあと。ほら、よくドラマであるじゃないですか、権力をかさにきて「早く動かせ!」とかいう代議士とかさ。

加藤代議士、本を読んでましたね。しかも危機管理の本。
座席のポケットには新聞の山。それこそ日経から毎日、読売、朝日、etc
片っ端から見てましたね。
どうやら、緊急停止=自分の時間が増える=勉強する、社会情勢の確認
確かに、グリーン車でないと、落ち着かないだろうし、新聞もあれだけ買うと多分1000円はくだらないし、あそこまできっちり勉強していたら、そりゃあ「がんばっている」と言うしかないもんな。

加藤代議士、おもむろに立ち上がり、グリーン車の外に。
おっ、何でしょう?
自分もさりげなぁく付いていきました。
ここで、問題が発覚したのです。

なんせ、特急にはワゴンサービスが1つしかない。
そのワゴンサービスの菓子、弁当、ソフトドリンクが全て売り切れになっていました。
そろそろ12時。ただでさえイラついている自由席の連中がこの事態を知ったらどうなるのでしょう。いや、奴らが買い占めたのか?

加藤代議士、のどが渇いたらしく、お茶を買いにきたらしいです。
「すみません、お酒ならあるんですけど」
「お酒はまずいなぁ、この後の事を考えると飲めないや、はっはっはっ」
余裕ぶちかましてます。いや、やせ我慢なんでしょうか?

特急が緊急停止して2時間経過・・・現在12時ごろ・・・
加藤代議士がコップにお茶をもってグリーン車に戻ってきた。
なるほど、秘書さんとか色々な人にお茶を分けてもらったんでしょうね。
お茶をちびちび飲みながら、再び新聞を読み始めました。

2時間30分経過・・・そろそろこっちもおなかがすいてきた。
そろそろ・・・限界かな。と、その時
「大変お待たせして申し訳ございませんでした。検査のほうが終了しましたので、運転を再開いたします。ただし、徐行運転にての再開ですので、よろしくお願いします」
という車掌さんの車内アナウンス。
「おお~っ」
グリーン車の誰ともなく響き渡る安堵の声(笑)
こうして3時間遅れで、我々は最初の目的地「米沢」に到着したのです。

米沢のホームには「なんじゃこりゃあ!」という人人人・・・
どうやらツアー客が乗っていたらしく、添乗員さんが、電話かけまくって、工程の調整をしているようです。確かに、緊急停止の間連絡がとれなかった訳だから、そりゃあもう大変ですわな。
ツアーのお客さん、大ブーイング。
「おなかすいてるんだよっ」
「早く次の場所に行きましょうよ」
「は、はいっ、ただいま。あ、いや、少々お待ちくださいませ」
あーあ、こういう時って添乗員さん大変だよねぇ。

こういう団体客ってヘタな子供よりタチ悪いもんなぁ。

ご愁傷さま、がんばってねと心で祈りつつ、自分らは改札を出ました。

さあ、米沢牛、食べるぞっ!

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緊急停止!殺気立つ車内

2006-10-10 17:54:00 | Weblog
つばさ号が緊急停止!
低気圧の影響により、降雨量が安全基準値を超えると「運転を見合わせる」というのが、車掌さんのアナウンスで乗客に伝えられた。
で、グリーン車の状況はというと・・・あれ?

何か、じぇんじぇん余裕かましてるじゃん。うちらも含めて
「あらぁ、そりゃあ大変だあ」
「相手が天気だもんねぇ」
「ま、ここで一泊は勘弁してほしいけど、動くんじゃないの?」
あちらこちらで、談笑している始末。
もうちょっと、ざわつくかと思った。
「俺、ちょっとトイレ行ってくる」と相棒。
ああ、いってらっしゃい。どうせ動く気配ないからごゆっくり。

自分の椅子でビールなぞを飲みながら、グリーン車の車内を見渡すと・・・ん?

ん? ん? ん~?

どっかで見たような人が・・・・

あ! あ! ああっ!
自民党の加藤紘一代議士がいるっ!
そうだよな、加藤さんって山形選出だよなぁ。

面白そうなので、しばらく加藤ウオッチングを決め込む自分。
悪趣味でんなぁ。

しかし・・・相棒はトイレからまだ帰ってこないよ、あれから既に10分。
苦笑いしながら相棒が帰ってきた。
「おい、長かったな。それより自民党の加藤紘一さんが乗ってるぞ」
「あ、そうなん?いや、それより自由席は凄かったぞ。すっげー殺気立ってる」
「うっそ!」
「ありゃ、シャレにならんぞ。車掌取り囲んでるしな。もう質問攻めだよ」
「うっわー、そりゃすげえな」
「何かねぇ、結婚式に行く奴らがいて、そいつらが質問攻めだよ」
「だって、車掌に言ってもしゃあないじゃん」
「あとねぇ、車内の電話が使えないんだよ。電波が届かないところに停まってるんだよ、この特急」
「まじっすか!」
自分の携帯も・・・圏外でーすっ!
「俺の携帯はつながるんだよ。だからさ、人が『貸してくれ』って2人位に貸しててさ、それで遅れたんだよ。いや、まいった」
「しょうがないなぁ。・・・・野次馬してこよっ」
「悪趣味だねぇ」

