数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(174)  高山ウーロン茶

2020-01-06 14:49:55 | 漫画のシナリオ
(174)高山ウーロン茶

四百字詰原稿用紙換算8枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ち上がるように書いてあります。季節は常に真夏である。
登場人物
綾乃(35) 170㎝。寿司幸の女将。着物が似合う楚々とした美人。
N=ナレーション
   


   太陽がキーンと照りつける空の絵。

   修一宅の外観。

   玄関入り口。インターホンを押す綾乃の後ろ姿の絵。

注、半袖ブラウス、膝丈のタイトスカート。長い髪を下している。

   ブラウスの背が汗で濡れてブラが透けてる絵のアップ。

   そこにプルルルとアパッチに乗って帰って来た修一、10m先の玄関口に立ってる綾乃の後ろ姿に気づく。

   玄関前でキッと停車し、
修一「綾乃」

   ハンカチを頬に当てたまま歓喜の表情で振り向き、
綾乃「修ちゃん」

   ブラウス姿の綾乃に見惚れ、
修一(なんと清楚な女じゃろ・・・)N『十日ぶりに会った綾乃を見た瞬間、まずそう思った』

修一「ちょっと待っててね、バイクを駐輪場に停めてくるけん」と言われ綾乃が笑みをたたえて頷く。

   綾乃、手ひさしをしハンカチを鼻の下に当て、まぶしげに空を見上げる。

   マンション横の狭い通路から出て来て、
修一「ごめんね、暑い中またせて」

   そんな事ないというように首を振り、
綾乃「どこかに出かけてたの?」

修一「風を浴びとうてプチツーリングに行っちょったんよ。行き違いにならんでよかったわ」

   1階のエントランスのドアを開けて先に綾乃を入れ、
修一「こんなカンカン照りの中を会いに来てくれたのにすれ違いになったら腹を斬って詫びにゃならんとこじゃったわ」

綾乃「ありがとう。そんな風に思ってくれて」

   玄関内でキスしながら綾乃の尻を揉み、
修一「どうしちょったんな?ダンナに気づかれたらいけんけん俺から電話できんかったし・・・」

   尻を揉む絵のアップに修一の声、
  「ずっとやきもきしちょったんやぞ」

   2人、熱く見つめあい唾液の糸を引きながら唇を離す。

綾乃「心配かけて御免なさい」と言う綾乃のブラウスの両脇に汗が染みている。

    汗が染みた腋のアップに綾乃の声、
  「訳は修ちゃんの部屋で話すから」

   階段を上がる綾乃の後ろ姿(尻にくっきりパンツの線が透けている)。

   修一が来ないので綾乃が、あれっ?という顔で後ろを見下ろす。

   階段下で屈んでスカートの下を覗き、
修一「もう一段上がってストップ」

   綾乃、頬を染めて頷く。

   スカートの中(パンツが丸見え)を下から煽って描いた絵。

   恥じらって修一を見下し、
綾乃「これでいい?」

   階段下から屈んでスカートの中を覗き、
修一「バッチリですー。この光景を見とうて堪らんかったんよね」


   修一宅内、台所。

   流しの横に2つ並べたグラスに綾乃が令茶を注ぐ絵のアップ。

綾乃「はい」とグラスを手渡す。

   美味そうに飲み、
修一「あー、高山ウーロン茶が一番」と言う修一の眼前で綾乃がスカートをたくり上げる。

   そして陰毛を露わにしてパンツを下ろす。

   足首からパンツを抜く。

   恥らいながらパンツを修一に渡し、
綾乃「修ちゃんの命令通り3日間履き続けたパンツ。それでいい?」

修一「(歓喜し)おおー、憶えちょったか?」

綾乃「もうこんな命令しないでね、パンツは毎日替えないと気持ち悪いから」

修一「すんません」と言いながらパンツの股部に鼻をつけてくんくん嗅ぐ。

   尚もうっとりパンツを嗅いでる修一を綾乃が赤面しつつも、満更でもない様子で見ている。

修一「満足満足」と言ってパンツをポケットに入れるのを見て頬を染め、
綾乃(そのパンツ、どうするの?・・・)

   流しにもたれて令茶を飲みながら、
修一「で、あれからどうなった?」

   グラスを手に持ち、
綾乃「結局、離婚しちゃった」

修一「えっ・・・?!」

修一「店を盛り返せんかったんか?」

綾乃「(頷き)一旦客離れしたらなかなかね。ま、それもあったけど・・・」

   修一と向き合う綾乃の艶めかしいふくらはぎの絵に声、
  「夫が負った心の傷が一番の原因ね」

   自嘲気味に、
綾乃「お前はヤクザにからかわれて興奮してただろうって毎日責められて・・・」

   ブラが薄ら透けた豊かな胸のアップに声、
  「いくら否定しても信じてくれないの」

綾乃「そりゃアレを握らされたり、アソコに指を入れられるのを見たら、そう思っても無理ないわね」

綾乃「夫も忘れようと努力してくれたけど・・・」

   自嘲し、
綾乃「トラウマになってどうしても記憶から拭い去れないから離婚してくれって泣いて頼まれちゃったの」

   感慨深げに綾乃を見つめ、
修一「・・・結局、店を閉めたんか?」

   首を横に振り、
綾乃「ううん、夫と小僧さんの二人でなんとか続けてるわ」

綾乃「ヤクザがいなくなったらぼちぼちお客も戻って来てくれてるみたい」

修一「あの金はどうした?」

綾乃「そっくり手つかず。と言いたいけど引っ越しで少し遣わせてもらった」

   髪をかき上げて自嘲の表情で、
綾乃「愛し合ってじゃなく成り行きの結婚で、正直身体も合わなかったしね・・・」

   ため息をつき、
修一「辛かろうがなんとか乗り越えるしかないのう。時が薬よ」

   あっけらかんと、
綾乃「ぜんぜん辛くない」

   無邪気な表情で、
綾乃「私には修ちゃんがいてくれるもん」

   頷き、
修一「そのとおりじゃ」と言って空になったグラスを置く。

綾乃「よっぽど喉が渇いてたのね、お代わり?」と冷蔵庫を開けかける。

修一「いや、もう充分じゃ」

修一「修ちゃんは私にどんなパンツを履かせたいの?」

綾乃「パンツも服もぜんぶ修ちゃんの好みに揃えるから」

修一「前にリボンのついてない一切の装飾を排したシンプルなハイレグパンツが好みでござる」

   ノーパンのスカートの中を下から煽って描いた絵に修一の声、
「それと、ゆうちょくが毛の手入れをしてはならんぞ」

修一「美人が生えっぱなしにしとるゆう所に俺は興奮するんじゃけんね」

綾乃「(頬を染め)・・・はい。承知しました」

   つづく

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