女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

あなたの中の私

2011-04-02 | インポート

 昨日、約20年ぶりに大学進学予備校で働いていた時の後輩に会った。中途入社した私の3ヶ月遅れで入社してきた新卒の後輩

 実際に一緒に働いたのは一年足らず。北海道に嫁いだ彼女の結婚式に参加したのが最後(私の記憶では)。以来、年賀状で近況を知らせあう関係になっていた。「時間ができたら会いたい」「久しぶりに会って話がしたい」と言いながら、いつの間にかそれも社交辞令化しつつあった。

 それが・・・

今春、「長女が関西の大学に入学するになり、その準備のために少し長めに関西に滞在することになった」と連絡があり再会することになった

 20年会わなくても、会って5分もすれば当時の先輩後輩の関係に・・・。しばらくは当時のなつかしい話題で盛り上がった。

 その後、彼女にとって私が「勇ましく」「正義感が強い」先輩だったという話題に話が及んだ時、

後輩「そうそう中村さん、私むっちゃ覚えていることがあるんですよ」

中村「何?」

後輩「私が課長(当時の学務課の管理職で私達の直属の上司)に食事に連れて行かれそうになった時、

   中村さんが、『○○(彼女の旧姓)を食事に連れて行く理由を教えて下さい』とくってかかって結局行

   かなくてよくなったんです・・・」

正直、そんなことがあった、いや正確には「そんなことをした」ことを全く覚えていなかった。

 思い起こせば、当時私は25歳。自分のクラスの生徒や可愛い後輩を守るという使命感に燃え、日々戦闘モードだった。

 今思うとあまりにも自分視点

 全体を見て、会社視点で自らの役割をしっかりと認識して・・・と言うより、自分の後輩(だけ)自分のクラスの生徒(だけ)を守ることしか考えていなかった。

 これって、まさに「女」のアカンとこ

 視野が狭く、感情的・・・。最悪・・・。

 もし、現在(いま)の私が当時の私の上司なら、きっとその姿勢をとがめていたはず。

 

 とは言え、

 2時間ほどの楽しい時間を過ごし、彼女の中の私は昔も今もちゃきちゃきの男前。ということが確認できた。

 それはある意味自分のありたい、あり続けたい姿でもある。

 女を捨てず、女に甘えず、らしさを活かす。このブログのタイトル通りの自分を実現していきたい。