スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

パンテオン(ローマへの旅21)

2006-05-27 | イタリア旅行2006

ナヴォーナ広場からパンテオンまでは、歩いてもほんの少しの距離。よく考えると、ローマは、有名な観光地を回るだけなら、そんなに大きな街ではない。体力さえあれば、一日でたくさんの有名どころを見ることができる。ただ、途中でゆっくりご飯食べたりもするし、おしゃれなBARやおいしそうなジェラッテリアがいたるところにあり、その誘惑にはなかなか勝てないため、そう一気にたくさん回れないのが事実。

パンテオン

Pantheon

古代ローマ時代の建造物で、ほぼ建築当時の姿をしている。もともとは、古代ローマの水道建設者でもあるアグリッパが建てたものだが、火災で焼失後、118年にハドリアヌス帝が建て直した。この堂々たる佇まいを見ていると、約1900年もの間、風雪にさらされながらも、建設当時の姿をローマ市民に見せ続けてこられたというのもうなずける。

Interno_della_pantheon

以前、ここに来た時は、あいにくの曇り空で、天窓しか明かりの取れないパンテオン内部は、薄暗い雰囲気だったという印象が残っていたが、今回は運良く晴れ。天窓から太陽の光が差し込み、その素晴らしさに感動すら覚えるほどだった。このクーポラの頂上の天窓は、直径9メートルもあるという。何もかもが大きいので、そんなにあるようには見えない。ちなみに、壁の厚みは6.2メートルもある。それだけ厚くしないと、この石でできた巨大な建造物を持ち堪えることができないのだろう。

パンテオン前には、若干小ぶりのロトンダ広場がある。中央には、オベリスクが立ち、その周りには、またまた噴水。

Piazza_della_rotonda

ナヴォーナ広場のムーア人の噴水同様、奇妙な顔をした像から水が吹き出ている。

Piazza_della_rotonda_1_1

Piazza_della_rotonda_2

Piazza_della_rotonda_3

Piazza_della_rotonda_4

4方向を向いた顔は、どれも個性的で変わっていて見比べるとおもしろい。

変な顔をした噴水の前の階段に座って、心ゆくまで巨大建築物を堪能した後、お昼ごはんを食べに行くことにした。

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