多くの観光客で賑わうトレヴィの泉。見ているだけで少し涼しく感じる。
「バロック建築の傑作」とガイドブックには書かれているが、芸術にはとんと無頓着なので、バロックってなに?と思って、一応調べてみると、
「語源はポルトガル語のBarocco(歪んだ真珠)といわれ、元々は一部に見られるグロテスクなまでに装飾過剰で大仰な建築に対する蔑称であったが、のちに広く17-18世紀の美術・建築に見られる傾向を指す様式概念として用いられるようになった。」と書かれている。
う~ん、難しくてよくわからず。ようするに、17-18世紀に流行った派手派手な美術品や建築物ってことかな。
ま、そんなことよりも、ここに来た目的は、コインを投げること。1枚投げ込むとローマに再訪でき、2枚投げると好きな人と結ばれ、3枚投げると嫌いな相手と別れられるという。もちろん、後ろ向きに1枚投げ込んできた。単なる言い伝えかなんかだと思うけど、これでまたローマに来れる、と一安心。
そのまま、歩いてバルベリーニ広場の方向へ。その途中の裏道に、ディナーで行きたいと思っていた「コリーネ・エミリアーネ」というリストランテがあるので、予約をしておこうと立ち寄った。ちょうどランチタイムが終わったところで、お店の人がいたので、今夜のディナーの予約を取りたいと言ったら、今晩は臨時で休むとのこと。残念だが、仕方ないので、諦めた。商売っ気がなく、休みの日でもないのに、平気でお店も閉めちゃうところがイタリア人らしいともいえるのだが。次回ローマに来た時は、絶対この店でトルテリーニを腹一杯食べてやると誓ったのでした。
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