ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

小雨ボウズ

2010年02月11日 | ハリスホーク
久しぶりの遠征に行ってきました。なのに生憎の天気…
傘をさすほどではないものの、歩いていればしっとり濡れてしまうような小雨模様。
照羽も羽が濡れて嫌なのか、水禽には全くやる気ナシ
結論から言うとボウズだったのですが、今日はキジとの絡みがありました。

最初の狩り場である水路に着くと、歩き始めてすぐ堤防下にキジを発見します。
照羽が羽を割り、キジが潜ったボサ上スレスレで翻ってズドン
凄い勢いで取っ組み合っていましたが、駆けつける前にバラしてしまいました。

惜しかったなぁ…と思いつつ、次の場所へ。
バンを狙うつもりで細い川(河川敷だけは広い)へ到着すると、対岸にまたもキジ!
「ケッケッ!」と鳴きながらボサに入っていきます。
ボサの裏側に回り込み、慎重に叩いていくと「ガサガサッ」と物音と共にキジが
走り出しました。
羽を割った照羽を行かせると同時に私もボサへ突っ込むとキジがロケットスタート

照羽は引き離されながらも追い続け、キジと共に木の向こうへ飛んでいきます。
迎えに行くと、ボサを見下ろすように枝に止まっていました。
その下に降りたか…

仕切り直そうと呼びますが、見向きもしません。
これは完全にロックオンしているなと、期待して近付いたら「アレ?鷹違い
照羽だと思っていたのはノスリでした。
そのノスリが見下ろすボサの中からチリンチリンと鈴の音が聞こえます。
「おぉ~~もしや獲ったか
全力疾走で駆けつけてみたら、

そんなに美味い話はないですよね

相手のキジは頑として堤防内から出なかったので、この後2回追い直しできましたが
結局見失ってしまいました。

この後雨が本降りになったので、この場所で終猟。
獲れなかったけど、こんな猟なら楽しいなと思える日でした。
今期は後1回出猟予定です。