女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

「男の子」「女の子」

2011-04-11 | インポート

 前回のブログを

 は社会とのつながりの中で生きる。それに対しては自分とのつながりの中で生きる

  

と締めくくった。そんな折ウチの社長からこんな話を聞いた。

社長の住む地域ではランドセルのリサイクル活動を行っていて、小学校を卒業する児童達に「自分の使っていたランドセルを後輩たちに!」と呼びかけをしているという。社長の息子は、

「ええでぇ~

と二つ返事でOK。

ところが、「女の子」はなかなか出したがらないらしい。

なぜなら『思い出がつまっているから』。女の子にとってランドセルは「ランドセル」というではなく思い出そのもの。よって、ランドセルを手放すということは思い出そのものを手放すのに等しい。

それに対して男の子は、「ランドセル」は「ランドセル」というそのもの。後輩が使うなら、「喜んで!」という感覚なのだろう。

 

 そもそも「ランドセルを手放したからと言って思い出そのものはなくならない」。

 とは言え、一般的に女は「思い出(の品)を大切に保管し、思い出と共に生きたい」と思考が強い。

 小学生の頃から「の子」「の子」なのかぁ・・・。恐るべし・・・。

 

 男は「自分」を社会という線上に見出してその線を生きる。つながりの中で自分を生かす。

 女は自分という「点」と相手という「点」を結び、その(閉ざされた)点と点の間を生きる。