(134)お春参上
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
お春(20)170㎝、甲賀忍者の末裔。凛とした美人で石川翔の影働きをする使用人。
石川の敵を始末する殺し屋でもある。なぜか頑なにノーパンを貫き通している。
お春の父(35)目元に優しさが滲み出ているが、全身からただ者ではない雰囲気を放っている。
お春の母、加絵(30) 美しく凛としていながらも目元に優しさが滲み出ている。
栗栖(18)3年生。2mの巨人で恐ろしい人相。10話で初登場し修一と戦ったがいつしか友情で結ばれる。
伝兵衛(年齢不明)伊賀忍者の末裔。150㎝。宦官のように性別不明の小柄な老人。お地蔵さんのようにだらりと布をまとい、善人とも悪人ともつかぬ顔。
N=ナレーション
栗栖が目を突き刺される寸前の絵。
次の瞬間、宙から湧き出たように、クナイが飛んでくる。
そのクナイが栗栖の目を突き刺さんとした腕にグサッと刺さり伝兵衛が「うっ」と呻く。
驚愕し、
司会者「なんと、忍者が使うクナイが突然宙から湧き出て伝兵衛の腕に突き刺さったではないか!」
観客達、騒然とする。
栗栖、虚ろな目をしてくらっと揺れる。
そしてそのまま仰向けにドサッと倒れる。
その様子をぼう然と見て、
真菜「いったい何がどうしたっての・・・?」
伝兵衛、片膝を付き痛みを堪えてクナイを抜く。
抜いたクナイを見て驚き、
伝兵衛(甲賀者が使うクナイ・・・)
辺りを見回し、
伝兵衛(甲賀者は一人残らず始末したはずじゃになぜ・・・)
姿の見えぬ相手に向かって叫ぶように、
伝兵衛「卑怯ぞ、姿を見せぬか!」
「妖術など汚らわしい術を使うお前の方がよほど卑怯であろう」とどこからともなく聞こえてきた声に伝兵衛が辺りを見回す。
観客達が天井辺りを見回し、
「この声は一体どこから聞こえてくるんだ・・・?」
「これも演出だとしたら念が入りすぎてるな・・・」
試合場の真ん中に、すーっと霞みがかった人影のようなものが現れる。
注、目だけ露出してるので性別も誰かも分からないが実はお春。
白の忍装束を身にまとった者が現れ、館内が「おおおーー」「なんだありゃ?」とどよめく絵の大ゴマ。
観客達、ぼう然とし、
「ひょっとしてイリュージョンか?」
「いや、本物の忍者でなきゃあの場所に突然現れるなんて不可能だ・・・」
突然現れた忍者に、
伝兵衛「甲賀のクナイなぞ使いおって、わしになんぞ恨みがあってか?」
お春「おのれ如き穢れ(けがれ)に訳を話すのも口惜しいわ」
隣に立ってる修一に訝しげに、
優子「ひょっとしてこれも演出?」
ぼう然と忍者を見て、
修一「いや、一体どうなってんだ・・・」
憎しみの目で伝兵衛を睨み、
お春「どんなにお前を探したか・・・」
《お春の回想》
人里離れた山間の桃源郷のような里に藁ぶき屋根の家が一軒ぽつんとある絵にN『滋賀県。人里離れた山間にある一軒家でお春は生まれ育った』
尚も同様の風景にN『父は甲賀の血を引く最後の継承者であった』
庭に建てた藁人形の胸に既に突き立ってた何本かのクナイを跳ね除け、ドスッとクナイが刺さった絵にN『お春は父に三才のときから武芸の訓練を受けてきた』
野良着姿の父が、十歳のお春を慈愛に満ちた眼差しで見て、
父 「見事。いまの呼吸を忘れぬようにするんだよ」
嬉しそうに父を見上げ、
お春「はい、お父様」という絵にN『このとき、お春、十歳』
庭に面した戸は全て開け放たれ、畳敷きの居間の真ん中に置いたお膳の上には昼餉の菜が並ぶ。
着物の上に割烹着を着た母が膝をついて膳の用意をしながら、庭で訓練している父と娘を見て満足げに微笑む。
立ち上がりながら庭にいるお春に、
母 「お春、お昼の支度ができたから、手を洗ってらっしゃい」
母に振り見て、
お春「はーい、お母様」
井戸にゆきかける父に、
お春「お父様、その前にヤギと鶏にエサをやってきます」
父 「うむ」と慈愛に満ちた眼差しを向け頷く。
台所の流しに立った母の後ろ姿の絵。
母の背後に伝兵衛が霞みのように現れて、すっと立つ。
母、背後に殺気を感じてはっとする。
母、まな板の上にあった包丁をバッと掴む。
包丁を突きの構えに持って振り向いた刹那、クナイで左胸を一突きにされ、
母 「うっ」
母 「お前は・・・だれか・・・」
