ドラマ「舟を編む」だったと思うが、夏目漱石の「こころ」のことが語られた
キーワードは「三角関係」それで興味を持って読み始めた、文字が細かくて難儀している
調べたら漱石の「それから」「行人」などいくつか三角関係の小説があるらしい、「行人」も収録されているから読んでみよう、きっと漱石さんは体験をもとに書いたんだろうな。
私も22歳ころに三角どころか四角関係を体験したことがあるから、その頃の心境になるのか?
「甲越戦記」訳もまだ始めたばかりだし、しかもまた別の長編を書きたくなって、これは忙しくなるぞ。
実は「新潮日本文学」全60何巻かのうち「石原慎太郎」「夏目漱石」「大江健三郎」「安倍公房」「北杜夫」「遠藤周作」「三島由紀夫」「川端康成」「井上靖」の9冊だけ買って未だに持っている
夏目漱石は昭和44年(1969年)に買った本で、9冊の中では最も厚くて重い
1050ページほどあって、本の厚さは6cmある、定価は1000円(消費税なし)
一番薄いのは石原慎太郎で厚さ3cm、450ページほどで700円だ。

これは昭和38年初版で。重版を42年に買ったもの、約680ページと厚い「石坂洋次郎」しっかりしたケース入り、これがびっくりの「サービス価格390円(消費税なし)」

値段と厚さとページ数ばかり書いて、肝心の内容を書いてない、それもそのはずで、この中で完読したのは北杜夫だけで、井上靖は半分くらい、あとは買っただけでほとんど読んでいない。
本棚の中で55年間ずっと立ち続けているだけだったのだ、読まないと申し訳ないと思うが視力が落ちてきて細かすぎる文字はキツイ、ルーペが必要だな。
でも集中できるのだろうか?
いえいえとんでもありません、これは読むだけです、ただ字が細かくて老眼には厳しい
大相撲が始まれば、ますます時間が無くなります、いよいよ忙しい。
大の里、初場所からどのくらい腰が重くなったか?稽古の成果を早く見たいものです。