御嶽で古くから作られている百草丸。
それを製造している会社のひとつ、日野百草本舗で小休止して甘酒やお茶の試飲。
じつは、甘酒というものを、今年になるまでわたしは飲んだことがなかった。
少し前に能登で地元の甘酒を初めて飲んでみたが、おいしいとは思えなかった。
でも、ここで飲んだ甘酒はあっさりして、なかなかおいしかった。
甘酒にもいろいろあるようだ。
このころになると、雲が多くなってきた。
とはいえ、雨が降りそうなほどではない。
次に降りたのは油木美林(あぶらぎびりん)。
ここは御嶽山四合目にあたる。
森の中を渓流沿いにこもれびの滝まで歩いた。
なかなか豪快な滝だ。
次に、五合目の御岳ロープウェイのりばへ。
センターハウス前のお花畑には「令和」の花文字が。
眺める場所が低めなので、令の字がよく見えない。
下の鹿ノ瀬駅から飯森高原駅までは15分。
標高1570mの鹿ノ瀬駅は22度とあるが、ゴンドラ内はもっと暑く感じられた。
それが、途中、ゴンドラの窓から入ってくる空気が急に涼しくなった。
飯森高原駅は標高2150m、御嶽山の七合目になる。
上の方は少し黄葉していた。ナナカマドは一部紅葉。
御嶽社
ちょっとかすんでいる。
雲が多めだったが、それでも晴れていてよかった。
最後は、尾ノ島渓流をガイドさんの説明付で散策。
まだ4時前だったが、日がかげって森の中は夕方のような雰囲気。
ここの水の色は阿寺渓谷とはまた違って、碧と言えそう。
帰途、中央道は事故渋滞で40分ほどノロノロ走ったが、どういう奇跡か、犬山に着いたのはたったの5分遅れだった。