ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

そこには深くて広い川がある

2010年02月14日 | ハリスホーク
いよいよ今期の狩猟シーズンもあと1日。
午前中のみ出猟しました。

最初に前回キジに絡んだ川へ。
ここは堤防を挟んだ反対側により大きな川があるのですが、
その水際の茂みを照羽が見込みます。おっ!バンかな。

ですが、こちらの川は幅が5mほどもあるし、けっこう深い。
正直面倒くさいなぁと思いましたが、照羽がピンポイントで「そこ!そこ!」と
見込んでいるので試しに踏んでみたら、出た

バンは川面を走って対岸のボサに逃げ込もうとします。
それを照羽が追っていき、真後ろから引っかけるようにエアキャッチ!
普通、水面を走っているバンを追いかけても掴む直前に潜られてしまいますが、
今回は真後ろから追ったためにバンに照羽がどこまで近付いているのか覚られ
なかったのかもしれません。

デジカメ忘れたので携帯カメラ写真です

続いて下流に移動している途中、車内から川の中州にキジを発見。
中州と言っても、周囲5mほどで真ん中に木が一本生えている小島のような場所です。
だけどそこまでは川が深くて行けそうにない…
とりあえず照羽行ってみろ!と真ん中の木に止まらせると、
即座に下に潜むキジを見込みます。
そのまま1分ほども下を覗き込んでタイミングを図っていましたが、ついにダイブ!
そして大格闘

ここまで対岸でボケッと見ていた私でしたが、ようやく決心がついて
照羽の加勢に向かいます。
が、真ん中あたりまで進んだところでウェーダー大・浸・水。
冬の冷水に腰から下までどっぷり浸かりながらほうほうの体でなんとか中州に
辿り着くと…ボサの中からキジがヒョコッと顔を出し、ぶっ飛んで行きました。
もうちょっと早めに渡ってれば手づかみできたかも…

手に入ったのは尾羽のみ。

う~ん、空の青さが憎たらしい。

休日出勤がかさんでいたので、明日は休みを取りました。
天気が心配ですが、今期最後の出猟です。