スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

「厳島神社」@宮島までふらり4

2012-02-20 | 旅行

厳島神社まで散歩。

途中、大鳥居が美しく見えるスポットあり。

なぜかこの周りには鹿が集まっている。みんな写真撮るために立ち止まるから、エサでももらえると思ってるのかな。

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神社が見えてきた。

やっぱ海の中に浮かぶ姿はどことなく幻想的。

社殿は、推古天皇の時代に創建されたと伝承されている。社運が盛大になったのは、平清盛が1146年に安芸守に任官し、平家一門の崇敬が始まってから。というわけで、平安時代末期の建築様式を知ることができる貴重な遺産になっている。

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参拝入口。

世界文化遺産と書かれた板が掛けられてました。

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回廊は広々。幅は4メートルあるとのこと。

床板の間には目透しという隙間があり、高潮の時に下から押しあがってくる海水の圧力を弱め、海水や雨水を海に流す役目も果たしている。

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本殿で参拝。

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本殿の前には、平舞台という寝殿造りの庭に当たる部分。広さは、167.6坪という大きさ。

その前方に火焼前(ひたさき)という突き出た箇所。やっぱみんな先っちょに行きたくなるみたい。

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火焼前から平舞台、本殿を望む。

ど真ん中の階段が付いた少し高くなっている部分が高舞台。舞楽の舞台としては最小のもの。

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こちら重要文化財に指定されている能舞台。国内で唯一海に浮かぶ能舞台。これまた情緒があります。

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反橋。かつて重要な祭事の際、勅使がこの橋を渡って本社内に入ったことから別名・勅使橋とも呼ばれたとのこと。現在の橋は、1557年に、毛利元就、隆元父子によって再建されたもの。

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ここは、寝殿造りの様式を神社建築に取り入れ、瀬戸内海を池に見立てた壮大な発想で平安の雅を映した究極の日本建築。

ほんと、外から眺めても、社内から眺めても、思わず息をのんでしまう美しさ。来た甲斐がありました。

大河ドラマで出てくるのも楽しみだ。

コメント
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