好奇 高齢者 の呟き

地場産業や蒲原の風景 山 山野草 良寛歌碑、 史跡 旧北国街道を訪ねる、 また聞いたり話した、方言を紹介したい、 

老いの才覚  (曽野綾子著)より NO2

2010-12-12 20:19:11 | 社会
老化度を測る目安に くれない指数とは 面白い、

個人差も有りますが、凡人の我々は お互いに 実年齢より若く見られたいし
お世辞でも まだ未だ その年には見えませんとか、褒め合い、これは特に
他人に迷惑でも無いから 外交辞令でも 互いの喜びあい で。

くれない指数は 配偶者が してくれない 娘や息子が兄弟が してくれない、
を口にする、
私も連れて行ってくれない?、 誰だれさんに 伝えておいてくれない? 
ついでに買って来てくれない? 他人を当てにして、年が若くても くれないを
云え出したら その人の老化の始まり。

貰う事が 当たり前 老人だから親切にされて 当たり前 。

本当の貧しさを 知らないから、豊かさを感じない 日本ほど格差の無い国はない
遠慮、 本能をコントロールするから、 人間なんです、 其れが無ければ ただの動物と
変わりない、権利がある 老人は長く生きただけで 資格でも 功績でも無い事を
自覚する事です。
誰でも救急車に無料で乗れるし、 生活保護法も 人は人権 権利 平等でも。

老人でも 若者でも原則はあくまでも自立、他人に依存しないで生きる。
強く生きる為に 歯を食いしばり 自分の事は自分で  其れは惨めな事で無く
高齢は 人間共通の運命ですから。

自分の能力が衰えて来たら 生活を縮める、人に何かを やって貰ったら対価を
払う 好意に甘えると どんどん依存度が強くなり。

健康を保つ 食べ過ぎない 夜遊びしない  付き合いが悪い奴と言われても
自分のペースを守る、体力は個々に 違いますだから 自分の健康は自分で守る。

私達は基本的には 人を信用しないで 生きて居る限り緊張して 生きて行く、
国家も世界から 見れば世界一長寿の国で 日本人は幸運な国に生まれたが
国家も出来ない事が、 高齢者社会で若者が減り 収入の無い老人が増えれば
税収も少なく、無い袖は振れない。

2010年 高齢社会白書 75歳以上後期高齢者は2009年10月時点
1371万人総人口10,8% 55年には75歳以上が26,5%
現役(15歳~64歳)1,3人で後期高齢者1人を支える社会に なると
推定される。


老いの才覚 後日続編も。何処まで自分が出来るかですが。老いの生き方の参考に
成ればと。

 
コメント
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