良寛詩碑
心水何ぞ 澄々たる しんすいなんぞ ちょうちょうたる
之を望めども 底を見ず これをのぞめども そこをみず
一念僅かに瞥起すれば いちねんわずかに べっきすれば
万像其の前に堆し ばんしょう そのまえに うずたかし
之に執して以て有と為し これにしうして もって うとなし
之に乗じて永く還らず これにじようじて ながくかえらず
苦しい哉狂酔子 くるしいかな きょうすいし
終に十纏に繞はる ついに じってんに まとはる
詩の説明
心の本体はもと清澄明白であって どこまでも限界のないものである
それが欲念と化して わずかでも動くと あらゆる現象が眼の前うずたかく
つもる 現実を実有のものだと考え、その上に乗りつつ,遂に永久に
本源へ立ち戻る事ができぬ、この酔いどれは苦しい。
くるしいとうとうお経に言う十纒(まとい)安感に縛られているのだ
難しい詩だ 人の心の中 の闘い やはりくるしい事が
良寛が何歳 位の時の詩か。
心水何ぞ 澄々たる しんすいなんぞ ちょうちょうたる
之を望めども 底を見ず これをのぞめども そこをみず
一念僅かに瞥起すれば いちねんわずかに べっきすれば
万像其の前に堆し ばんしょう そのまえに うずたかし
之に執して以て有と為し これにしうして もって うとなし
之に乗じて永く還らず これにじようじて ながくかえらず
苦しい哉狂酔子 くるしいかな きょうすいし
終に十纏に繞はる ついに じってんに まとはる
詩の説明
心の本体はもと清澄明白であって どこまでも限界のないものである
それが欲念と化して わずかでも動くと あらゆる現象が眼の前うずたかく
つもる 現実を実有のものだと考え、その上に乗りつつ,遂に永久に
本源へ立ち戻る事ができぬ、この酔いどれは苦しい。
くるしいとうとうお経に言う十纒(まとい)安感に縛られているのだ
難しい詩だ 人の心の中 の闘い やはりくるしい事が
良寛が何歳 位の時の詩か。
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