ここへ来るまで前置きが長かったが、いよいよ旅の目的である福井県立恐竜博物館へ。
予約時に入場時間を選択するようになっており、9時~10時にしてあった。
しかし、70歳以上は観覧料500円って、なんと安い!
地元だったら、しょっちゅう来ちゃうのに。
宿から博物館へは1時間ちょっとかかるので、8時過ぎに出た。
モニュメントの背後が本館、右側の卵形ドームが新館だ。
ここでも、遠足か修学旅行の生徒がたくさんいた。
入り口を入ると、まず長いエスカレーターでB1Fまで降りる。
そこから順に展示を見ながら上がっていく。
ここで、用意したイヤホンを装着し、スマホの解説アプリを立ち上げた。
しかし、意外にも周りで同様に解説を聞いている人をまったく見かけなかった。
展示室の中央には恐竜のスター、動くティラノロボット。
1F展示室をぐるっと俯瞰したところ。
おお、イクチオステガがいる!
ここは石炭紀のジオラマ。
なるべく順番通りに回ろうと思ったのだが、前にも後ろにも展示があり、
上から見下ろせるスロープもあったりするので、
行ったり戻ったりしているうち、解説を聞き逃した展示もあったかも。
新館の中央には福井県で発見された恐竜たちのタワー。
(ひとつは恐竜でなく鳥類だ)
ただ、新館の特別展示室は準備中で、残念ながら3面ダイノシアターも公開していなかった。
ふたたび本館に戻り、ビデオライブラリーを見ることにする。
先ほども満席だったが、今もまだ空いていなかったので、座って空くのを待つ。
幸い数分待っただけで見終わった人がいた。
見たかったのは、新聞で紹介されていたシカマイアの新着映像資料だ。
シカマイアが最初に見つかったのは、大垣市赤坂の地層。
なんだか身近に感じてしまう。
研究者のやりとりがドラマ仕立てになっていたのだが、
こういうのにありがちなクサい演技ではなく、
笑いを誘う台詞だけど、バカっぽくないというなかなかの出来だった。
入場して2時間ほど、お昼近くなっていたので、レストランに入る。
選んだのは、化石発掘オムライス。
食べているうちに、「化石発掘」というネーミングは念頭から消えていたが――
なんか出てきた!
化石の代わりにウズラ卵のフライが発掘できた。
しかし、ケチャップライスの味はいまいちだった。
旅のプランを立てていたときは、博物館の外に広がる「かつやま恐竜の森」も
回るつもりだったが、あまりゆっくりしていると、一乗谷を歩く時間がなくなってしまう。
恐竜の森はちょっと子ども向けの公園という感じもしたので、パスすることにした。
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