スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

「笠岡市立カブトガニ博物館」

2005-04-25 | 日記
笠岡市にあるカブトガニ博物館に行ってみた。
ここは前からちょっと気になっていたんだけど、ずっと行けずじまいでした。
たしか、小学校の修学旅行で来たような、そんなかすかな覚えがあるんだけど、もうかなり記憶の片隅に追いやられていて確信はない。

車道の横の堤防で釣りをしている人たちや、芝生の上でお弁当を食べている家族などがいて、のどか。
海も静かで、ここだけゆっくり時間が流れている、そんな風景。

駐車場に車を停めると、まず目に入ってきたのが、ばかでかい恐竜。
非現実的な景色に一瞬、子供のように喜んでしまった。
park1_2004
お馴染みのティラノサウルス、後ろにいるのがプテラノドン。

park2_2004
イグアノドン。

park3_2004
こんなとこにもいました。エラスモサウルス。

すごいな、この公園。
後で知ったが、恐竜公園という名前らしい。しかも、恐竜はすべて実物大とのこと。


公園を通り抜けると、目的の「笠岡市立カブトガニ博物館」が見えてきた。
写真ではよくわからないが、建物のデザインもカブトガニの形をまねて、作っているらしい。
kabutogani_2005

カブトガニって何度か見たことはあるけど、よく知らなかった。
子供のときは、カブトエビとカブトガニを混同してしまってたくらい。

祖先は三葉虫。そういえば、確かに形は似ている。
というよりも、ほとんど変わっていない感じだ。さすが「生きた化石」というだけある。

あと、初めて知ったのは、カブトガニの血液が人間の命を救っているということ。
現在、カブトガニの血液は、肝臓疾患、感染症など医学をはじめ、獣医関係、放射性医薬品などの薬学に利用されている。そして、エイズウイルスに対する抑制作用も判明している。また、海や河川の汚染度を測定したり、我々の日常食品の衛生管理にも利用されている。
そのため、カブトガニから献血を行い、海に還しているらしい。
そんなことに役立ってるなんて、知らなかったなぁ。

人間が環境を破壊することは、結局めぐりめぐって、自分たちの首を絞めていることになっているんですね。一番馬鹿な動物は人間なのかも知れない。そんな真面目なことを考えさせられた1日でした。


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