母、無念そうに伝兵衛の足にすがりながらくずおれる。
絶命して伝兵衛の足元に倒れた母を無表情で見下し、
伝兵衛「ヤツの素性を知ってか知らずか」
母を見下ろす伝兵衛の後ろ姿に彼の声、
「甲賀者に嫁いだお前の不運を呪え」
父は首にタオルをかけて庭の端にある井戸の手漕ぎポンプをギィコギィコ押している。
同、台所
伝兵衛、仰向けの母の足側に片膝をつき、着物のスソを左右にめくって太腿を露わにする艶かしい絵の大ゴマ。
ノーパンの膣を凝視し、
伝兵衛「よくぞこれほどまで使い込んだものよ・・・」
懐から潤滑ゼリーが入った小瓶を取り出す。
ゼリーを掌に出す。
それを、そそり立った己が一物をしごくように塗りたくる。
挿入(死姦)しながら、
伝兵衛「こんな山中では他にやる事もないで、分からぬでもないが」
締まり具合に驚き、
伝兵衛「おお・・・なんと・・・」
快感にうっとりし、
伝兵衛「こりゃヤツが女房をいじり倒すのも頷けるわ・・・」
抽送に揺れる母の足首のアップに伝兵衛の声、
「なんともすごい締まりじゃわい」
母屋から離れた所にあるヤギ小屋(鶏もいる)の戸を開けて中に入りかけながら、
お春「はいはい、メリーちゃん、お腹すいたでしょ」
小屋の中でエサをやりながら、がっつくヤギに、
お春「あれあれ、そんなにがっついたらお行儀が悪いわよ」
父、水が出始めたポンプの先に小腰を屈めて顔を洗っている。
父、タオルで顔を拭きながら向こうの居間を何気なく見る。
父、異変に気付く。
父、猿のような身の軽さで前転しながら居間に飛び込む。
父、跳びあがって天井の下に掛けてあった槍を掴む。
ところが手にとった瞬間、前もって伝兵衛に四か所を断ち切られていた槍は父の手からポロリと落ち、父が驚く。
怒りを露わにし、
父 (おのれ何奴が!?)
事が済んで母から性器を抜きながら、のんきな顔で、
伝兵衛「久々に見事な名器に接したわ・・・」と言った伝兵衛の後ろに立った父が現場を見
てあ然としている。
殺された妻をぼう然と見て、
父 「加絵・・・なんと言う事を・・・」
憤怒の表情で、
父 「おっのれーっ!」
つづく
四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
お春(20)170㎝、甲賀忍者の末裔。凛とした美人で石川翔の影働きをする使用人。
石川の敵を始末する殺し屋でもある。なぜか頑なにノーパンを貫き通している。
お春の父(35)目元に優しさが滲み出ているが、全身からただ者ではない雰囲気を放っている。
お春の母、加絵(30) 美しく凛としていながらも目元に優しさが滲み出ている。
栗栖(18)3年生。2mの巨人で恐ろしい人相。10話で初登場し修一と戦ったがいつしか友情で結ばれる。
伝兵衛(年齢不明)伊賀忍者の末裔。150㎝。宦官のように性別不明の小柄な老人。お地蔵さんのようにだらりと布をまとい、善人とも悪人ともつかぬ顔。
N=ナレーション
栗栖が目を突き刺される寸前の絵。
次の瞬間、宙から湧き出たように、クナイが飛んでくる。
そのクナイが栗栖の目を突き刺さんとした腕にグサッと刺さり伝兵衛が「うっ」と呻く。
驚愕し、
司会者「なんと、忍者が使うクナイが突然宙から湧き出て伝兵衛の腕に突き刺さったではないか!」
観客達、騒然とする。
栗栖、虚ろな目をしてくらっと揺れる。
そしてそのまま仰向けにドサッと倒れる。
その様子をぼう然と見て、
真菜「いったい何がどうしたっての・・・?」
伝兵衛、片膝を付き痛みを堪えてクナイを抜く。
抜いたクナイを見て驚き、
伝兵衛(甲賀者が使うクナイ・・・)
辺りを見回し、
伝兵衛(甲賀者は一人残らず始末したはずじゃになぜ・・・)
姿の見えぬ相手に向かって叫ぶように、
伝兵衛「卑怯ぞ、姿を見せぬか!」
「妖術など汚らわしい術を使うお前の方がよほど卑怯であろう」とどこからともなく聞こえてきた声に伝兵衛が辺りを見回す。
観客達が天井辺りを見回し、
「この声は一体どこから聞こえてくるんだ・・・?」
「これも演出だとしたら念が入りすぎてるな・・・」
試合場の真ん中に、すーっと霞みがかった人影のようなものが現れる。
注、目だけ露出してるので性別も誰かも分からないが実はお春。
白の忍装束を身にまとった者が現れ、館内が「おおおーー」「なんだありゃ?」とどよめく絵の大ゴマ。
