ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

歴史は繰り返す

2010年02月15日 | ハリスホーク
いよいよ本日で今期の狩猟シーズンも終わりです。
休みを取って遠征してきました。

狩り場に着くと同時にパラパラと雨が降り出しますが、
最終日だし、ずぶ濡れになっても失う物は何も無い!と強行します。

最初のポイントでは据え回し中にバンを発見。
照羽が突っ込んでいく最中に茂みの中を走っていくバンを見て「もらった!」
と思ったのですが、照羽は直前で翻って仕切り直し。
その後は散々ボサを踏みますが、出ず…残念。

次の場所でもバンを発見。
車から降りた途端、バンは水面を走って上流へと逃げていきます。
後を追うと、水面をドタバタ走るカルガモがいました。
よく見ると、片翼が途中から開かないようです。半矢だ!

カルが潜った水際のボサ下を丹念に覗いていくと、水音がしてさっきのバンが
飛び出してきました。
「そっちは任せた!」と照羽に追わせておいて、私はカル探しを続行します。
やがてアシ際に潜り込んでいるのを見つけて手掴みで引っ張り出すと、
バンに逃げられた照羽が戻ってきて頭取りしました。
特に達成感は無いけど…半矢カル獲ったり~


ここで思い出しましたが、この状況去年の終猟日と全く同じ。
現場も同じ川だし、私が手掴みした半矢のカルガモを照羽がのんびり掴むっていうのも
1年前の再現VTRのようです

何だろコレ?ふがいない我々への狩り神様からのくださり物かな?
とにかく、またもバンに逃げられたし、雨も氷雨混じりになって寒いし、
ここで終~猟~。

今期は昨シーズン以上にパッとしない猟果に終わりましたが、
怪我や事故もなく終われてほっとしています。
何より、頑張ってくれた照羽へありがとう&ご苦労さんと言いたいです。

最後に、終猟日の恒例となった車の屋根に乗っけての記念撮影をしたら…
返り血を浴びてる上にゾンビ顔。

曇天の背景も加わって今期最恐写真になってしまいました


帰宅してカルガモを処理。
処理中はそのボリュームにちょっと辟易しましたが、終わって「肉」になってみると
アラ、美味しそう。


後日美味しくいただきます