好奇 高齢者 の呟き

地場産業や蒲原の風景 山 山野草 良寛歌碑、 史跡 旧北国街道を訪ねる、 また聞いたり話した、方言を紹介したい、 

維謦尼(いきょうに)宛書簡詩碑NO1

2007-03-02 23:48:55 | Weblog
NO3
正月十六日夜
春夜二三更  春夜(しゅんや)二三更(こう)
等間出柴門  等間(とうかん)に柴門(さいもん)よりいず
微雪覆松杉  微雪松杉しょうさんを覆(おお)い
弧月上層巒  弧月層巒(そうらん)に上(のぼ)る
思人山河遠  人を思えば山河遠し
含思萬端翰  翰(ふで)を含(ふく)んで思い萬端 (ばんたん)
与板大阪屋
維謦老尼  良寛

この詩は,徳昌寺の古範和尚が購入した大蔵経の淨財を
求めに,江戸の赴いた維謦尼の、その心情が、美しい月
と清らかな雪に劣らぬと、良寛が思慕と激励をこめて筆
とった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 良寛書翰と徳充院書翰  NO2 | トップ | 地域の公民館の講座 NO6 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事