観客達、ぼう然とし、
「ひょっとしてイリュージョンか?」
「いや、本物の忍者でなきゃあの場所に突然現れるなんて不可能だ・・・」
突然現れた忍者に、
伝兵衛「甲賀のクナイなぞ使いおって、わしになんぞ恨みがあってか?」
お春「おのれ如き穢れ(けがれ)に訳を話すのも口惜しいわ」
隣に立ってる修一に訝しげに、
優子「ひょっとしてこれも演出?」
ぼう然と忍者を見て、
修一「いや、一体どうなってんだ・・・」
憎しみの目で伝兵衛を睨み、
お春「どんなにお前を探したか・・・」
《お春の回想》
人里離れた山間の桃源郷のような里に藁ぶき屋根の家が一軒ぽつんとある絵にN『滋賀県。人里離れた山間にある一軒家でお春は生まれ育った』
尚も同様の風景にN『父は甲賀の血を引く最後の継承者であった』
庭に建てた藁人形の胸に既に突き立ってた何本かのクナイを跳ね除け、ドスッとクナイが刺さった絵にN『お春は父に三才のときから武芸の訓練を受けてきた』
野良着姿の父が、十歳のお春を慈愛に満ちた眼差しで見て、
父 「見事。いまの呼吸を忘れぬようにするんだよ」
嬉しそうに父を見上げ、
お春「はい、お父様」という絵にN『このとき、お春、十歳』
庭に面した戸は全て開け放たれ、畳敷きの居間の真ん中に置いたお膳の上には昼餉の菜が並ぶ。
着物の上に割烹着を着た母が膝をついて膳の用意をしながら、庭で訓練している父と娘を見て満足げに微笑む。
立ち上がりながら庭にいるお春に、
母 「お春、お昼の支度ができたから、手を洗ってらっしゃい」
母に振り見て、
お春「はーい、お母様」
井戸にゆきかける父に、
お春「お父様、その前にヤギと鶏にエサをやってきます」
父 「うむ」と慈愛に満ちた眼差しを向け頷く。
台所の流しに立った母の後ろ姿の絵。
母の背後に伝兵衛が霞みのように現れて、すっと立つ。
母、背後に殺気を感じてはっとする。
母、まな板の上にあった包丁をバッと掴む。
包丁を突きの構えに持って振り向いた刹那、クナイで左胸を一突きにされ、
母 「うっ」
母 「お前は・・・だれか・・・」
母、無念そうに伝兵衛の足にすがりながらくずおれる。
絶命して伝兵衛の足元に倒れた母を無表情で見下し、
伝兵衛「ヤツの素性を知ってか知らずか」
母を見下ろす伝兵衛の後ろ姿に彼の声、
「甲賀者に嫁いだお前の不運を呪え」
父は首にタオルをかけて庭の端にある井戸の手漕ぎポンプをギィコギィコ押している。
同、台所
伝兵衛、仰向けの母の足側に片膝をつき、着物のスソを左右にめくって太腿を露わにする艶かしい絵の大ゴマ。
ノーパンの膣を凝視し、
伝兵衛「よくぞこれほどまで使い込んだものよ・・・」
懐から潤滑ゼリーが入った小瓶を取り出す。
ゼリーを掌に出す。
それを、そそり立った己が一物をしごくように塗りたくる。
挿入(死姦)しながら、
伝兵衛「こんな山中では他にやる事もないで、分からぬでもないが」
締まり具合に驚き、
伝兵衛「おお・・・なんと・・・」
快感にうっとりし、
伝兵衛「こりゃヤツが女房をいじり倒すのも頷けるわ・・・」
抽送に揺れる母の足首のアップに伝兵衛の声、
「なんともすごい締まりじゃわい」
母屋から離れた所にあるヤギ小屋(鶏もいる)の戸を開けて中に入りかけながら、
お春「はいはい、メリーちゃん、お腹すいたでしょ」
小屋の中でエサをやりながら、がっつくヤギに、
お春「あれあれ、そんなにがっついたらお行儀が悪いわよ」
父、水が出始めたポンプの先に小腰を屈めて顔を洗っている。
父、タオルで顔を拭きながら向こうの居間を何気なく見る。
父、異変に気付く。
父、猿のような身の軽さで前転しながら居間に飛び込む。
父、跳びあがって天井の下に掛けてあった槍を掴む。
ところが手にとった瞬間、前もって伝兵衛に四か所を断ち切られていた槍は父の手からポロリと落ち、父が驚く。
怒りを露わにし、
父 (おのれ何奴が!?)
事が済んで母から性器を抜きながら、のんきな顔で、
伝兵衛「久々に見事な名器に接したわ・・・」と言った伝兵衛の後ろに立った父が現場を見
てあ然としている。
殺された妻をぼう然と見て、
父 「加絵・・・なんと言う事を・・・」
憤怒の表情で、
父 「おっのれーっ!」
つづく
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