岡山県立美術館で、
「北斎と広重 富嶽三十六景への挑戦」という特別展をしていたので、足を運ぶ。
「東京都江戸東京博物館」が所蔵するコレクションから、葛飾北斎の「富嶽三十六景」全46図と、歌川広重の「東海道五拾三次之内」「名所江戸百景」を展示。
海外でも有名な「北斎漫画」なども展示されていて、めちゃくちゃ見ごたえのある特別展。
やっぱ圧巻は、「神奈川沖浪裏」
本物見れて、大感動!
先日レゴアートで「神奈川沖浪裏」を作ったんだけど、波が千鳥になってたのは、北斎がこの後描いた「富嶽百景」のアイデアを取り入れてたことがわかってビックリ。北斎についてすごい勉強したんだろうなぁ。
これまた超有名な「凱風快晴」
富嶽三十六景の中には、こんなのもあったんですね、知らなかった。
パッと見、富士山の姿がない、「諸人登山」
富士講をする人々をメインで描いたもの。
荒々しい富士の岩肌を歩く富士山を信仰する人たち。
日本における信仰の対象と芸術の源泉である富士山が、世界文化遺産に選ばれた二つの理由が伝わってくる一枚。
歌川広重の浮世絵もたくさんありました。
名所江戸百景より「大はしあたけの夕立」
ゴッホが模写したという有名な作品。
これまたすごい絶妙の構図。
もうめっちゃくちゃ見ごたえありの北斎と広重。
どの絵も素晴らしい構図、面白いアイデア、そしてシンプルなのに美しい色彩。
江戸時代末期に活躍した二人の天才浮世絵師の作品の数々。
見ていて時間が経つのを忘れるほど素晴らしい作品展でした。
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