女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

好き嫌いは関係ない

2015-02-14 | 日記

中村です。

仕事柄3月後半から4月前半にかけては、新入社員研修を担当する
ことが多い。

新入社員研修の内容は、社会人に求められる基本マナーや新入社員
に求められる基本態度の習得など盛りだくさんだが、それらの項目の
ポイントは、


視点は相手(周り)行動の主体は自分



に集約される。

報告・連絡・相談など仕事の進め方しかり
ビジネスマナーにおける来客応対者の心得しかり
身だしなみのポイントしかり



そういう意味では、新入社員研修は



自分軸とそこからくる好き嫌いという判断の物差しが通用
しないのが社会だぁ~


ということをいろんな視点で知らしめる場と言える。



こんなことがあった。



ある会社の新入社員研修で「身だしなみ」について、


「女性の場合、化粧が濃すぎるのはだめだけど、すっぴんはいいの
か?と言われると、マナー的にはNG。家でくつろいでいるわけじゃ
ないんだから、せめて眉毛を整え、薄く色がつく程度のリップ(リップ
クリーム可)は塗ってね。」


とまとめ、休憩に入った際、受講者の中で顔色が悪いので気になっ
ていた女性を見つけて声をかけた。


「○○さん、顔色悪いのん気になってたんだけど、体調悪いの?」


私からのこの問いに、




「いいえ、大丈夫です」(と、妙に元気に)


さらに、


「私って顔色悪いの?ってよく心配して声かけられるんで
すよね。でもこう見えてむっ
ちゃ元気なんです」




心配かけて申し訳ないどころか、むしろ自慢げなコメントと無邪気な
笑顔



「だったら、顔色がよく見えるように、薄くチーク塗ったほうがいいよ」

とアドバイスしたところ、


「私、チークって好きじゃないんです



出た。

出た出た。

出ました。
自分軸発言




自分が好きか嫌いはどうでもええんじゃぁ~

周りに気をつかわせんようにせぇってことや!

チークぬりたないんやったら、血色よくする努力しろ!!

 

ご心配なく。上記はその際の心の中の声(セルフトーク)
もちろん実際は、優しく・丁寧に


「好きか嫌いかではなく、周りに心配を
かけないようにするように」




伝えました💪





ブログにも登場するうちの辛島
彼女は色白でもともと顔に色味が少ない。さらには彼女自身いろん
な色を顔に乗せるのは好みではない。当然普段チークは入れてい
ない。


よって、前述の女性のように「顔色が悪く」見えることがある。


以前こんなことを言ったことがある。


「辛島は色白やしちょっと顔色悪く見えるから、社内にいる時はい
いけど、お客さんのところに行くときは、チークさしていきや!」


あるとき、


辛島が社内の先輩社員(男)から、


「からやん(←辛島は社内でこのように呼ばれてます)、
ここ(と頬を指す)なんかついてるで!」


と真顔で指摘を受けている。



その日は彼女の外出予定日



ついてるんじゃなくて、



(チークで色)つけてるんですけど

 

先輩社員にデリカシーが欠如しているのか
それともチークの入れ方に問題があるのか
はたまた・・・


ウチらしいエピソード・・・。