だってさぁ、こういうトラブルって自分から楽しまないと辛いしさ。ましてこっちは「食べられりゃいい旅」な訳でさ、極楽とんぼだも~ん。

一般指定席を通り抜け、自由席通路へ。
一般指定席もイラついているものの、自分の席が確保されているため、とりあえずは『しょうがない』と色々るるぶだの、まっぷるなどで対策を練っている様子。
ま、これが普通だと思うけどね。

自由席につくと・・・うん、殺気立ってるねぇ。
携帯で連絡している人のまわりに『貸してもらいたい人』が列をなしている状態。
東京駅から立っているお客が『何でこんな目に遭うんだよ』とぶつぶつ言っている。

車掌さんはどうやら運転席で、対応している様子。
そりゃあ、ヘタに出たら質問攻めだもんなぁ(苦笑)

緊急停止から既に40分。車内に響き渡る車掌さんの声。
「ただいま連絡が入りました。点検調査等に後1時間半から2時間を要します」

「ええっ!何だよそりゃあ」
「勘弁してくれよぉ」
「結婚式間に合わないだろう」
「車掌さん、どうにかなんないのかよ」

自由席は怒声と嘆きが渦巻いている状態。
もう、平謝りの車掌さん。
だから、車掌さん責めてもしゃあないのにね。

ちょっと暴動が起こりそうな、いやあな雰囲気の自由席。

しかも、この後ちょっとした問題が発生する事になるとは、この時点で誰も気づいてなかったんですよね。
この部分はまた明日書きます。

おーお、今日は長編だわ(笑)





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大波乱の東北旅行

2006-10-09 23:04:03 | Weblog
今さっき帰ってきました。

しかし・・・今回の旅行は本当に大波乱でした。
というより、当初予定していた計画がすべてパー(苦笑)
大自然の猛威っていうものを本当に実感しましたね。

と言うことで、今日から少しずつその波乱の内容を書いていきたいと思います。
また、要所要所でオススメスポットなぞもでてきますので、ぜひそちらへ行った際はご利用くださいまし。

さて、10/7(土)東京地方を襲った低気圧は勢力を増し、東北方面を直撃。
そんな中、自分と相棒は今年も恒例の「秋のやじきた道中」をします。
バッグの中には3連休パス、しかもグリーン券バージョン。
このグリーン券バージョンが今回の大波乱でどれだけ助かったことか。

山形行きの新幹線つばさに乗り込む我々。缶ビールと弁当、それとお茶を買い込みグリーン席へ。皆さん、悪いことは言わない、3連休パスはグリーン券を使いましょう。
新幹線はゆっくり東京駅を出発。つばさの自由席はもう大混雑。
こっちはゆったりシートで、朝からつまみとビールで乾杯!
「やっぱあれだねぇ、朝からビールっていうのは人間失格だよねぇ」
「いかんなぁ、こうやって人間がダメになっていくんだよな」
ほとんどこの段階では極楽とんぼ状態です。この時まではね。

白河を過ぎた頃から、雨が強くなってきた。
「おっ、雨がすごいよ」
「うーん、でもまぁ、大丈夫でしょう」
と本当にのんきな事をぬかしていた訳ですよ。この時は。

新幹線は福島に到着。ここでつばさ号とやまびこ号に分割。つばさは一路山形へ。
つばさ号は新幹線でありながら、一般の線路を走ります。
「ここ福島では面白いものが見られるんだよ」と相棒。
窓からホームを眺めていると、おおっ!全力ダッシュしている人がいる!
なんでも、やまびこ号からつばさ号へ、乗り換えする人がたくさんいるらしい。
その早いこと早いこと。大きな荷物を抱えて走る様はある意味迫力!
「すごいねぇ」
「つばさのほうが早く出るから、走るしかないんだよね。でも今日は満席だから、立ち席なんだろうけど」

その福島ダッシュも落ち着き、つばさ号は山形に向けて出発。
ここからはただの特急です。いや、本当に。
「ここから、チンタラ走るんだよなぁ。」と相棒。
雨は、益々激しくなっていく訳でして・・・
と、突然、つばさが停止!

ここから、今回の大波乱が始まりました。

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土砂降りの中、明日から旅行です。

2006-10-06 18:13:06 | Weblog
という事で、今外はものすごい雨雨雨。
本当に普段の行いがモノをいいますな(苦笑)

10/7から3連休パスを使って、北東北いたこツアーをやる訳でして、ぶっちゃけ「現地でうまいものを食べるだけの旅」といってもいいでしょう。
だから、雨が降ろうが関係ありません。
名所なんて「恐山」くらいしか行かないしさ。

皆さん、3連休パスって知ってます?
知らない?
いいですよぉ、3連休パスは。
30000円でJR東日本の特急、新幹線乗り放題。しかも4回はグリーン車に乗れるという「御大尽旅行」ができるすぐれもの(笑)
普通でいくなら、26000円ですよ。
今回の道程は
山形で牛を食う
高畠でワインを飲む
盛岡で冷麺を食う
八戸でイカを食う
函館で塩ラーメンを食う
大間でマグロを食う
恐山でいたこに遭遇する。
温泉に入る。

ほとんど食べてるだけ(笑)

でも凄い工程でしょ?これだけ乗り倒して30000円です。
(ただし、大間~恐山、函館~大間はJRじゃないので別料金)

さて、そんなこんなで、行ってきます。

3日ほどブログはお休みをいただきます。

では生きていたらまだこの場所で(笑)



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