ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

ニアミス 痛恨編

2006年11月25日 | ハリスホーク
早起きして昨日の場所へ出陣。
最初の1時間でキジが4羽出ました。
据えながらボサを叩いている時に、2回は数m先から。残りはずっと遠くから。
全てに羽を割りましたが、投げてもあっという間に引き離されておしまい。
あんまり失敗が続くとやる気を無くしてしまわないかちょっと心配になります。

コジュケイが出ないので、少し場所を変えて再開。
河原にゲートボール場があったので、そこの駐車場から出発します。
木に上げて付いてこさせようとすると、ゲートボール場をガン見しています。
嫌な予感…そして的中。
転がるボールに飛びついてしまいました。
ゲームを中断してビックリしているお年寄りの皆さんに謝って離れかけると、
また突っ込む…。もう止めてくれ

この場所は藪が深く、しかも大自然が恐るべき罠を張って待ちかまえています。


時々キジが飛び出しますが、遙か遠くから立った物にまで飛んでいくので、
投げてもすぐ木に上がってしまいます。どこまで本気なのやら。
30分ほど歩いていると、1羽雄が出ました。そいつが飛び込んだ藪に近づいて
から木に上げて藪を叩いていると、後ろから鈴の音が。
私を追い越すんだろうと振り向くと、斜め後ろの藪に急降下
姿が消えた直後、藪が揺れてもの凄い羽音がします。でも何も出てこない。
掴んでる~!!
思わず「がんばれ!!」と叫んで突進しますが、後2mほどで雄が飛び立ちました。
もうなんて言うか…ひたすら呆然…。
数分かけて徐々に興奮と落胆が押し寄せてくる感じです。
その後、逃げたキジが下りたススキ原で木に上げると、上空でホバリング開始。
一旦中止して木に留まりますが、すぐに再ホバリングして急降下。
今度こそ!!と走り寄ると、水たまりで突っ立っている照羽の足元にキジの羽が。
ススキの中に細い水路で道が出来ていて、キジはそこを走って逃げたようです。
メイがトトロに会いに行く小径をもの凄く下品にしたような感じ?
そして照羽も、その中をトコトコ走って追いかけていってしまいました。
私は腕しか入らないのに。「お~い戻ってこ~い
幸いすぐ諦めたようで、餌格子を鳴らすと歩いて帰ってきました。
ここでようやく我に返ると、右手はイバラで傷だらけ。靴にも水が入ってグショグショ。
散々な姿になり果てていました

後一歩だったのに、という悔しさが捨てきれず、その後1時間ほど歩いてキジを
追わせますが、あんな場面にはもう出くわさず終了。
でもこれでキジへのやる気は持続してくれたかな?
さすがに照羽も疲れたようで、帰宅後はたっぷり水浴びしていました。

今日の猟果(涙)


体重 573g
 餌  50g