「これは絶対に観る!」と決めているテレビ番組はないが、日曜日の午前中は、ちょっと遅めに起きて、コーヒーを飲んだりヨーグルトを食べながら、あるいは洗濯や掃除をしながらなんとなくテレビを観ていることが多い。
なんとなく観ている番組の中に、自分の夢をかなえるため海外に渡って活動する大切な人に日本から贈り物を届けるという番組がある。昨日も洗濯物をたたみながらなんとなくその番組を観ていた。
昨日は、モトクロスのプロとして頂点に立つために家族ともどもアメリカに渡った18歳の女性が紹介されていた。日本から彼女に贈り物を届けるのは彼女が師と仰ぐかつてのトレーナー。
届けられた贈り物は、便箋に決して上手くない字で書かれたメッセージ。
「もうあかん」「やばい」と思ってからどれだけ頑張れるか・・・それが『強さ』
というタイトルにあるメッセージがあった。能力はあるのに気持ちの弱いところがあって、「自分はこんなもんだろう」と自分で自分に限界をつくり今ひとつ本番で実力を出し切れない彼女に対する師匠からの激励のメッセージ・・・。
最近の自己開発のキーワードの一つも「強さ」。
人間の強さは窮地に追いやられた時どこまで頑張れるか?どのように振る舞うかに現れる。
「もうあかん」「やばい」と思った時、ずるずると流れていってしまうか?それとも、「あかんあかん」「なんとかせな」と思って盛り返すか?誰しも後者がいいに決まっている。でも、普通にしていたらズルズルいってしまう状況を踏みとどまり、プラスに持っていくのは通常の何倍もしんどい。苦しい。だから、ついついズルズルと流されてしまう。ダメな時の自分も間違いなくこのパターン。
「もうあかん」「無理っ」と思ってからが腕の見せ所ですやん
これは研修でよくつかうフレーズの一つ。この言葉を自分自身にも言い聞かせてがんばろう!っと