スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

「ロスト・イン・トランスレーション」

2005-06-28 | 映画
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東京を舞台に、CM撮影のために来日した映画スター、ボブ・ハリス。
カメラマンである旦那についてきたものの、一人っきりになり寂しい人妻シャーロット。
言葉も違い、全くの異文化に放り出された2人は孤独感を募らせる。そんな2人が出会い、やがて心を通わせる様になる。

「ヴァージン・スーサイズ」でデビューしたソフィア・コッポラの監督第2作。

妻や家族からの疎外感を感じているボブ・ハリス。妻に電話をするたびに味わう孤独感。
一方、新婚で夫と東京に来ているものの、夫の仕事のため一人きりになることが多く、同じように孤独感を感じているシャーロット。
言葉や文化が全く違うことによる孤独感をからめて、二人の心情がうまく描かれている。

ただ、アメリカでは、公開された際、日本人が日本語を話すところに字幕がついておらず、アメリカ人にとっては、二人と同じように言葉の通じない異国にいるという感情が共感できるのだろうが、日本人が見ると、日本語の部分も意味がわかってしまうので、その点おもしろさは半減してしまっていると思う。

話としては、結構単調で、盛り上がりに欠けるところはあるが、ラストのシーンはかなり良かった。

最後に流れるはっぴいえんどの「風をあつめて」もいいねぇ。
「ヴァージン・スーサイズ」のときも思ったけど、ソフィア・コッポラ音楽のセンスはGOOD!

映画で撮影されているホテルは、「パークハイアット東京」。
去年東京に行ったとき、覗いてみたけど(高くて泊まれません)、すんごいセレブなホテル。将来泊まってやるぞと誓いました。
あと、英語が理解できたら、もっと楽しめたんだろうなぁ。

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