健康オタク

●健康な体

　中学生になって、少しの挫折期間を経て部活にも参加しているうちに健康な体になって来ました。

たまには風邪などで寝込むこともありましたが、小さい頃のような「要注意児童」を卒業したようです。


二年生の時には、郡大会にも出場しました。
何しろ三年生が部員に一人もいないという状態でしたので、卒業した先輩が心配して演技指導に来てくれました。

この年は東京オリンピックのあった年でもあり、日本の体操チームも大活躍して個人総合優勝を果たし、多くの金メダルを獲得したのです。

当時のオリンピック選手は、床運動、鉄棒、跳馬、鞍馬、平行棒、吊り輪という種目で争いますが、わたし達の中学生の郡大会は、床運動、鉄棒、跳馬という三種目で競いました。

わたしの場合、遅れての入部ですから床運動はそこそこ仕上がりもよく高得点を稼ぎましたが、鉄棒、跳馬は残念ながら振るわず、県大会への出場権を獲得できませんでした。

ただ、わたし達のチームからは２名が県大会へ出場することができました。


こんな風に幼少期は病気ばかりしていた私でしたが、見違えるほど健康体になりました。


中学生になったら、運動部に入部し健康な体づくりを目指すのだ。
という目標は実現したのです。

そして、健康のありがたさをこの頃に既に体に叩き込まれていたのです。


当時は気付いてはいませんでしたが、自然と人一倍、体の健康に気を使う人間として育っていたのです。


しかし、それは同時に少しの不調でも、口から出てくる表現は大そうな病に冒されれているような大げさな表現となっていたのです。

自分では、それが普通だと思っていたのですが、聞く人からみると「今にも倒れそうな」表現に聞こえたようです。



そんな、老人にも似た「健康オタク」として成人していったのです。


◆今日の祈り
全能なる御父天の神様、あなたの豊かな恵みと祝福に心から感謝申し上げます。
主の御前にあって愚かで弱く罪深いしもべをお許しください。

主の御恵みはこの愚かな僕に豊かに注がれています。
主の御助けによって、しもべの娘は本日退院しました。
主の哀れみに心から感謝申し上げます。

しかし、医師の所見によれば再活性化したウィルスは、水疱瘡ウィルスではなく、帯状疱疹ウィルスの疑いが濃いということでした。
この場合の完治率は、水疱瘡ウィルスによるものよりも低い傾向があるとのことです。

願わくは主よ、我が娘をかえりみてください。

どうか、娘の病が癒されますように、その病が完治されますように助けてください。
この祈りと願いとを尊き御子、主イエス・キリストの御名前を通して感謝してお祈り申し上げます。

アーメン