NO3
正月十六日夜
春夜二三更 春夜(しゅんや)二三更(こう)
等間出柴門 等間(とうかん)に柴門(さいもん)よりいず
微雪覆松杉 微雪松杉しょうさんを覆(おお)い
弧月上層巒 弧月層巒(そうらん)に上(のぼ)る
思人山河遠 人を思えば山河遠し
含思萬端翰 翰(ふで)を含(ふく)んで思い萬端 (ばんたん)
与板大阪屋
維謦老尼 良寛
この詩は,徳昌寺の古範和尚が購入した大蔵経の淨財を
求めに,江戸の赴いた維謦尼の、その心情が、美しい月
と清らかな雪に劣らぬと、良寛が思慕と激励をこめて筆
とった。
正月十六日夜
春夜二三更 春夜(しゅんや)二三更(こう)
等間出柴門 等間(とうかん)に柴門(さいもん)よりいず
微雪覆松杉 微雪松杉しょうさんを覆(おお)い
弧月上層巒 弧月層巒(そうらん)に上(のぼ)る
思人山河遠 人を思えば山河遠し
含思萬端翰 翰(ふで)を含(ふく)んで思い萬端 (ばんたん)
与板大阪屋
維謦老尼 良寛
この詩は,徳昌寺の古範和尚が購入した大蔵経の淨財を
求めに,江戸の赴いた維謦尼の、その心情が、美しい月
と清らかな雪に劣らぬと、良寛が思慕と激励をこめて筆
とった。
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